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世界の終わりと山姥少女 サンプルキャラクター①

名前:メルリーサン
身長:140㎝  外見年齢:11歳
保護人数:24人(中の下程度の規模)
鶏小屋:藁葺き屋根、円筒状の板壁
服装:砂色の粗末なローブ
説明:自分のことを『メル』と称するバーバ・ヤーガ。
頻繁に『箱庭』内部を訪れ、避難民の人々と交流している。保護している人数こそ少ないが、その分避難民全員と交流し、親交を深めている。
人間から『メル』『メルリー』『メルちゃん』『メルさん』などと愛称で呼ばれることが好きで、そうするように普段から呼びかけている。ただし『メルリーさん』呼びはフルネームで呼び捨てされているように聞こえて緊張してしまうので苦手。

外向きの魔法:【翼蛇】
皮膜翼の生えた漆黒の毒蛇を召喚・使役する。翼蛇の全長は40㎝~800㎝まで1㎝単位で調整可能。
翼蛇は飛行能力を有し、体当たり、締め付け、噛み付きなどの方法で攻撃できる。また、牙には強力な毒を持ち、毒液を塊状に吐き出すこともできる。
一度に召喚使役できる翼蛇の数は9体まで。
内向きの魔法:【麗羊】
ヒツジに似た生物を召喚する。麗羊は体長100㎝程度の若い成体の姿で現れ、最大で体長200㎝程度まで成長する。
麗羊からは良質な羊毛が採れ、肉と乳は美味で栄養に富む。
一度に召喚されるのは、固定で雌雄一頭ずつ。好き嫌いなく植物を食べて育ち、繁殖もする。また、人間に対して従順な態度を示す。
一度召喚された麗羊は術者の支配を完全に脱し、己の意思で生存・繁殖を行う。

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フリー世界観『世界の終わりと山姥少女』③

・”命負祭(めいおいさい)”
バーバ・ヤーガの魔法の威力は、『背負っている生命の数』と『作り出した幸福の数』に比例する。つまり、より多くの人間を自分の”鶏小屋”に保護し、彼らに幸福を齎すほど、バーバ・ヤーガは強力な魔女へと成長していくのだ。
そこで、普段は不規則に徘徊している”鶏小屋”が偶然にも別のバーバ・ヤーガのものと遭遇すると、この”命負祭”が始まる。
これは”鶏小屋”どうしの物理的な衝突から始まり、最終的には互いの魔法の撃ち合いにまで発展する1対1の戦闘行為からなる大掛かりな生態行動である。なお、その間どちらの”鶏小屋”内部にも、衝撃や振動、魔法ダメージなどの悪影響が降りかかることは無い。
勝敗は両者の合意によって決し、負けた側の住人のうちいくらか(相場は1~3割程度。協議次第では多くなったり少なくなったりも)は勝った側の”鶏小屋”に移住することになる。
また、この”命負祭”は住人にとっても不定期に訪れる興行・祭事のような扱いがされており、勝てば自分たちのバーバ・ヤーガが強くなる、負けてもより良いところに移住できる可能性があることから”命負祭”の度に住人たちは大いに盛り上がるため、勝敗に拘わらず”命負祭”直後はバーバ・ヤーガの力が一時的に大きく強化される。
元の由来は、自分より強いバーバ・ヤーガに住民を引き渡すことで、内部の人間を確実に保護しようとした、とあるバーバ・ヤーガのエピソードにある。由来となったバーバ・ヤーガは自分の”鶏小屋”の住人をすべて差し出そうとしていたようだが、住人の数がバーバ・ヤーガの力に直結すると判明してからは、住人を渡し過ぎないよう暗黙の了解が広まった。

・”保護避難民の規模”
避難民の人数によって、その”鶏小屋”の規模はおおよそ以下のように分かれる。
飽くまで『人数』を基準としたものであり、基礎出力や幸福度によってバーバ・ヤーガの強さは変動し得ることに注意が必要。
ちなみに保護避難民が100人を超えるバーバ・ヤーガはそこまで多くない。3桁到達者はかなり頑張っている。
上の上:80人~
上の中:70~79人
上の下:60~69人
中の上:50~59人
中の中:36~49人
中の下:22~35人
下の上:15~21人
下の中:8~14人
下の下:~7人

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フリー世界観『世界の終わりと山姥少女』②

・”バーバ・ヤーガの使う魔法”
バーバ・ヤーガが使う魔法は、大きく2つに分かれる。
一つは外敵を排するための『外向きの魔法』。
もう一つは、内部の住人を饗すための『内向きの魔法』。
基本的に前者は対象に危害を加えたり防御する戦闘のための能力であり、後者は対象に利益を与えたり『箱庭』や人間にとって有利に働きかける能力である。それぞれがどのような魔法になるのかは、個体ごとに異なる。
また、バーバ・ヤーガが魔法を使うためには、肉体の一部が自分の”鶏小屋”に接触している必要がある。バーバ・ヤーガとは『家を守ること』を至上命題とした生物であり、その力は「招かれざるものを排し、招き入れたものを饗す」ためのものなので、家との繋がりが切れれば魔法を使う意味も無くなるためだ。
1㎜でも離れれば魔法が使えなくなるし、布1枚隔てた状態でも駄目なので、バーバ・ヤーガには素足で活動している者が多い(足裏を着けていれば魔法発動条件を満たせるため)。

