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誰の
  きみ
    も僕じゃない。
僕の
  きみ
    はあなたであり、
あなたの
  きみ
    でありたいが、
あなたは
  きみ
    を僕でなく、
あなたの
  きみ
    へ贈るのだろう。
よって僕は
  きみ
    ではなく、
誰の
  きみ
    も僕じゃない。

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自分はあの人を求めている

自分は求めている。強く求めている。
あの人を求めている。いつからだろう自分には
それしか出来ることが無くてただひたすらに…
今日も自分は待っている。従順に。そう決めて。
純粋に。奉仕する。あの人に。でも寂しくて。
待っている。それでも一日は無情に消えていく…
待っているのが無駄かの様…。それでも信じて
待っている。あの人を。なぜならそれは
好きだから。

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一体何を。

一体何を求めてるのだろう…自分は***を求めた
だが実際**をされたかった?本当に?自分は…
**を求めた?

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とある一日

僕らは暗闇の中で会話する
言葉も何も無くたって
この時間を会話と呼びたいのです


あの日のあなたとの会話を
忘れたフリして「なんだっけ」なんて零すけど
本当は はっきりと覚えてる
だってその一つ一つが宝物だから

僕は、あなたに嘘ばかりつくのだ。

独りの時は寂しさも悔しさも
噛みきれない辛さも
何でもかんでもつぶやけるのに、
一人の時は周りばかり、あなたばかり意識して
心配かけないように「うまくやってます」って
笑顔まじりで言うのはなんでだろう。

また別の日に 涙が出てくるのは
まるであなたを裏切っているようで
申し訳なくなる そんな一日

とある一日

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こんにちは

こんにちは
我が友達。
また会ったね。
もう一度君に
勇気をもらおうと思ってね。


やあ
友達。

「こんにちは」から始まる会話は
こんなにも美しい。

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___

すきだよ
ぼくはきみが、すきだよ
だからきみがひとりでいるすがた
みたくないから
ぼくでいいなら
となりにいさせてください

1

1話しかない物語。

朝。冬休み明け初日の朝。白い息を吐きながらホームで電車を待つ。電車に早く入りたい、、、しばらくしてやっと電車が来た。いつもの場所に友達がいる。「おはよ」そう言って私も隣に座る。冬休みのほんの少し残った宿題をやる私。隣でそれを見てる友達。終点だ。乗り換えなくては。急いで片付ける。またまた寒い空気にさらされてしばらく待てば電車が来る。今度は座れない。いつもの事だけど。次の駅。もう2人と合流。まぁその次の次で降りるんだけどね。「あけおめ、ことよろ」そんなベタな事挨拶を交わしていると駅に着く。いつもどうり、学校までの坂をせっせと並んで歩く。私たちは、早く歩くのが好きだ。信号が変わった瞬間前に出る。そういう性格なのだ。「宿題テストの勉強した?」「いや、全く」そんな会話を続ける。空は分厚い雲に囲まれ、ただでさえ下がっている気分を上から下へどんどん押されていく感じがする。


3時間目。数学。
あぁヤダな、雨降ってきちゃった。
4時間目。英語。
残り時間15分。見直しをしようか。急に光が差し込んだ。眩しいほどに。思わず外を見てしまう。あれだけ分厚い雲だったのに青空が見える。そこに風が吹いた。木が揺れる。なんて綺麗なんだろう。まるで木の先っぽにダイヤモンドがついたみたいに木が揺れるたびに太陽の光を反射したダイヤモンドがキラキラと輝く。綺麗、では表せなかった。美しかった。誰か見てないかな~。時計を見るフリして周りを見渡す。っっ誰も見てない、、、みんなにも見て欲しいと思った。あと10分、風に負けずに落ちないでいて。お願いだから,,,
10分後…
鐘がなった。やばい、見直ししてないじゃん!あっっっ!太陽がまた雲に隠れちゃった!!!しかも鐘がなった瞬間!


