すごくベタな問なのですが、「愛」ってなんでしょうか。
僕は勝手に「好きなところも嫌いなところも全てを肯定し好きでいられる」状態だと思っています。
どうにも世の中で聞く「愛」という言葉には中身があるのだろうかと疑ってしまいます。
そして自分は本当に愛を知っているのだろうかと疑ってみたくもあります。
皆さんはどう考えるでしょうか。
愛を、知っていますか?
ここはポエム掲示板ですし、せっかくなので詩で表現してみてください。
2人であった時の君は
いつもと違くて
出し惜しみしていたみたいだ
「いつもと違うね。」
「私服だからなぁ」
なんで君が言う素振りさえ
どこかに閉まって厳重に
鍵をかけたいような気分さ
あぁ、夕方4時のチャイムで
あぁ、夜が始まるのなら
冬なんて嫌いだ。夜は君を想うばかりで
なんにもさ、出来ないから、
永遠に朝がいい。それがいい。
全然君とは発展しないまま
僕は恐れている。
このままきみを独り占めみたいな気分で
死んでいけたら。
授業中の横顔や
掃除の時のバカ笑いとか
ありがちなラブソングに収めてしまいそう。
僕は君を好きだとか言ったことは無いし
そんな素振り見せてもないから
君といられるのかな。
あぁ、もっと知りたいと願えば
あぁ、何もわからなくなる
冬なんて嫌いだ、君の首筋を隠してしまうから。
君の心まで隠しているみたいで
早く夏になれ、それがいい
全然気持ちは収まりもつかないまま
トゥエンティフォーの前に
何故か待っている僕がいる。
半分は愛で、半分はなんだっけ
半分は恋で、半分は友情かな
半分は君で、半分は僕で
半分は愛で、きっともう半分は
永遠を願っている僕の悪い癖。
アイネ・マウア山脈は古い言葉で『テ・トルフィ』と言うらしい。『3層の山』という意味だそうだが、その名の通り、この山脈は3列に山々が列なっている。ソルコム側の山々を、『テ・エスト』、ケンティライム側の山々を、『テ・ウィゼ』、真ん中は『テ・ランデ』と言うらしい。その語源までは、流石のアーネストも知らない。ちなみに、『トルフレア』と言う国名は、この『トルフィ』から来たと言う説があるが、定かではないらしい。
そして、残念なことにこの山脈の登山道は、テ・エストのソルコム側、テ・ウィゼのケンティライム側にしかない。つまり、この旅は、道なき道を進むことになる。
「で、ホントにこっちであってるのか、シェキナ?」
真っ白な雪道の真ん中で、怪訝そうにアーネストは言った。
「大丈夫よ、アーネスト。この道を通ったのもそんなに前のことじゃないわ」
「それならどうして僕らはあの山脈に背を向けているんだい」
シェキナが振り返ると、なるほど、荘厳な山々がそびえ立っているのが見える。それも遥か後方に。
「うーん、おっかしいな......」
「きっと雪が積もってるから道が解りにくいんだ、あっちの方向へ向かってみないか?」
「...そうね、アーネストがそう言うなら」
なんとも頼りない二人である。先が思いやられそうだな...。
翌日、放課後の話だ。
「歌名、今日の放課後何も予定がないなら、一緒に帰りません?」
次の日、珍しく瑛瑠が誘ってみると、案の定目をまんまるにして歌名が問いかける。
「いいけど……どうしたの?何かあった?」
瑛瑠は、何でもないと言いかけてやめてみる。少しずつ、自分のことを知ってもらおう。
「柄にもなく妬いてしまったので、慰めてもらおうかと。」
冗談めかしてそれとなく言うと、歌名は一瞬ポカンとして、何それと吹き出す。笑い出した彼女に、瑛瑠もつられる。
「いいよ、傷心の友人には帰りにコンビニスイーツでもプレゼントしたげる。」
コンビニスイーツの言葉に、瑛瑠は目を輝かせた。例のコンビニおむすびの日、歌名は約束通り連れていってくれた。たくさんのスイーツに、どれにしようか迷ったものだった。
「で?英人くんなんでしょ?」
あれだけ避けてればわかるよ、何したの?そうにこにこする歌名の顔は“言え”と言っている。
隠すことでもないかと思い、口を開いた瑛瑠が紡ぎだした言葉。
「英人さん、昨日女の子とデートしてらして。」
「……は?」
可愛い笑顔の歌名の額には青筋が見えるのは幻覚だろうか。
狙えば外してしまうから
あえて眼中に無い素振りで。
例え君に恋人がいても
僕は傷つかないだろう。
恋を失うくらいの痛みを埋めるのは
最近はギターでは足りなくて
詞を書くのです。
希望を持って絶望とする。
君の視線をバレないように追った、追った、追ったんだ。
君はこっちに気付いちゃって
僕はまたやられてしまったよ。
君のことなんて簡単にぐちゃぐちゃに出来るから、君のことを守りたい。
君のことなんて忘れられるから、この気持ちを忘れたくはないのさ。
こっちの気持ちなんて
そっちはわかんないからさ
そっちの気持ちだって
こっちはわかってあげる気もないよ
こっちの気持ちなんて
そっちはわかんないからさ
そっちの気もしらず
こっちは君を好きなまんま
ぱっくりと開いた傷口
君は真っ黒な血を流しながら
僕に笑う
伽藍堂な瞳から
真っ赤な涙を流して
それは吐き気を催すほど
気持ち悪くて
それでも僕は
目を離せなかった
嘘
嘘
嘘
君のすべてが嘘だったとしても
僕は君を殺せなかった
君を消せなかった
君を憎めなかった
僕はそれを自分に突き刺して
僕も真っ黒な血を流して
一緒に笑おうか。
永遠に 宙ぶらりんでいることを
決めこんだ
どっちを選んでも、
泣く僕がみえるから。
寒いのは嫌いだし
雪なんてもっての他
だけど僕のこの気持ちが
この寒さで凍りついてくれるなら
ひょっとするとそれもいいかもしれない
その寒さで降った雪が
僕の心を真っ白に戻してくれるだろう
少し長居しすぎたね
色々迷惑をかけたようだし
そろそろ出掛けなくては
黒々とした夜の恵美須町
教室の窓の外を眺める度に
描いていた夢想を
もっと早く行かなきゃいけなかったのに
なぜここにいたんだろう
美しい空
見上げればほら
吐きそうな程気持ちのいい青だ
僕は旅する 空の旅人
もう少しここに居なよって
君はそう言うけれど
いつかは忘れてしまうだろう
君だって覚えてはいないだろう
美しい空
見上げればほら
かつてないほどの青だ
僕は旅する 空の旅人
知らなかった 吸い込まれる感覚
知らなかった 凄まじい青の恐怖
踏み出した足はもう戻らない
舞い落ちた後悔は砕け散る
『もう少しここにいたかった』
教室の窓から飛び立った
あの子の歌を今も歌う
美しい空
見上げればほら
いつか旅する青空だ