最近上手くポエムが書けない。
上手く書こうとするからダメなのだろうか。
加工としてもありふれた言葉をただ並べている感じがしてどうもその言葉を自分のものにできていない感じがするというか。
スランプだな。
話したいのに話せない
あなたからの一言が邪魔をする
でもきっと それは意地を張るためのただの理由
もう変わっちゃった?
もう少し早く気づいてたら良かった?
どうかまだ待っていてくれたらいいな
一人でいい、なんて
独りがいい、なんて。
子供部屋の隅の戯言
本当は、
誰もいなくならないでほしくて
ずっとそばにいてほしくて
我儘と貶され、傲慢と叩かれ
まだまだ子供の僕は
まだまだなんにも分かっていない
次は君だと
後は頼んだと
誰もが僕を一人残して去っていく
笑い声が満ちたあの部屋も
話ながら歩いたあの道も
空虚に思えた
けど今は違う
次は君とだと
今は隣に立っている
あの日感じた空っぽな気持ちも、今はもうない
今は追い付いた
今は隣に立っている
今は共に前を見ている
今は共に歩んでる
また一人
また一人と旅立って行く季節が来た
後は頼んだと
また隣に来いと
次は想いも託して、信頼して
また残していく
僕は歩く
あのたくさんの背中を追いかけて
今はもう空っぽの気持ちなんてない
追い付くって分かり切ったような顔して歩いている人たちが
この道の先にいるって僕はもう知っているから
ふと耳たぶを触る
ぽつぽつ
と空いている2つの穴
あの時は痛かったなあ
なんて思ってみる
初めてできた彼氏で
彼は何も知らない私にいろんなことを教えてくれた
料理に勉強…
もちろん初めての夜だって彼
その途中に私はワガママを言った
「あなたと同じ場所にピアスを開けたい」
ってね
あなたは一瞬驚いたけどすぐに
「わかった」
って言って自分の使っているピアッサーを持ってきた
あなたは右耳に2ヶ所開いていたから
私も右耳に2ヶ所開けてもらった
懐かしいな…
「ママ、どーしたの?」
「ううん、なんでもないわ。そろそろ帰ろうか。パパ待ってるし」
「うん!」
私は娘と手を繋いで歩いた
その彼が今はパパなんだよなあ
って思いながら
声を
殺して
息が
出来なくなる
喉が
痛くなる
優しさも
忘れてしまうほどに
苦しい
助けを
求める
気力もない
厭になって
眼を
逸らしたくて
消えたくて
死にたくて
堂々巡りの
毎日を
変えることを
諦めた
逃げていた
「人生、傷つくものだから、傷つくなら、
自分の世界を守ればいい。」
君の言葉で目が覚めた
生きててよかった
大切なことに気づけた
「…あいつの能力の話、ちゃんと聞いてた?」
あ、そうだった、とわたしは思い出した。そもそも目が発光してるし…そういえば、どういう能力だっけ?
「あいつの『人やモノの行動の軌跡が見える』能力を使って、お前の行動を追っかけてるんだよ。でも、あいつの能力じゃ、行動の”軌跡”は見えても、誰のものかの特定はできない。ここでネクロマンサーの登場だ。ネクロマンサーの『過去そこにいた人やモノが残していった記憶を扱う』能力で、記憶を見て誰のか判別してんだよ」
わたしの心を察したのか、師郎がご丁寧にも説明してくれた。
「…なんか、探偵みたいだね」
ふと思ったことを呟くと、師郎は目を丸くした。
「は? あの2人超バカだぞ? ぶっちゃけ俺以下だから」
「ちょっと気が散るから黙ってくれる?」
不意にコマイヌが振り返った。その黄金色の目はあの明るくおしゃべりな耀平のものではなく、むしろ獣のような恐ろしさが灯っていた。
その恐ろしい目に睨まれて、わたしは恐怖で沈黙したが、師郎は慣れているのか、すまんなと言うだけだった。
これ以上文句を言われるのは嫌だったから、わたしは黙って彼らの後を付いて行くことにした。
結月視点
翌日。突然、僕の携帯からLINEの着信音が鳴った。画面に映し出されたのは、『涼香(^。^)』の文字。不思議に思い、見てみると、「今、何処にいる?」と書かれていた。「家」と返すとすぐに、既読がついた。「駅の前のカフェに来て」と言われて、警戒して一応刀を持って行った。
カフェに行ってみると、涼香がいた。こちらに手を振っていたので、向かってみた。涼香に、
「なんで、生きてんの?」聞くと、
「逆に聞くよ。なんで、あたし死んだことになってんの?」と返ってきた。
「は?」
「あたし死んでないのに、死んだことになってるんだもん。は?って言いたいのは、あたしの方だわ。」
「だって、僕の前で、血流して、倒れてたじゃん!息してなかったし。」
「それがよくわかんないの。あたし死んでないのに、死んだことになってんの。」
「つーか、なんで、涼香は、自分が死んだことになってんの知ってんの?」
「ほら、ニュースになってた。あたしは、有名人だから。」
「ああ〜。特殊部隊の代表だからね。」
「そうそう。で、なんで、あたしの死体があったのか、調べてよ。」
「りょ。」
【続く】
初めて君とケンカした。
一日たりとも欠かさなかったラインも今日、初めてしなかった。
ケンカになった理由は些細なことなのに、お互いの無駄に高いプライドが仲直りを邪魔してる。
最初は本気で怒っていたけど、次第に寂しくなってきた。仲直りしたい。また笑って話したい。
でも、ラインを打つ手が動かない。
このまま、消滅しちゃうのかな・・・。
ごめんね。