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しろいろ

ねぇ、

君は何を見ているの?

正直者が馬鹿を見る世界
ニセモノで溢れるこの世界で

君の澄んだ瞳に映る朝

君の素顔が知りたくて
過去も未来もここに居る

しろに染まれと願う朝

それでも君には届かない。

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 1.ネクロマンサー ②

真っ黒なパーカーで、そのフードをしっかり被った少女。
下はデニムのショートパンツと黒タイツ、そしてありふれたスニーカー。髪はギリギリ肩につかないぐらいの長さだ。―だが、その目は恐ろしく鮮やかな赤紫色だった。
「…なに」
暫くの沈黙ののち、”死に神”は問いかけた。その声からは警戒心が剥き出しだった。
「あ、あの…”死に神”さん、ですよね?」
恐る恐る尋ねると、”死に神”は舌打ちし、立ち上がってこう言った。
「ごあいにくだけど違うね。そもそも、神なんてこの世に存在しない。いたらここまで酷い世界にならなかったハズだよ?」
このときわたしは驚いた。”死に神”は、わたしよりも頭一つ分背が小さいのだ。「じゃ、じゃあ…何なの?」
”死に神”の口調に気圧されて、わたしの声は震えた。
「何って…聞きたいっていうのかい?」
わたしは深くうなずいた。”死に神”じゃなければ、何なのか。
「…ボクは”ネクロマンサー”、和訳すると”死霊使い”」
”ネクロマンサー”はそう言って両腕を広げる。 
「ネクロ、マンサー…」
「そうさ、都市伝説上の存在じゃない。第一、どっかの誰かさんがボクを見て”死に神”だと思っただけなんだろう?」

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正解はどこに

うるさいうるさいうるさい!

少年は町の喧騒に耳をふさぐ。

ふれるなきもちわるい

肩に置かれた手を振り払う。

このよはきたない、だからきらいだ

そう思って生きてきた。

それとも、ぼくがおかしいだけかい?

少年はぽつりと呟く。

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学生時代だけが青春なの?

青いまま大人にはなれないの?

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1日

1日が30時間だったらいいのに
全然時間が足りないや

やりたいことが多すぎる
もっと時間を大事に使おう

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無茶ぶり

私に書いてほしいポエムのお題やテーマはありますか?もし、ある方はレスください。書けるかわからないけど、短編小説(?)のお題とかテーマでも大丈夫です。

追記:
そろそろ固定タグでポエム募集するかもしれません。

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✩.*˚

いっそ「嘘つき」って僕の手を離してくれ

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  <―――

恋 枯 普 セ
は れ 遍 ピ
絶 た 的 ア
望 薔 日 の
  薇 常 写
  を の 真
  も 桎 と
  潰 梏 ラ
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  な 虚 デ
  い 妄 ヴ
    に │

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空腹

お腹減った

きっとこの空腹感は

あの日の二番線ホームに似ている

何気ない空虚

お腹空いた

きっとこの空腹感は

何かを埋めたいという

何かを望む力

腹減った

帰りにクリームパンでも買おうか

いや、でも節約中だからやめとく

そうやってあの日も間違えたんだ

家に帰れば

温かい夕飯が待っている

それまではこうして

腹を鳴らして

環状線は揺れる

僕を乗せて揺れる

僕の気持ちと共に

僕の心情と共に

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LOST MEMORIES 417

バニラシロップとスチームミルクの組み合わせに、滑らかなフォームミルクをたっぷりのせ、その上からエスプレッソを注いでアクセントに。仕上げに、どこで作ったんだかオリジナルと思われるキャラメルソースをトッピングするチャールズはカフェの店員さん。
バニラの風味が作っている間も鼻腔に届き、その甘さが絡まっていた糸を1本ずつほぐしていくようだった。目の前では、チャールズの手が慣れたように動く。
「チャールズって何ができないの?」
どうせできるのだろうと思ってお願いした節はあるのだけれど、やはり期待を裏切らない男チャールズである。
瑛瑠がチャールズの手つきに見入っているのを見て、チャールズは苦笑する。
「私なんてできないことだらけですよ。」
瑛瑠はチャールズを見上げる。
「例えば?」
キャラメルソースをくるっと落ち着けたチャールズは柔らかく微笑む。
「お嬢さまの気持ちを読み取ること、とか。」