考えてない考えてない
あんたの事なんて脳裏になかったね
おかしいやおかしいや
貴方が好きって伝えちゃったのに
「今日用事で」の一言で
避けられてると感じる私は
勘繰りティンカー1年生
1周回って照れ隠し?
勘繰りティンカー3年生
それでもなにも無いってわかりたい
もうすぐ卒業だ
まだ言葉に綴り縫い付ける私は
ただの恥ずかしいポエマーでしょうか
鐘を鳴らして舵にしがみつく私
ナルシズムに溺れたいね
寿々谷駅から徒歩10分の所にあるショッピングモールは、いつも多くの人で賑わっている。
20年程前にできたため、建物内は改装中のエリアがあったりもするが、様々なテナントが軒を連ねている。
その影響力は大きく、寿々谷の外からも人々を集める程だ。
特に休日は家族連れや学生でごった返している。
そのため、あえて人の少ない屋上に溜まる者もそれなりにいる。
例えば今のわたし達のように。
…わたしは今、”彼ら”と共にショッピングモールの屋上にいる。
いつものようにショッピングモール内で遭遇し、流れで合流してそのまま行動を共にする。
最近ではこの流れが常態化していた。
…もっぱら、”彼ら”はわたしの観察や監視が目的なのだが。
「でさー、そいつが変な事言うワケー」
「え~まじかー」
「ははは、そりゃ酷い」
”彼ら”はわたしの事など気にせず他愛もない話を続けている。
わたしはあまり会話に参加できていないが、彼らの楽しそうな様子を見ているがだけで気分が明るくなった。
楽しそうに笑う君も
あーもうって悩む君も
少し悪い顔の君も
全部全部大切だって
そんな風に屈託なく言えるのは
きっと君といる時間が居心地が良かったから
「だいすき」なんて
なかなか直接は言えなくてさ
でも、今日だけは
文字に想いを乗せて
だいすき。これからもずっと。
小さくて可愛い猫になりたいと思った。
彼の手に優しく撫でられるふわふわの君になりたい。
綺麗なピンクの桜になりたいと思った。
君の瞳に映りながら儚く散る君になりたい。
細くて可愛い女の子になりたいと思った。
華奢な体とふわっとした笑顔の君になりたい。
でもわかってる。
そんなことは叶わない
だから私は貴方と並んで、
あなたを守る木陰になりましょう
あなたを包むそよ風になりましょう
いつかはきっと枯れない花になりましょう。
目を閉じて、開いたら
なんか時間がすごい経ってたんですけど
これって、もしかして、
未来にタイムスリップした感じ!?
あのね
貴方のこと離したくないんだ
貴方のこと幸せにしたいんだ
貴方を笑わせていたいんだ
君のこと大好きなんだ。
「簡単に言えたらいいのに。」
春風に吹かれながら呟いた。
坂の下に見える海は
あの日とは少し違って色褪せて見えた。
ねえ、
僕、ちゃんと君が好きだよ
大事な妹だもの
ねえ
僕、ちゃんと君が大事だよ
素敵な友だもの
君が朗らかに笑う顔
あの時から何も変わらない
眩しい笑顔を
その瞳を
どうかまた僕に照らしておくれ
ねえ
僕、ちゃんと君を思ってる
君がこんなにも、
こんなにも
いとおしくてたまらないから
ピンクから緑へそろそろ衣替え
豪華絢爛なファッションショーは、また来年
see you again
いくつもの歯車を繋げると
ひとつの歯車が動かすだけで他の歯車も動かすことができるようになる。
でも回り始めたばかりのひとつの歯車には繋がった他の歯車の留まろうとする力が加わる。繋がる数が多ければ多いほどその抵抗は大きくなる
これはきっと人間も同じだ
沢山の友達が出来れば自分一人では届かなかった距離の誰かに手が届く、誰かの行動に自分が動かされることだってある
でも行動しようとする、手を伸ばそうとする自分の行動には他の人の現状維持が見えない圧力がかかってしまう。数が多ければ…言わずもがな
どうせ人間が社会の歯車なら、自分の意志を通せる大きな歯車になりたい、
沢山の人と繋がれるくらい大きな…
あなたまで、いなくなってしまうのは嫌だよ。
最後まで一緒だと思ってた。
まだ時間があると思って、まだ伝えてなかった。
気づけば、あたりまえにあなたと会って、話して。
あたりまえは、もう、逃げていく。
どうしても、伝えたい。
でも、私は弱いから、きっとここでしか言えないの。
好き。
他の誰にも生まれない対抗心みたいなのが
私の中にぽっかり生まれて
君のことを笑わせようと躍起になってしまう
いや、君の方がよっぽど
私を笑わせるのが得意なようなのに
君に溢れた最高の笑顔が
色濃く私の中で残っていて
ひと足早く大人になった君が
お酒なんて飲む姿にむずむずして笑って
いつか一緒に遠くまで行こうね
なんて小さくて大きな約束まで作ってくれて
だから
君があまりにも幸せをくれてしまうから
この心地いい関係が崩れるのが怖かった
あの人に会って私の事なんて忘れるんじゃないかって怖かったときもあった
会えないが苦しかった
ただ君が、君も含めた3人でいる時間が
とてもとても大好きで
そんな時間を忘れて欲しくなくて
私はまた君を笑わせたくなる
春、別れの後に、出会いの季節。どんな人に出会えるだろう。わくわくするな…………
…………なんて人は、人生楽しいのでしょうね。暗がりにいる人は、新しい生活に慣れるので精一杯で、友達をつくるとか、そんな余裕なくて、ただ漠然とした将来への不安と、周りとの差をじわじわ感じさせられる恐怖が押し寄せて。1日、1日、頑張る気力が消えていく。なくした気力を全て一気に回復する方法があるなら教えて欲しい。
ただ、少しでいいから、明日の朝支度をして、家を出る気力だけでいいから、ボクと似ているキミに送ろう。こんなんで送れてるかはわからない。
塞いでいい。目も、耳も。そうして、自分の中にこだまする五月蝿い雑踏の中、かきわけて目を凝らした時に、私の想いを感じてくれたら、『そんなうれしいことはないな』。精一杯のあたたかみを、新しい“いつも”を頑張るあなたに。
優しいねと言った君がいちばん優しかったこと
素敵だねと言った君がいちばん素敵だったこと
どうして 伝えられなかったんだろう
どうして 今更、思い出すんだろう
わからない わからないけどね
昔の君も 今の君も これからの君も
きっときっと
いちばん優しくて
いちばん素敵なんだ
大好きなアーティストさんの新曲
どんな曲かな どんな歌詞かな
うずうず わくわく
流れ出した音は
きらきら 星みたいに輝いて
いろんな色が パチパチ弾けて
淋しげな歌詞がこっちを見て
君に伝えたいって叫んでる
なんでだろうね
LINEも交換できなかった、あの子を
急に思い出しちゃった
二人でいるのが楽しくて、あたりまえで
気が付いたら お別れしてた
また、会いたいな
浮かんだ涙はそっと拭って
いつかのために取っておくんだ