Metallevma:GRANDIDIERITE Ⅶ
パッと皆が声のする方を見ると、近くの建物の屋根の上で白いワンピース姿で額に透明な鉱石が生えたコドモが仁王立ちしていた。
「やぁメタルヴマ諸君、ご機嫌いかが?」
コドモはニヤニヤしながらメタルヴマたちを見下ろす。
「…何の用だ」
“クリスタル”とルビーは屋根の上のコドモを睨みつける。
「“クリスタル”?」
誰なの?と青緑色の髪のコドモはルビーの顔を覗き込む。
「…あの子は“原初のメタルヴマ”」
このミクロコスモスに住むほとんどのメタルヴマを作った張本人だよ、と背後からサファイアがそう教える。
「…へぇ」
青緑色の髪のコドモは頷いてまたクリスタルの方を見る。
クリスタルは気にせずルビーと話していた。
「それで、何の用なの?」
あたしら今お取り込み中なんだけど、とルビーは不満げな顔をする。
「ふふふふ、そんなルビーちゃんたちにお得情報〜」
クリスタルはその場にしゃがみ込みながら言う。
「キミたちの傍にいるその子、ちょーすごいんだよ?」
は?とルビーは首を傾げる。