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甘味

一粒くちに放りこむ

すぐにとろけて
くちいっぱいに
しあわせが広がる

欲張って
たくさんのしあわせを求めれば

もうにげられない

甘さは

縛りに
苦しみに

それでもまた僕は、それを

くちに放りこむ。

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友だちの考え

「いじめがあかんっていうけどさ、見て見ぬ振りしてるひとも加害者やっていうけどさ、そんなんしかたなくない?だってかばったら、次自分がいじめられるやん。誰だっていじめられんのいややし。それに先生だっていじめに気づいてないわけないやん。そのくせ、そのいじめられてた子が自殺とかしたら、知りませんでしたってしらばっくれてさ。いや、知らんわけないやん!せっまい世界なんやから。こういうふうにさ、大人も子どもとおんなじで見て見ぬ振りするしな。大人と社会が子どものいじめとかに対する意識をつくり出してんのかもな。」


今日、友だちがぽろっと言った言葉です。なんだか目から鱗が落ちたような気分で、とても納得しました。確かにそうかもなぁって。

ばりばりの関西弁で書いちゃいました。分かりにくいとこあったら申し訳ないです。

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LOST MEMORIES ⅢCⅨⅩⅧ

自分がはっきり言わねば、チャールズもジュリアも、また口論になりかねない。
そう思った瑛瑠は、ジュリアの名を呼ぶ。
「ジュリアさん。たしかに私はある期間の記憶がないようですが、それをあなたが原因だなんて思っていません。……なぜそんなことを言うんですか?」
チャールズが何かを言いそうな気配がしたため、軽く横を睨んでやる。
――私は、ジュリアさんと話しているの。
圧をかけたつもりはなかったが、ジュリアは顔をひきつらせていて、口を開こうとしない。
「ジュリア、僕はジュリアを擁護するとかじゃないが、瑛瑠は本当に誰のせいだとか思ってない。ジュリアが籠ったあの日、何か悪いことしたかと気に病んでいたくらいの性格だ。」
ふぅと息を吐いて、横から同じ黒い瞳をのぞきこむ英人。
「感情はいらない。事実だけが真実だ。ジュリアがいつも言ってることだろ。」
このやりとりに、英人の性格や生き方、とりまく環境が垣間見えた気がした。

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インフルエンザの弊害

最近、インフルエンザ流行ってるよね。
そのおかげで、学級閉鎖とか学年、学校閉鎖とかもあるみたいだよ。
そうなった時、ほとんどの人が嬉しいって、めっちゃ喜ぶみたいだよ。ただ、自分がなっちゃった場合は除くけどね。
そうなるために、クラスでみんなインフルエンザにかかれーとかって言ってる人いるよね。(僕って、ムードメーカー的な所あるから、それを言ってる1人だけどさ)

だけどね、僕は正直、自分がインフルエンザになったり、周りがなって、学級閉鎖とかになるのは嫌なんだ。そして、君にだけはなって欲しくないな。

だって、学校休みになったら、君のこと数日間、見れなくなっちゃうだろ。だから、嫌なんだよ。ね。

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切りたてのレモン

白磁のように抜ける白の
瓜実顔の小さなはなに
切りたてのレモンを持っていって
そうしたら君
懐かしいって笑ったあとに
愛おしいって泣いてしまった
未練がっているのかと訊くと
滲みでた涙を枕に落としながら
私はもう満足だわと応えた
一つの咳で壊れてしまいそうな君は
頬の涙が渇かないうちに死んだ

彼女の最期に零した嘘は
枕にいくつかの染みをつけたが
やがて蒸発して消えてしまった
嘘はまだ
切りたてのレモンの香りがするようだ

君が運ばれたあと
私は夢中でその果実をかじり続けた
彼女を殺した切りたてのレモンは
これから甘くなる青いレモンなのか
胃を焼くほどに酸っぱかった

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ティラミス

僕にはお菓子好きの幼馴染がいる。
その幼馴染が体育館裏で声を抑えて泣いていた。
僕はただ、「いつもの所行く?」
僕達のいつものところとはファミレスだ。
そこでパフェやケーキを食べながら暗くなるまで会話するのが最近の楽しみだ。
僕達は店の角っこの席の座る。
「ご注文は、、、、。」
「ティラミスで。」
定員が話すのをさえぎり注文する。

「ティラミスです。」
ようやく幼馴染が口を開いた。
「、、、、ありがと」
「僕にできるのはこれだけ。あとは君次第だ。」
僕だって、君が好きだったんだ。

ティラミス、、、、、「私を元気にしてほしい」

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なんか

小さい頃あんなに好きだった
チョコレートドーナツの味が
どうしても思い出せない
あんなに好きだったのに
なんか悲しい

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ガラスのサンタマリア

色の消えた世界は 誰の眼にも映らないさ
暗闇にもなりえない夕暮れを
ただ胸に抱いている

光と影がただひとつ交わるとき
生と死がひとつになるとき
ガラスのサンタマリア
ひざまずいてただ目を閉じる
願うことはもうないのだから

時計が鐘を打ったなら
その十字架で私を殺してしまってください

どこも見ていない眼はただやさしく微笑む
ガラスのサンタマリア
色とりどりの光を通して
こんなにも美しく染まっている
どこかで影に混じり合って 曖昧に溶けてゆく

その歌声を聴かせて

ガラスのサンタマリア
あなたの眼は動きもせずに
ひとつ涙を落とした 純白の世界に

飛び散るガラスの破片は
落ちることもなく消えてゆく
放物線が終わる前に
最後の祈りを捧げよう
サンタマリア




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I LOVE YOU

いつもキミの隣で
嬉しそうにしてるあなたが嫌
何もかも知ってるくせに
分かってるくせに
今日もあなたは私の恋を奪っていくのね

サヨナラ
キミにそう言われてる気がして
悲しくてたまらない やるせない
そんな私をあなたは笑ってるんでしょ?

あなたに嫉妬する I LOVE YOU
キミに恋した I LOVE YOU

狂おしいほど
キミを愛して
あなたを羨む

何も届かない
無情なI LOVE YOU

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ほんと、私のこと好きすぎでしょ。知ってるけどさ。私も好き。

暗くて励ますばかりだったやりとりも

最近明るくて冗談の入るやりとりなのは

私のあの言葉が原因なのかなとか考えると

やっぱり嬉しくなってしまう