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辿る

「願えば叶う」は嘘だけど。
学校行ってなくても、塾に通わなくても、障害持ってても、病気になっても、ひきこもりでも、勉強する力さえなくても、他人と違っていても。
案外なんとかなるものよ。

(大学一つ受かりました。どうするかまだ悩んでるけど、よかった。本当によかった。)

昔の自分、
案外なんとかなったよ。
生き延びてくれてありがとう。

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no title

悪人を減らそうとするより
善人を増やした方がいい

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ショコラ・ブラウン

きらきら光るアスファルト
いつも通り回る自転車の車輪

口の中で一つ、チョコレートが溶けて
冷えた耳たぶを温めていく

ついさっき嘘をついた唇を
きゅっと結び直して
耳の中で鳴るロックなラブソングに
心を預けてみても

夜風はまだ
全てを攫っていってはくれない

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そらいろ。

もうすぐ時計が、またひとつ、かちり、動くよ。
時においてかれないように、なんて、なんだかたのしくないね。
僕が自転するように、僕のセカイを自転させたい。君が笑っていたように、いつかの道端の花が咲き誇っていたように。
またひとつ、もうひとつ。

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強くならなきゃ…

この気持ちの正体を、本当は知っている。
でもこれを表に出したところで、たぶん私は変われないから、これからもこの気持ちに気づかないフリをするんだろう。

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Ep.2 父の残したモノ ストーリー8:英雄の凱旋

「ボル、久しぶりね」
天津神禍は大きな白い龍と話していた
「ええ...わかってるわ...私の言ってたことは、やってくれた?」
龍はうなずく
「そう...久しぶりに帰るわねぇ...」
天津神禍は龍に跨がり、どこかへと飛び立っていった...

天津神禍の言ってた援軍はさておき
シャングリラは強大だった
「しまった!」
「母さん!」
陵のロックシードが割れて、何かが咲夜を守った
「父...さん...?」
「大丈夫か?サクヤ...」
「あなた...」
「シャングリラ!俺の家族に手を出すとはいい度胸だな!」
「貴様...まさか!」
「お前を倒した...仮面ライダーだ!変身!」
STANDING BY!
COMPLETE!
サクはファイズに変身した
逆襲が始まった...

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加々阿甘味について論ずる

この時期、皆目を輝かす。
目線の先にあるのは、加々阿甘味。
この日は女が思ひ人にそれを送る日、の筈だった。
それがいつしか『義理加々阿』だの『友加々阿』だの言い出して本義はあやふや仕舞いには義理でもいいから加々阿が欲しいと言い出す恥知らずも出てきた。
馬鹿馬鹿しい、その一言に尽きる。
いや、言い過ぎか。私は懐古厨の兆しもあるし批判をするのには向いてないかもしれないな。

然しだ。

余りにも馬鹿馬鹿しい。
それだけは確信を持つ。
始めに男諸君、貴様ら加々阿が欲しいのなら自分を磨く事を怠るべきでは無かった。
加々阿甘味とは集まるべくして集まるのだ諸君。
次に女諸君、貴様ら『友加々阿』だの言いおって、巫山戯るんじゃない、そんなの何時もしておろうが。
甘いもの好きの横で飯テロなどするな、いいな諸君。

貴様ら、ここで一喜一憂などするな。
希望は捨てろ。貰えないものは貰えない。
無駄な足掻きほど加々阿甘味を離すものはない。
解ったな。
それでは解散。

P.S.これは90%の私怨と10%のチョコレートでつくられました。
よって理不尽かつ非人道的です。
これを読んでいるであろう賢明又は良い子の皆はこのような悪質なものに侵されず各々の思いとおりにチョコレートの受け渡しを行って欲しい。
だが一つ約束してくれ。
飯テロは勘弁してくれ、俺は甘いものが大好きなんだ。
公にやるなら少し配慮して欲しい。
お願いします。
反論等はレスで随時募集します。

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幸せ

よく、「幸せは各個人のもので比べるものじゃない」っていうのを聞きますが、
それは無理なんじゃないですか?
そもそもその文章に共感している以上比べてるのが前提なわけで、
それをもとにその考えを否定したい自分を肯定しているわけでしょ?
だったらもうその行為自体が証明足りうるじゃないですか。
それに人類がここまで繁栄してきたのは他の種族よりも欲深かったからでしょう。
いままでの犠牲を見て見ぬふりしてまで、
自分の「嫌」という感情を「悪」として肥大化させ、
肯定するために共感するこいう行為は
進化の為の犠牲に対して、それこそ嫌な行為なのではないでしょうか。
今の人間は本来の姿を晒すことに
おっくうになりすぎているのではないでしょうか。

