嫌なことを、汚いことを消すために
苦しい気持ちを全て綺麗な言葉にして
吐き出したかった。
吐き出したかったけど
外に出せる言葉なんて腹の中にない。
何もない空っぽの胃が放つ胃酸はどうしようもなく苦しくて…無理やり逆流させては喉を焼く。
空っぽな言葉は忘れたはずの苦しさを蒸し返すかのように私の中で響く。
焼かれた喉が放ち続ける醜い言葉は次第に血を交えて、異臭を漂わせる。
誰もが僕の元から離れていく。
汚いことを綺麗な言葉になんてできない…
静まり返った会場に
電撃のように走ったその音色は
いつか、君の人生と
誰かの人生を繋いで
全てが音楽として
何処かで光となって輝くから。
その光をスポットライトとして浴びて
また次の音色を紡ぐ合図は
もう、そこまで来ているよ。
ねぇ、君は。
僕の見えないところで、一体何を想っているの。
誰に、何を想っているの?
僕と話しているはずなのに、どこか遠くを見ている君の、
その綺麗な瞳の中には一体なにが映っているの?
その眼の中に僕の居場所がないなんて、馬鹿でもわかるはずなのに。
今日もまた、君に見てほしいと願ってしまうんだ。
この諦めきれぬ僕の想いが、実る日はいつか来るのだろうか。
「ねぇ、どうしたの?」
なんて知らない顔でのぞき込む君は、僕の想いなんか知る由もないんだろう?
だから、君はきっと知らない方がいいから。
僕もきっと、言わない方がいいからさ。
「ううん、なんでもないよ」
と心の中にそっと仕舞って。
また、叶わなかった想いがひとつ、心の中に増えていた。
頑張る自分の姿は他人にも見せていたかもしれない
でも耐える自分の姿を他人に見せていただろうか?
どん底で挫けそうな時、そのありのままの姿を
恥じることなく見せていただろうか
自分は、他人から見えるよりも少し深い存在だと
他人に見せていなかった部分も自分は知っているのだから
その分自分は濃い存在なのだと
どうか自信を持って
「頑張れ」とか「君なら大丈夫」とか
つらいなら耳を塞げばいい 聞かなくていい
信じられる人の信じたい言葉だけを聞けばいい
今のあなたには、これまでのあなたがついている
向き合えなかった日も、気が向かなかった日も
全部認めよう。それがその日の自分の決断だったと
責めなくていい
これまでの自分を信じるならむしろ責めない方がいい
その日の自分も含めての自分で行くのだから
自信を持って。
異能設定
肉体年齢3歳以上の人間または人外存在に、大体2d6で6ゾロが出るのと同じ確率で発現する。人外存在の場合は若干確率が上がり、人間の倍くらいの確率で発現する。学校の1クラスに1人か2人はいるくらいの確率。
能力名は以下の2要素によって説明される(「○○の●●者」みたいな感じで)。
・能力対象
異能で干渉する対象。1d100でファンブルするのと同じくらいの確率で同じものを対象とする異能者が現れることもある。
・位階
干渉の程度の強さ。4段階に分かれる。能力の強制力は上の位階ほど強く、能力同士が干渉した場合、より高い位階の能力が優先される。
能力の使用には代償が必要で、基本的には体力の消耗という形で処理される。稀にそれ以外の方法でどうにかしている能力者もいる。位階が上がるほど代償は大きくなるが、その分できることも大きくなる。
また、能力を使い続けることで上の位階にランクアップすることもあり得なくは無いが、一つ位階を上げるためには普通にやったら大体数百年から数千年の年月が必要なので、人間には基本的に不可能。ランクは以下の通り。
観測者:最も低い位階。対象を認識する異能。所謂「霊感」などはこれに当たる。能力者全体での割合は2d6で4以下が出る確率と同じくらい。
干渉者:2番目に低い位階。対象に触れ、その動作や定義に干渉する。本質は対象への『依頼』であり、対象には依頼を拒否する権利がある。できることはあまり多くは無いが、能力使用による代償も少ない。能力者全体での割合は2d6で5~7が出る確率と同じくらい。
指揮者:2番目に高い位階。ある程度の強制力と威力を以て対象を操作するもの。本質は対象の『使役』であり、対象は基本的に命令を実行しなければならないが、抵抗する権利がある。抵抗は多くの場合肉体や精神の変質という形で現れるため、未熟な能力者は能力に振り回される。能力使用時、改変の規模に比例してより大きな代償が必要になる。能力者全体での割合は2d6で8~11が出る確率と同じくらい。
支配者:最高位階にして能力の完成形。指揮者以下にできることは全部できる上、絶対的な強制力を持っている。威容による命令であるため代償も存在せず、また対象は自分にとって不都合な動作ができなくなる。能力者全体での割合は2d6で6ゾロが出る確率と同じくらい。
いつもにこにこしている君は
何を思っているんだろう?
いつも優しく抱き締めてくれる君は
何を考えているんだろう。
本当は、呆れてるんだろうか?
馬鹿ね、と嘲笑っているんだろうか。
私へ向けてるその笑顔は優しさでなく、
温かさでもなく、諦めなんだろうか?
それに気付くのが怖いから。
どうか。
あとひと月だけでもいいから。
私に向けるその笑顔が、綺麗なラッピングで包んだただの空き箱だったとしても。
「しかたないなぁ」と笑ってください。
私は、貴方。
貴方がそばに居なくても
私の想いに、願いに貴方は香る。
私から生まれた言葉にも、必ず貴方が滲む。
それを、私は心から嬉しく思う。
けれど
貴方は決して私にはならない。
貴方は貴方で、いつもまっすぐ前を見る。
時々、振り向いてはほんのり泣きそうに微笑む。
誰かを想う。全てを想う。冬を、春に変える。
そんな貴方に出逢えたことは、私の誇り。
貴方の声は、私の身体の、心の音色。
けれど、私にならない貴方に
一体何が宿っているのか疑問に思う夜もある。
そんな貴方を羨ましく、妬ましく思う夜がある。
なんて言ってみるが、朝になれば
何処かに貴方の居るこの世界を
私は、心から愛しく思う。
君に軽く炙られただけだった心は
今、生焼けの恋が苦しくて呻いている
君に暑苦しいまでの愛を向けていたそんなひとの
噂を今になって聞く度に
諦められなかった片想いがまた叫び出す
「いっそ忘れられたらいいのに」
何度も思ったけれどやっぱり君は私の青春だった
勉強に追われる日々 やる気が出ない日もある
テストがあるとどうして 提出物なんてあるんだろうか
でもそれが 社会に出るための 練習になるっていう人もいる
ちょっと考えちゃう日々
どうして学校なんてものがあるんだろうか ネガティブになる日もある
自分が病気って話すと 友達が離れてく
でもみんな 1人は病気にかかってると思う
なんで私から離れるの
そんな思いが頭の中で渦巻いている
そんな日々。