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いつのまにか忘れたもの

忘れてしまった
恋をするって感覚
っていうか、恋って何だろう

その人のことを考えるだけで心が締め付けられるもの?
人生に彩りを添えるもの?
手に入らないと思っても欲しいと思うもの?
失ってしまったときに初めてその大切さが分かるもの?


誰か教えて。恋をするって何?

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ご挨拶

皆さんこんばんは。イカとにゃんこでございます。(お前なんか知らねえ((
はい。しばらく書き込みしなくて申し訳ありませんでした。ですが、おそらく来週の月曜日には再開すると思われますが、中間テスト前のため、勉強に専念させていただきたいと思います。
月曜日までの間に書き込むとしても短くなってしまうかと思います。どうかお待ちください。
それではまた会いましょう。


イカとにゃんこ

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バカ騒ぎの昼休みの後が
赤点の答案だったとしても、
笑っていたらきっと満点?

モラトリアムめいた考えと
会えてよかった、の言葉は
まだ胸にしまったままだけど

こんな日々が愛おしいから
終わりなんて来なければいいのに。

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題名未定 part1

あなたは光。あなたは太陽。あなたは星。

あなたにとってわたしはなんだろうな。

光かな。それとも影、闇かな。

何であっても、私のことを愛してほしい。

いつだって愛を永遠に求めてる。

「ここにいるよ。」そんな言葉で。

「愛してよ。」なんて素直な言葉

あなたの前でなんて口が裂けても言えない
けど

いつだってIt does not change to like.

ねぇ、あなたもそうでしょ?
そうでしょ?

そうだといいな。

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高校先

出会うのに12年かかって
知り合うのに3年かかって
仲良くなるには
あと3年しかない

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近くなったって思ったらまだ遠くて
片思いしてる気分で
何思ってんのか分かんなくて
近づいてもいいのか遠ざかった方がいいのか分からなくて
近づいてほしいのか遠ざかってほしいのか分からなくて

話したいって思えば思うほど
分からないことが増えて
私はまだあなたのことを知らない

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☆☆☆年 7月9日(土)晴れ 日直 月のない夜

ーーー今日、いつもの場所で待ってます。
めぐみ

「みゆき」
めぐちゃんからのメッセージを読んでいた顔をあげると、私服姿の哲くんがみえた。「遅れてごめん!」「大丈夫」
ぱたぱたと駆けてきた哲くんの目が、にっと細くなる。「浴衣じゃん、かわいいね」ほめられると、嬉しい。
でも現実じゃないみたい、めぐちゃんのことで頭がいっぱいだから。
哲くんの話から、わたしが誤解してたんだってわかったけど、あの日から気まずくて、めぐちゃんとは教室でもあまり話さなくなっていた。
「みゆきは何たべたい?」「なんでもいいよ、哲くんは」めぐちゃんも怒ってるだろうな、と思っていたら、たった今メッセージが届いたのだ。「じゃあ焼きそばたべよ」青のりつくのにな。「うん」左手が、哲くんの右手に連れていかれる。
「あ、金魚すくいでもする?」「え」わたし、小さい魚がこわくて、そのせいで小学校のとき教室に入れなかったくらいで
「なにこれ行列だ、やめとこっか」「うん!」その話をしたとき、めぐちゃん、わたしも黒板の色がこわくて慣れるのに時間がかかったって言ってて
「あれ、哲じゃん」バレー部のひとたちだ。「ほんとにデートしてるよ」「あのこ超かわいい」「ずるいぞ哲」小さい魚と黒板じゃ、こわさが全然同じじゃないよって言ったら
「もうすぐ花火はじまるって」「ふたりも一緒にみようよ」哲くんがてをのばす。「だって、行こうかみゆき」
めぐちゃんと3時間くらい口論になったっけ。
「ひょえーもうみゆきとか呼んでんの」「哲ったら、すみにおけないな」
なんでわたし、ここにいるんだっけ。
「あれ、みゆき、なんで泣いてるの」わたし、泣いてるんだ。
「なに泣かせてんの」「いや俺なにも、」言わなきゃ。「ごめんなさい!」「え」「花火大会行くの、OKして」祭りの喧騒が、わたしの周りだけ消えていくのがわかる。
「わたし、行かなきゃならないところがあるの」「みゆき、」わたしのこと、大切にしてくれるひとがいるのに
わたしはちっとも大切にできていなかった。「ほんとうに、ごめんなさい!」
バレー部のひとたちが、哲くんをからかう声が遠くなる。
慣れない下駄は、からころからころ、神社までまっすぐに、わたしを連れていく。

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夢物語

例えば全身
例えば洗濯物
そんななにかを洗うみたいに
地球まるごと洗えたら
丸洗いして汚れを落としてぴかぴかにできたら
そうして今あるすべての種類の汚さが洗い落とされたら
どんなにかこの世界は澄みわたって見えることだろう

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ああ、

雨に濡れてる君が綺麗。

泣いている君が美しい。

一生懸命な君が好き。

頑張る君が素敵。

汗水流している君がカッコいい。

その全てが私の光となるんだ。

ああ、これは私が可笑しいのだろうか?
それとも、神様のイタズラなのだろうか?

