親友、友達の違いってなんだろう
あなたは「この人は私の親友です」と自信を持って言える人がいますか
親友だからと言って変に仲良くしたりただの友達だからと言ってそっけない態度をとったりしていませんか
あなたが1番の親友だと思っている子がその子からしたら自分はただ友達かもしれない
もしくはその子にとったら自分は2番目、3番目、、、なんだろうか
答えは誰にも分からない
だって親友、友達、知り合いの境目に明確な差なんてないから
本当の答えにたどりつける人はいないと思う
だけどそんな世界で仲間と接して笑って楽しんでへこんでいる今を一緒に過ごしている親友や友達は一生の宝物だと私は思う
君の歌は他の誰よりも
真っ直ぐ僕のこころに届いて
夜空で輝くあの一等星みたいに
きらきら きらきら 瞬くんだ
ありがとう 産まれてきてくれて
ありがとう 生きてくれて
ありがとう 出会ってくれて
ふと思い立って
鼻と口を水に沈めてみる
目から上が水から出るように顔を水に沈める
鼻から吐いた息が
口から吐いた息が
水中を上昇して消えてゆく
儚く消えてゆく
水に浮く瞳でそれをみる
じわりじわりと苦しくなる
子供の拙い指がドレミファソラシドを奏でるようにゆっくりと
息が詰まる
泡が生まれて死んでゆく
反射で顔を水から出しそうになるのを堪えて
泡を吐く
水が私の首に絡んでいく
優しく丁寧に
冷静に残酷に
吐く息がなくなる
水が逆流していく
鼻の奥が細い痛みに襲われる
首に絡む力が強くなる
景色が霞む
頬を涙が伝う
苦しいよ
怖い
パッと顔を上げる
思いっきり酸素を取り込む
絶望と安心感が襲いかかる
おお、とれた。早速使用!!エイっ!!
「「勇者」常時発動スキル 自分の攻撃、防御、速度、魔力、HPの全てに
+10000ずつ補正がかかる。」
は!?・・・は!?二回言っちまったよ!!全てに+10000!?
アホなの!?もうチート超えてるよ!?BAN案件だよ!?
はあ、はあ、ふう。うん、私世界最強だね(^_^)
ん!?索敵スキルに反応有り!!数は・・きゅ、90!?
一体なにが!?あ・・・スライムの群れだ。ブニョンブニョンしてる。
食らえ!!「破壊弾」!!!!この魔法はそのまま過ぎるネーミングだ。
しかしそれ故破壊力抜群。威力は物凄い。
ほら。大きなクレーターが出来る位・・・
いやでけーよ!?前世でもせいぜい半径10m位だったぞ!?
これ50m位あるぞ!?あれか?「勇者」のスキルの所為か!?
だとしたら本気でヤッバイよ!?あ、レベル上がった。そーいやレベルはいかほど、
・・・99だ。カンストした。そういや前世で98で死んだんだった。
いまのステはこの位↓
攻撃99999防御89500速度78600魔力86000HP1000000
つっっっっっっっよ!?特に攻撃!!あのアイアンメタリックシールドガーディアンゴーレムにも、
ワンパンで500位入るぞ!?普通1も入らないのに・・・
とりあえず街目指しますか。
10分後
あかん。迷った。一面砂、砂、砂!!!なめんな!!!そりゃ迷うわ!!!
砂漠の方に来たのが間違いだったのか・・・とりあえず水分補給。
「ウォーター」
プハー!!美味い!!生き返る~!!
それよりも街、どこ?
ジャンプして見てみるか。let's jump!!ってどわああああああ!!!!!!
飛びすぎだ馬鹿!!!あ、でも見えた。東の方おおおおおお!!!!
