アザラシを飼いたい。 お金も場所もないけど。 アザラシのグッズか アザラシになるか アザラシになるほうが手っ取り早いかなぁ …なんて
しゃんとして 凛として ふわっとして しゃなる。 ジャンプが得意で 甘え方が上手くて 自分の見せ方が上手い 君が大好き。 一つ疑問は お腹を触ると喜ぶことが まだ、わからんなぁ。 なんて。
空から落ちる水の糸を 掴んで一つずつ登っていけば 君の心が見えるのかもしれない。 …なんて
思い立って作ったプリンを 冷蔵庫へ仕舞う時 貴方の事が頭を過る 硬いの柔らかいの南瓜入り 果物を添えて 時には和風に 色んなレシピを覚えたの こんなにも沢山の種類があると知って そうしたら気付いたの 貴方のプリンの好みを 私、聞いた事がなかった ねぇ、良ければ今からでも 貴方のお気に入りを教えてくれますか 風に託してお便りを送るから 風に吹かれて召し上がりに来ませんか
辛いときにしゃがむこと。 戦うときに立ち上がること。 休むときは休む。 働くときは働く。 会えないときにいっぱい想って。 会えたときにいっぱい話して。 先輩に夢を見せられ 後輩に夢を語る。 そんな大人になりたいね。 …なんて。
独り言を気取った言葉も誰かが聞いてれば二人言になって。 その二人言も僕の発した言葉によって誰かの気持ちも決まる。 優しい言葉は暖かく 苦しい言葉は悲しく 怒りの言葉は苦しく 儚い言葉は柔らかく この今降る雨も一緒でさ 僕が無理して笑うから かわりに君が泣いているのだろう。 妄想だと笑えばいいよ。 わかってくれる人も居てくれるから。 空想癖のある人だと蔑めばいいよ。 慰めてくれる人も居てくれるから。 自分の気持ちは必ず、自分への気持ちで帰ってくるから。 …なんて
春が大きな深呼吸をして 僕は涙が止まらなくなった。 まとわりつく夜が 次第に優しくなり 月は自己主張をやめない。 明日が1番小さな星くらい 小さな輝きしかなく 月にかき消された、その瞬きは 今の僕を写しているみたい。 ねぇ、君は知っているのかな。 僕は君になりたかったんだって。 …なんて
足下に僅かに残る希望 見失わぬよう強く踏みしめた 少しずつ鈍る感覚が 嫌なことを明確にさせた わかっているから、キミが思うよりずっと。 綺麗に塗れたものも綺麗に濡れた夜も 僕が見せてあげる 僕が変えてあげる 何も持ってない空っぽの僕だから キミのいらないものすべて飲み込んでみせる。
どこでもいい が いちばんこまると 知りながら どこでもいいよ きみと行くなら
帰り道が分からなくなって 歩いて走って歩いて、ふらつきながら 迷ってやっと、帰りついた場所 まだ僕は弱いみたいだ 強くなろうと背伸びばかりした代償だ 君は言葉の魔法使いで 僕はそこに一匙の砂糖を添えるだけで十分だったのに 果たして何を望んでしまったんだろう? そんな分からず終いの物語にも答えは隠されてるんだから、焦らなくていいよって言えたらなあ さあ、行こうか 言葉の旅に。