ああ、
それでも私はあなたが好きだ

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大人

大人って何だろう
20歳からは大人?
本当にそうなのか。
歳をとった人間は皆、大人なのか。
社会に出たから大人なのか。

そうじゃないだろう。

自分を自分で支え、そして人のことも支えられるようになったら。
そして、辛い時は誰かに凭れ掛かれるようになったらきっと立派な大人なんだ。

支えるだけじゃない。

凭れるだけでもない。

両方できて初めて大人になれる。

私は、なれるかな。

そんな強い大人に。

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桜木ノア #04 5月20日(月)

相変わらず桜木ノアがクラスメイトから好ましく思われないまま2週間が過ぎた。しかし、それは嫌悪から来るものよりも、彼女の言った通り無関心に近いものだったため、本人は居心地の悪い思いをしていないようだった。
そのことに密かに安心している俺がいた。
彼女がクラスメイト達に嫌われている間、もちろん良い気分ではなかったわけだが、しかし何もすることができないまま時間が過ぎていた。時間が解決してくれることを願っている情けない俺もいた。
俺はいつも、そうだった。
クラスメイトがいじめられているのを見たこともあった。けれど無関係であることを主張するばかりで、そこから助ける努力なんてまるでしてこなかった。そんな自分が嫌だったはずなのに、高校生になってもまるで成長していない。
桜木ノアには、そんなことはなさそうだ。
俺には彼女が後悔しているところを想像することさえできない。彼女ならきっと、そのストレートな物言いで事件を解決に導けるのだろう。
そんなことを考えながら、自覚してしまった。
俺はどうも、桜木ノアのことを気にしている。

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「今日は全体的に強い風が吹いています。南からの湿った空気により、日付が変わる頃には大粒の雨になるでしょう。」テレビから聞こえる予報を聞いて家を出た。強風に向かって走れば空を飛べる気がして。あぁ、そうだ、日の当たらない努力ほど尊いものはない。生きている限り。

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LOST MEMORIES 433

 チャールズは、わずかに肩をすくめるに留まった。
「気を抜いていました、以後気を付けます。」
 というのも、チャールズがどんな子どもか、なんて言うものだから。しかも、普段そんな気の抜いたようなことを言わないから。
「私、女の子に会ったとしか言っていないのに、なぜどんな子どもだったか,なんて聞くの。」
 瑛瑠くらいの年であれば、子どもなんて表現を、少なからずチャールズは使わない。
「しかも、普段のチャールズならそんな緩んだこと言わないのに。」
 嫌がらせだと思った。たぶん、ジュリア経由で聞いたのだろう。それなのに瑛瑠は何も言わないから。
 瑛瑠の嫌がるようなポイントをうまく押さえているのだから、相当性格が悪い。知っていた。
「……チャールズのばか。」
 楽しそうなチャールズの顔が横目に見えるから、なんだかどうでもよくなってしまって、お小言を受けることにした。

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LOST MEMORIES 432

「だから、そういうことを言っているんです。」
 しかめっ面さえきらきらしているなと思う余裕が出てきた今の瑛瑠は敵なしである。
「別に隠していたわけでもないんだよ。純粋に忘れていただけで……。」
 困ったようにため息をつくチャールズ。
「しかも、ヴァンパイアのアンテナ保証付きと来ましたか。」
 妙な言い方をする。
「どんな子どもだったか教えていただけますか?」
 ……改めて、妙である。
 重ねて、妙である。
「わざとなの?」
 ほんの少しだけ、癪に障った。

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世にも不思議な人々⑮ 斬って切る人その3

 通り魔の振り下ろした物体をオータロー、何とか躱すも、通り魔、遠心力を利用して素早く回転斬りを仕掛けてくる。その連撃を全てやり過ごしつつ、オータローは会話を試みた。
「何、その、長いの!刃渡り、が、完、全に、片手剣、なんだが!?」
「ッ、ノコギリ!」
「はぁ⁉そんなん、あんのか!」
「さあ、諦めて、嫌な記憶、飛ばそ⁉」
通り魔、いつの間にか左手に出刃包丁を持ち、二刀流で攻撃してきている。
「記憶、首ごと、飛びそう、なんで、遠慮、しとく!」
「往生際、悪いなぁ!ボクに、任せて、おけば、問題、無いから!」
「大体、嫌な記憶、と言うなら、お前に、遭遇、したのが、最悪の、思い出だよ!」
「何ぃ?こっちは、慈善、事業で、やってる、ってのに、その、言い草は、何だ!」
「クッソ…能力の、範囲に、回避が、あって、良かったよ、ホント!ああ、クソ!しつこい!」
「そっちこそ、観念して、斬られな!」
 そうこうしているうちに3分ほどが経過し、通り魔の方に疲労が見えてきた頃合い。何処からか何か四角い物体が飛んできて通り魔に当たり、
『通り魔はその中に吸い込まれた』。
「ハァ…一体…何だったんだ……?いや、何となく見当は付いてるんだが……」
「その通り。僕の能力だ」
 声の方を見ると、チャチャを先頭として第二コミュニティの面々が立っていた。

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2人の世界

「好き」って言葉が言えなくて
「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」の
あいさつ交わしてすれちがうだけ
話しかけられなくて、
好きという気持ちを誰にも言えなくて
だけど、たまに会えるだけでも嬉しく感じている

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ほんと、ここは冷たいのね
少しだけ
笑ってくれてもいいんじゃないの?
それもしなくていいほど
さらけ出してるのかも
しれないけど。

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愛しい明日の延命装置

汗がしみてピリピリ痛む
今にもパーカーの袖が
赤く滲んできそうで怖かった
包帯も巻かずポケットにつっこむ
なかの百円玉を弄ぶ
いじめっ子から守り抜いたぼくの勲章
頬の内側が鈍く痛くて
ベッドのうえで蹲っていたい
痛い痛いと泣いていたい
でもそれじゃあ生きてるとはいえないね
殴られた痛みさえ
愛しい明日の延命装置