無くすことが拾うためなら
別れるのは出会うため
サヨナラの後にはきっと
おはようが待っている
どこかで必ず、また会えるさ
世界のどこかで
君の心臓が元気なら
それでいいと思っていられたあの頃は
きっと幸せだった
日常に押し流されて
君が好きだったわたしはもう
この世には居ないかもしれない
つまらない喧騒は
全部、夜に溶ければいいのに
違う世界の誰かを真似たって
憧れの誰かに化けたって
きっと僕ら、何者でもない
黙っていても笑ってくれる
黙っていても構ってくれる
黙っていても解ってくれる
そんなあなたにあまえてしまう
わたしを 許して
ゲンコツが宙を舞うようなそんな光景を想像してた。僕らがいつでも叫んでいるなんて、思ってくれるな。僕らがいつでも汗をかいてベソはんでいるなんて、見間違うなよ。小さなインデントが暗い暗い心の淵をゾッとするようなテンションで表すことだって、なきにしもあらず、気にせず続けた次のワンフレーズが馬鹿デカくラウドに表現されるようなそんな毎日を地で行くのさ。カッコつけ、何て言われたってかっこいいんだからしょうがないよ、しょうがないだろ?しょうがないことにしてくれよ、それが全てだ。春の空のような水色のカーテンを、もてあそんで、引き千切るんだ。そんでさ、ズタボロになった明日とか、10年後の未来とか、一片の価値もないようなことに頭を巡らして、しょうもねえなって笑うんだ、ついでにたまに泣いたりするんだ。僕らの笑い声とか、泣き声とかは、そんな吐き出されたどうでもいいような世界のはしっこの、ちょっと色褪せて色づいた景色のつれなさのため。けれどもすごく大切な誰かのため。何気なく吐き出した吐息が虹になって飛んでいくような、まるで幾何学のようなそんな日常を、今更、青春なんて決めつけるなよ。
ぼくの後ろに座っている君。
好きだ。君の事が好きなんだ。
話しかけたら、ひとつ、ひとつ返してくれる。
一緒に笑って、話してくれる。
ぼくの親友に想い人がいる。いつも、楽しそう。
心が痛い。
傷が開いていく。
これ以上、楽しくしないで。
親友とその想い人を一緒に見るのがつらいの。
いたいの。こわいの。
だから、どうか、
後ろに座っている君へ。
好きだ。
ぼくと一緒に逃げよう。
つらくない。いたくない。きずつかない。
幸せな世界に。
ぼくと一緒に、
逃げさせて。
あした、どんな顔して皆に会えばいいの。
あした、どんな感情をもてばいいの。
あした、どんな思いをすればいいの。
あした、あした、あした。
あしたのぼくは生きているの。
あしたのぼくはどこにいるの。
ぼくは、ぼくは。
あした、ぼくは存在しているの。
ほそくてうすいきみの足に
よく馴染むカラフルな上履き
ゴミ箱で息を殺しながら
みいつけた、の声を待っている
朝の喧騒をかきわけて
きみは机上の花瓶を投げ割った
安っぽい悲鳴をあげたそれは
花火のように舞い散っていく
ビー玉みたいな彼らの目と
しゅわしゅわ耳障りな歓声
ちぎれたノートの紙吹雪のなか
ぼくはきみの白い手首をひいた
ねえ、ここは息苦しいね
だったら逃げてしまえばいいよ
きみがぼくにそう言うから
ぼくもきみにそう答える
真夏の太陽に浮かされた脳
先の未来なんてどうでもよかった
酸素の煮えきったこの水槽から
ふたりで這いだせれば それで
ほほえましい と
ほほえむ きみが
ほほえましいです、
はぴ はろうぃーん
単純な性格の割にたくさん悩んで苦しんで勝手に凹んで、それはきっとバカみたいかもしれないけどだけど僕は今は楽しいと思える。
あのバンドの無料音源がタワレコになくても、あの子と全然話せなくても、今日は少しだけ許せるんだ、自分を。
何でだろうね。
ここ何日か学校に行くのも嫌で毎日毎日電車の中で体に力を込めて自分を守っていたのに。
今日の帰りの電車はなんだかいい気持ちだ。
冬島が静かなのは、雪の結晶が音を閉じこめるから。
あなたに降り注ぐ雪が、この優しい色の綿あめで解けて、私の声を届けてくれますように。
(好きなONE 〇IECEファンの絵描きさんの引用です。)
あそこにはそれぞれの場所がある。
君にもある。
過去の事を掘り返す必要なんてない。
心の中でアイツに水をかけてやった。
昔はダサかったとか、だからこそいいのに。
人の気も知らないで。
おまえは汚れたことがないのか?最低だな。
君は必死に抵抗してたけど、もっとやってもよかったんじゃない?優しすぎるよ。
私に言われた気がした。だから辛かった。
マスクはいい。
誰かに喋る前に1枚壁を通してくれる。
メガネはいい。
誰かとの前に1枚フィルターを挟んでくれる。
仮面を被って接してたら、「本当」の友達がだんだんと居なくなってった。
21年目の冬がくる。
サンタクロースは今年も来ない。
靴下を下げてみようかな・・・。
今年もまた、1人。
「勝者こそが正義だ!」ってよく悪役が言いそうな台詞だけども、あながちまちがえではないのかもしれない。
秋雨は私の頬の熱を奪って
けれど真っ直ぐアスファルトに砕けた
ねぇ、ほら
ぐずぐずしてたら冬が来てしまうよ
焦れた私の指の熱を奪って
漸く彼はプルメリアを揺らす
無口な彼の口付けに
乙女は そっと はにかんだ