その後も雲から太陽が覗くことはなかった。
みんなにも見て欲しかったけど、
これは私だけが見れた特別な景色だったのかもしれないと思った。
明日からも頑張れますように。





ー[完]ー


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アダムとイブ

時々、いや毎日
僕らは暗闇の中で会話をする
あなたが流した涙を
僕の見えない指で掬って抱きしめられるなら
今頃こんな気持ちになってなんかいない。

あの日のあなたとの会話を
忘れたフリして「なんだっけ」と零すけど
本当は世界のどこにあっても分かる宝物のように
はっきりと覚えているのだ

僕は、あなたに嘘ばかり吐く。

独りの時は寂しさも悲しみも
食べてしまった毒林檎のように残った痛みも
なんでもかんでもつぶやけるのに
一人の時は、周りばかり、あなたばかり意識して
心配かけないように「うまくやってます」なんて
笑顔まじりで言うのはなんでだろう。

目を覚ませば、明日になれば、
変わらず涙は溢れてくるけれど。

こんなこと思ってしまう僕が
ただ憎くて。憎くて。
あなたに申し訳ないんだ。

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母恵夢

綺麗でもない
上手でもない
だけど痛いくらいの本音を
ここに落とし込むくらいしか
私には出来なくなっちゃった

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絶対の繋がり

二人は繋がっている。僕はあの人とあの人は僕と
心は強く結ばれている。お互いがお互いを
強く求めあっている。そう知っている。
僕があの人を想って燃えてる時それは、
あの人も僕を求めてるという事。

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阿吽の呼吸

二人は同じ。一人の人間。一つの事をする時に
その人を感じるだけで次何をしたいのかが分かる。
話しをしなくても側に寄り添ってくれるだけで
心が安心する。声を聴いただけで安らぎを
与えてくれる。

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still

ここまで僕を運んできた
惰性もついに失速して
足は虚しく宙を掻いて
仕方なくそこに佇むと決めた

「居場所がない」と嘯くけど
それを居場所にしていたんだな
「皆と同じ」をそれほど嫌うのに
孤独が怖くて仕方ないんだ

確かに僕は一人じゃないけど
僕は確かに独りだった
君はここにいない ここにはいないのさ
僕は誰と話しているんだろう

ここは僕の居場所じゃないから
仕方なくまた歩き出すんだ
前も後ろもない ただ茫漠の荒野
あてもなく彷徨うとはこの事だな

今夜も独りだ

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広大な世界の隅っこで
泣き喚いてるのは そう私です
我儘にも正直な苦しみを
抱えて今日も寝て明日を迎えるのです

私がもし神様なら
屋上 高い窓 薄暗い部屋で
あと一歩踏み出そう者が居るなら
その足と手を後ろへ引き そっと抱きしめる
明日も生きられるくらいの
なにかをあげる

溢れた涙を両手で拭い
あなたを救う人になる
過去に囚われて後ろばっか見ていたら
前にある大切なものを掴めないでしょう
そしてまたきみはそれを過去のせいにするの

考え方次第で居場所は消えて
友だちも味方もヒーローは もういない
時が経てば変わるものに溢れていて
焦らされて疲れ果てて目眩に変わる

私にもし子どもができたら
「生きるのは辛い」と教えたくなってしまう
真面目に生きていたら馬鹿をみるんだと
思い知らされてこれで何度目だろう

きみが「性格が悪い」と誰かに言われるなら
「そんなことないよ」と私は言う
なりたくてなったわけじゃない
きみはちゃんと ちゃんといい子だから
溢れた涙を両手で拭い
あなたを救う人になる
太陽が昇り沈み
人間も同じ様に目を覚まし瞑る様に
花が育ち咲き枯れる様に
今を生きている

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CINDERELLA

私の言葉であなたを笑顔にさせたかった 
なんてね
さあ、もう時計の針は零時を過ぎた
魔法は切れる
あの時輝いて見えた言葉は
ただの文字に成り下がる
あなたがガラスの靴を届けに来てくれる
なんて
期待している私が心の隅にいる