表示件数
3

ちょっとした話

人のいうこと聞かなくなったら…

どうなるんだろう…



私だけ、って切り捨てて耳を塞いだら…?
だけど結局誰かが作ってくれた食べ物食べてさ、
誰かが建ててくれた建物の中で暮らしてさ、
誰かがいる街で、日本で、世界で暮らしてるんだよなぁ。


言葉があるから、中身がついていけば良いんだけど、先に皮ばかりが剥がれて目の前を舞って行ってしまう。なんで?
なんで?私、おいてかれてるよ?ねぇ?私がいる場所じゃないところに私が放とうともしなかった言葉が
私はうわべに踊らされているらしい

自慢して誉めてもらうことばかりが生き甲斐で
感謝されたいけどありがとうが言えなくて
私に対しての否定的なことを言われないことに必死になっていて

人が誉めるフレーズ
人が誉める言い回し
人が誉める突っ込み
人が誉める文章の順番
人が誉める段落
人が誉める文法
さらに、人がコメントしてくれそうな文章
表面は機械で塗り固めたように白くて滑らか

中身は塩と砂糖を間違えたケーキのまま
美味しいと思う粉を使っているのに


きもい自分いや、情けない自分
私が心から放たなければ、私は一生本物になれないのに


変な目で見てほしくない故の鋼の防具は今もまだはずせていない


0

同窓会

中学のLINEが動いてた。そして完全に認識されてなかったわたし。
連絡取れない人一覧みたいなのに入れられてた。いや、いるし、グループに。てか現在進行形で連絡とってる人がグループ内にいるじゃん。連絡とれないわけないだろ、っていう。思わず笑ってしまった。
まあそれはすぐに訂正して相手からも返信があったし、正直どうでもいい。

…あーあ、そのままわたしのことなんか忘れてくれてれば良かったのに。
君たちの記憶の中にいたくない。さっさと消して。

そんな感情が真っ先に浮かんだ。ろくな思い出なんかない。もう関わりたくないんだ。大して仲良かったわけでもないのに作った笑み貼り付けて、高い金払って食事会?そんなのあの頃と何も変わらないじゃないか。それなら家で家族と一緒にお母さんの手料理を食べて、こたつ囲んで話して、笑うさ。
ガキだって成長すれば落ち着くと思ってた。だけど何も変わらないじゃないか。中学生の頃と同じ、あの人を馬鹿にする態度。呆れたよ、本当。怒るのも馬鹿らしい。
だから早く消して。わたしも忘れたいから。
ああ、早く記憶の蓋を閉じなきゃ。余計なことを思い出す前に。

いつまで引きずれば気が済むんだろう。
本当は全部笑い飛ばせる人間になりたかったはずなのに。