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ノンシュガー #2

甘いものは嫌い
そう言ったけど 本当はそうでもなくて
お菓子は嫌い
そう言ったけど 本当は好きで
君に言うことは
全部 僕の願望の裏返しになる

好きなのに
裏返しになる

君は僕にチョコレートの模様の便箋に書いた
短い手紙をくれた
“ラブレター”?
それも僕の願望で

封筒の中の小さな包みを見つけた
チョコレートのチャームのストラップ

あのさ
僕は言う
甘いものもお菓子も嫌いなんだって
君は笑う
きしし と笑い
食べれないもん
そう言って 眩しく笑った

欠けたチャーム
続きは君の 手の中に

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独りになってよかったと思うときもある

とある金曜日。
先生に誉められた。
クラスの人とちょっと話せた。
部活の後輩の輪に一瞬入れてもらえた。
空がきれいだった。
こんなにも素晴らしい日があっていいんだろうか。
次は恐ろしいことがまっているんじゃないか。

とある次の月曜日。
ボールが顔に当たった。
約束を破られた。
好きな人が休んだ。
仲良しグループに怯えながら帰った。
ほらやっぱり、いいことの後には嫌なことがあるんだな。

だけどふと独りになった瞬間、空はきれいだった。
私は思った。


今日は金曜日よりいい日だった

だって、未来に怯えなくてすむんだから

次はいいことかもしれないって夢を見れるから

このくらいの方が自分らしいのかもな

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ノンシュガー #1

1週間前に
ねーねーと言ったら
甘いものは嫌い
と君は言った

一昨日
目が合って
お菓子は嫌い
と君に言われた

仕方ないじゃん 渡したいんだもん
だから
チョコレートの模様の便箋に
君の名前を書いているの

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 "I´ve got you under my skin"

窓辺のベッド
レースのカーテンは、柔らかく、微睡む
シナトラがふんわりと流れていて
灰のカーディガンにくるまる
どうせ首を長くして待つなら
そろそろ、コーヒーでも淹れようかしら
あなたは、夜にも昼にもあうのね
見えない道を辿って
あなたのところに行けたなら
ぼんやりと、そんな事を思う

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Ep.2 父の残したモノ ストーリー7:復活

ファイズの力は強力で、さっきまでの劣勢が嘘のようだった
「これで終わりだ!」
ロックシードを3回カットする
『クリムゾンスマッシュ!』
帝王に蹴りを加える...
帝王は倒した
だが、境界は限界を迎えていた...

町の中、至るところが欠落していく
その代わりとばかりに穴から出てくるクリーチャー...
この町の、『終わり』が始まった...

「何だよ!これ!」
陵はそのままクリーチャーと戦いだした
1体1体は弱いが、数が数なだけに、労力は凄まじかった
「それでは駄目」
そう叫んだのは、天津神禍だった
「誰?」
「神様...とでも言っとくよ...」
「なんじゃそりゃ」
天津神禍は何かを始めた...

咲夜が中心街に着いた時には、クリーチャーに町が半分以上喰われていた
「クソ!」
咲夜も戦いを始めた...

大きな音を立てて、割れた境界が広がった
と同時に、黒龍が表れた
「やぁ...久しぶりだね...」
天津神禍は黒龍に向かって言った
「天津...貴様...!」
「シャングリラ...私の育てた戦士達ははどうだった?」
「やはり貴様が...引き金かァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
シャングリラと呼ばれる黒龍は激昂した
「俺の受けた苦痛...貴様にも味あわせてやる!」
「ねぇ、こいつ誰?」
「昔、君のお父さんが倒したやつだ...さぁ陵くん、あいつを倒して」
「あれを?」
「そう、あれで境界が閉じるはずだよ」
「よし!」
陵は突進したが、シャングリラは軽くあしらった
「なんだ...?お前は?」
「君を倒した戦士の息子だ」
「なんだと!?ならば貴様も...同罪だァァァァ!!!」
猛り狂い、全てを破壊せんとする
「(うぉヤベェ)」
その時...
「ロック!」
EXCEED CHARGE!
「あら咲夜!早かったのね」
「天津様!?何故ここに!?」
「ちょっとね...後、シャングリラっていったらわかる?」
「え?あの?」
「そう、それがあれだから...よろしくー」
「よろしくって...」
「でも、援軍は呼んであるから...」
天津神禍は姿を消した...

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コンピューター・マーチ

“悪イトコロハドコデスカ?”
“私ガ治シテアゲマショウ”
ウサギ面した医者が云う
その面
半笑いの笑み
治してくださいな
と云うと
その口の端が僅かに吊り上がる


何か来る
どんちゃん どんちゃん
あれは
コンピューター・マーチ

コンピューター・マーチ
重たい図体してるくせに
軽やかなマーチが鳴り響く
“一緒ニ歌イマショウ”
どうやらこれは歌らしい

どんちゃん どんちゃん
ウサギ面した医者が
“悪イトコロハ治ッタカイ?”
と云った
張りついてる笑みが黒に潰される

そうか 彼等も
僕と同じだ
ダマサレタヒト

さぁさぁ歌おう
コンピューター・マーチ
世界に轟け
僕達の歌
僕達は

Perfect!!

感情世界は誰かの場所で
僕は機械的
0と1の世界に

コンピューター・マーチ
ぎこちなく奏でる
完璧な人々の唄