ズボッ。刺さりました。
続く
ありふれた夢で満たした
バケツをこぼさないように運んだ
ちいさな私はよたよた歩きで
水面と地面を行ったり来たり睨んだ
街は夜中に腹をすかせてる
昼は人混みで腹を満たしてる
人はみな夜中に愛を調べてる
そんな街中を私は進んだヮ
あふれた夢たちが部屋を散らかして
私はすこしだけ笑ってみせたの
寂しくなったら電話をかけていた
あのこも今日は忙しそうだった
街は夕暮れに唸りをあげてる
人は堅実に愛を書き記す
みな私と彼のことなんて
まるで興味がないんだヮ
「嫌いな色は?」って聞かれたら
僕は真っ先に灰色って答えるだろう
黒でもなく、白でもなく、嫌気が差している
自分に凄く似ていて嫌気が差している
役目を果たし終わった煙草が
吐き捨てられ、地面に落ちて、
踏み潰され、最後の火も消え、
「こんなハズじゃなかったのに」と嘆いた
「代わりなら幾らでもいるんだよ」
地球の口癖に今日もため息を吐く
僕は僕しかいないくせに
地球は一つしかないくせに
絡まって解いて千切れて
躓いて擦りむいて泣き叫んだ
君は振り向きもしない
変わってしまったね、君は
あの頃から変わらないよ、僕は
いや、ずっと変わらないのは君の方か
変わり果たのは僕の方か
じゃあ僕は誰なんだろう?
「はぁ。」
私は窓辺に座り、壁に寄りかかりながら一つため息をする。
『なぁ。雨、降ってるから窓閉めるぞ?』
先生はいつものように話しかける。
「うん。もう少しだけ。」
『今日はどうした?』
先生は立ったまま後ろから顔を覗き込む。
「ん〜?何が?」
『“何が?”じゃないだろう?今にも泣きそうな顔してる。』
私は先生の顔を一瞬だけ見て話し出す。
「新学期ってさ、何なんだろうね。」
そう言った時、雨粒が風に煽られて顔や体中に当たる。
『ん?どういう事だ?』
「先生の事じゃないけど失礼なこと言うね?」
『あぁ。』
先生がそう返事をすると、私は雨に隠して涙を流しながら言う。
「教師ってさ、何で贔屓するんだろうね……。何でやる気ない人が副担になっちゃうんだろうね……。何でこんなに教師の事で我慢しなきゃいけないんだろうね……。何で良い先生ばっかどっかに行っちゃうんだろうね……。何だろうな〜(笑)。何でだろうね。」
先生は長いローブを脱ぐと私の肩にかけて中へと引き入れる。
そして先生は窓を閉めて言う。
『寒いだろう??そんな顔をするな。私だけは君の味方だと言っただろう?』
先生は冷たい手で私の顔の水を拭うとぎゅっと抱きしめる。
『温かいか?』
「うん、温かいよ。でも先生のローブ長い(笑)。」
先生は私の肩を持って下を見る。
『確かにこれは長いな(笑)。』
私達は笑っていたが、私はふざけて先生の部屋へと走り出した。
『もう!ビシャビシャになるだろう(笑)!』
先生は廊下で私を捕まえるとお風呂場まで連行し、カーテンと扉を閉め、出ていってしまった。
川縁の小径をひとり歩く
もう葉桜も終わりの季節
最後の薄紅は水面を滑る
この頃少し冷たいあなた
時折見せるあの仕草さえ
ふいに泣きそうになるの
堤に一輪のマーガレット
手にとって確かめる
好き、嫌い、好き、嫌い、
花ビラの数だけ
あなたを想っているのに
季節が戻ってまだ肌寒い
オレンヂ色のブラウスの
袖口に春を絡ませて歩く
可憐な花ほど素敵だよと
あなたのセリフがよぎり
いつしか枯れんこの恋も
心に一輪のマーガレット
風が吹くたび揺れる
好き、嫌い、好き、嫌い、
たとえ散っても
私の気持は変わらないの
すっかり飛んで12月、クリスマスが近づくころ。
あと2日で冬休み。もうすぐで、ここに会える。
相変わらず空の写真は撮ってる。
やり取りも途絶えていない。
ちょっと緊張するな。近づくにつれドキドキが高まっている。
身長は変わっているのだろうか、髪型はどうなっているのか、不安もあった。
本番。
新幹線に乗って、待ち合わせの場所へ行った。
「あ」
「あ」
いた。
見つめ合った。歯を噛み締める。
「久しぶり」
「久しぶり」
そして、ハグをした。泣いた。
人が行きかう中で、人目を気にせずただ抱き合いながら泣いた。
「久しぶり」
「久しぶり」
もう1回言って、今度は笑った。
「うん」
「うん」
訳もなく頷いた。