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リピート

前に好きだった歌
前によく行った店
今日までのすぐ隣
潜むさよならの影

前を向いて明日へ

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あなたが歩むその道で

これでお別れ。

そうじゃないよね

これからあなたはずっと歩いて行く。

楽しい寄り道をしていただけだから、

きっとこの先でも

私たちも自分のペースで歩くんだ

前を向かせてくれる

その背中を追いかけて。




ありがとう、またね!

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Thanks for…

喜ぶべきなのか悲しむべきなのか、
未だに決めかねている。
本来であれば喜ばしいことのはずなんだけど、
寂しさも心に混在してる。

中2高2はそこまでフリーダムじゃなかったけど、
不思議と「フリーダム」は元気をくれた。
とおやま校長との掛け合いが、
冷えきった心を融かしてくれた。

教頭は生徒たちを照らしてくれて、
これからも太陽であり続ける。

現実味ないけど、しっかり現実なんだよね。
想いを書いてたら際限がないから、そろそろ終わりにしよう。

あしざわムネト教頭先生、

5年間、本当にありがとうございました。


p.s.
喜びも悲しみも、どっちも必要だから、どっちかに決めなくてもいいや。
両方でご退任を祝福しますね。

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ありがとう

何気なくつけたラジオ
あの日あなたの声をはじめて聴いた
永遠だと思っていた
だけど永遠なんてないのかな
でも私は信じるよ
私の心の中にずっとあり続けるんだから

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あしざわ教頭、

やっぱり信じられないな、教頭がいなくなるなんて。
自分がこの学校に出会ってからずっといて、変わるなんてコト、考えたことなくて。
でもその日はやってくるんだなって。
…やっぱりすべてのモノに終わりはあるんですね。
でも終わりは始まりだと、前に誰かが言っていました。
教頭の「教頭人生」は終わってしまうけれど、それとともに新しく何かが始まってく。
教頭、最後は笑って別れましょう。
そしてそのまま突き進んでってくださいな。
あと、たまには帰ってきてくださいね。
…なんだか、しんみりしてしまいましたね。
退任まで、あと大体1時間と20分もあります。
だから、残りの時間笑って笑って…いい思い出にしましょう。
というわけであと1時間と16分、よろしくです!

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 7.サイレントレイヴン ②

「そういえば、この間会ったよね?」
いつもと変わらない日曜日、いつものように“彼ら”とショッピングモールに集まった私は、何気なく黎に言った。
「…」
が、本人は沈黙。
「…なに?どっかで黎に会ったの?」
ネロがちょっと訝しげにこちらを睨む。
「あー…まぁ、この間、道端ですれ違ったんだよね」
特に話したりはしなかったけど、と応えると、ネロはふーん…とうなずいた。
「何も話さなかったって…コイツとならよくある現象じゃん」
「それな、てか黎はお前さんと関わる気ゼロだから。だから話しかけたって何も起きない」
耀平と師郎は苦笑する。
「…黎、…こいつに会ったの?」
ネロが尋ねると彼はまぁ、とうなずいた。
「…会ったのか。まーでも面倒ごとに巻き込まれてなきゃいっか」
そう言ってネロは黎の隣に座った。
「め、面倒ごとって…」
「お前がいると大概面倒なことが巻き起こるからだよ」
わたしのつぶやきに対して、耀平はムスッとした顔で答える。

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じゃあ、また。

そうか
出ていくんだな
気づかぬうちに
こんな年月が経っちまった
あんたが初めて言葉を放った日
あんたが初めて叫んだ日
あんたの幸せをみんなで祝った日
あんたとの別れを名残惜しんだ日
下らない日々だったかい
何てことない日々だったかい
大切な日々だったかい
楽しい日々だったかい
それも今日で変わっちまうんだな
そうか、出ていくんだな

淋しくなるよな
あんたとの日常は
当たり前なはずだったんだ
今でもそんな気がするんだ
だからこそあんたが行っちまうのを
当然とも思わないよ
またどうせ顔を出しに来るんだろ
ずっとここで待ってるよ

だから、やっぱり俺は
「また明日!」って言うんだ

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最初から最後まで、あなたは。

なんども左右するバーナー
言葉を選んで 書き込んで
たった20分程度しか話したことはないのに

小5から聴いてきたこのラジオ
教頭が就任するとき そして今日
私はあなたの教頭としての一部始終を
見守ってきたことになります

私は自分の人生とは切っても切り離せない
そんなこのラジオに
幾度となく救われてきました

毎朝毎晩 歯を磨くのと同じくらい
SOLのことを考え登校し下校する
昼の学校も夜の学校も



実は私が叶えたい夢
教頭が一つ叶えてくれたんです

それは「スクールオブロック に花を届けたい」


明日教頭の元へ届くブーケ


是非、彼ら「花」の「言葉」に
耳を傾けてください

私が抱く教頭への尊敬の気持ちは
「変わらない」です
そして教頭のこれからに
「希望」の日々が満ち溢れますように




約束、必ず守ります。
いっぱい勉強して「知識」をつけて
ちゃんと卒業したら絶対言いに行きます。
それまで待っててください。

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あしざわきょうとう

「ん?その名前知ってる!」
校長と一緒にそう言って握手してくれたこと、教頭は覚えているでしょうか。

秋田まで出張してきてくれたときのこと、私、ちゃんと覚えています。あのときはまだ、16歳のピーターパンでした。

たくさんたくさん生徒がいるなかで、少しでも名前に引っかかってくれたこと、しかも、知ってる聞いたことあるなんて言ってもらえて、本当に本当に嬉しかったです。もしかしたら私は、たくさんたくさんの生徒のなかの一人かも知れないけれど、私のなかでは教頭はただひとりの教頭です。

受験のとき、どれだけ励まされたか。受験がきっかけでラジオを聴くようになり、ここまでずるずるとしてしまっているのは、きっと他でもない、校長と教頭のせいなんです。

今日は、たくさんたくさんの生徒に愛されていることを、なお自覚する日ですね。
ラジオの前で、待機しています。

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あしざわという眼鏡の男へ

今日で退任、なんて言われてきたけど実感ないし。
なんでこんな、手紙書いてるんだろう
これは手紙なのか?
なんせ届きはしないんだから
行き場のないこの手紙
この宛名に届けてくれる
誰かがいることを
願うとしよう

今まで毎日授業とは言い難い授業をしていた男が
いなくなってしまう
それだけで僕は何故
こんなにも心とやらを
痛めているんだろうか

どうしてこんなに悲しいのだろうか
毎日聞いてたわけじゃない
男は僕の存在を知らない
会ったことも
言葉を交わしたこともない
届くはずのない
けれども身近にいるように感じてしまった
そんな人

僕はあなたにこの手紙を送る
この言葉が届いてほしい
あなただけに送る
この手紙

さよならだけは
言わないで

本当にありがとう

これからもよろしくね