・”ルイニ”
”鶏小屋”内部は、広大な箱庭空間になっている。バーバ・ヤーガに保護された避難民が入るのは、この『箱庭』側である。しかし、バーバ・ヤーガだけは外見通りのあばら家の屋内空間に入ることができる。このあばら家の内部空間を”ルイニ”と呼ぶ。バーバ・ヤーガ専用の生活の場であり、”ルイニ”に入れるのはバーバ・ヤーガと、その”鶏小屋”を所有するバーバ・ヤーガに許可された者だけである。ちなみに、別の”鶏小屋”のバーバ・ヤーガも自由に他所の”ルイニ”に入れる。基本的にはバーバ・ヤーガ専用の空間なのである。

・”ストゥープカ”
細長い臼のような形状の乗り物。所有者であるバーバ・ヤーガが上に乗ることで浮上し、所有者の意思で自在に操作できる。普段は”ルイニ”の隅に置いてあり、外出の必要がある際はこれに乗って移動することが多い。”ストゥープカ”に乗っているバーバ・ヤーガは、それに接している間『外向きの魔法』のみ使うことができる。

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フリー世界観『世界の終わりと山姥少女』①

勝手に使って良い世界観を用意したので、使えそうな人は使ってどうぞ。

・世界観概要
約1000年前。ジーザス・クライストに続く新たな”救世主”の誕生によって、『西暦』で数えられる時代は終わりを告げた。
しかし、そんなのは些末な話。重要なのはそこから先のこと。
彼の者の奇蹟により、世界は”科学”の時代から”魔法”の時代へと移行を遂げた。愚かにも数千年積み重ねてきた科学を捨てきれなかった人類と異なり、新たな真理である魔法の力を最初に使いこなしたのは、本能と自然に忠実に生きる『動物』たちだった。
後に『魔獣』と呼ばれることになる、魔法の力を自在に操る彼らを前に、人類の抵抗はあまりにも無力だった。科学では理解の及ばぬ超常の力に、人類は滅亡するほか無かった――かに思われた。
だが実際はそうでは無い。
四つ足の”鶏小屋”を駆り、魔法の力を操る少女たち”バーバ・ヤーガ”。彼女たちの出現によって、人類は辛うじて生き延びることができたのだ。
人類は彼女らの操る”鶏小屋”に逃げ延び、魔獣の脅威から守られて日々を過ごしている。

・”バーバ・ヤーガ”
魔法の力を操る才能に長けた、人類から進化した新生物。どのように繁殖するのか、どこから現れるのかは不明。
少女の姿をしており、時間経過によって外見は変化せず、寿命も理論上は無限である。成長も老化も起きないため、外見と知能や精神年齢にギャップがあることも多い。
外見年齢は最低5歳相当、最高17歳相当の個体が現状確認されている最大範囲である。

・”鶏小屋”
バーバ・ヤーガたちが駆る建造物。細部に違いはあれど、基本的には木製の粗末な小屋に、4本の異常に長いニワトリの脚が生えている。それらの脚を作動して自由に歩行移動が可能。全高は脚部含め20~30m程度が平均。
また、外見に反して屋内空間は異常に広大であり、『屋内』というよりは『箱庭』のような様相である。内部には泉や森林、農地なども確認され、避難民が自給自足の生活を送ることも可能。上空は昼夜の移行や太陽・星も確認される。
内部空間のディテールも所有者のバーバ・ヤーガによって異なり、そのバーバ・ヤーガの心象風景を写しているのではないかとする説もある。

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二人の囚人がいた。 その②

二人は糊口を凌ぎながら、遂に山麓へと辿り着いた。
星を見た囚人は、整備された山道に気付き、早く登ろうと言った。その言葉で、二人はこの山の安全性を理解することができた。
泥を見た囚人は、もう足が棒だから休もうと言った。その言葉で、二人は久方ぶりに足を止めて疲れを癒やすことができた。

二人が山道を進むと、中腹に小さな村があった。
星を見た囚人は、人形を売って得た金を見せた。村人たちは彼らの価値を理解した。
泥を見た囚人は、下げ慣れた頭を垂れてみせた。村人たちは彼らの礼節を理解した。

二人は一夜の宿を取り、明くる朝山頂を目指して歩き出した。
星を見た囚人は、先陣を切り前を向いて歩いた。その姿で、相方に希望と意志を分け与えた。
泥を見た囚人は、後続して下を向いて歩いた。その目で、相方に安全と道標を指し示した。

小さな二人の手は、山頂に至っても尚星々には遠く及ばなかった。
星を見た囚人は、そういうこともあると慰めた。
泥を見た囚人は、もっと高い山を探そうかと戯けてみせた。

二人の囚人がいた。
一人は泥を見た。星空を夢見る相方が隣にいたから。
一人は星を見た。足元を検める相方が隣にいたから。

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二人の囚人がいた。 その①

二人の囚人がいた。一人は泥を見た。一人は星を見た。
星を見た囚人は、いつかあの星を掴みに行こうと言った。その言葉は、二人の希望になった。
泥を見た囚人は、我々のいる場所はこんなにも汚く醜いと言った。その言葉で、二人は現実を見つめ続けることができた。

ある日、牢の錠が外れていた。
星を見た囚人は、今こそあの星を掴みに行こうと言った。その言葉で、二人は自由へ踏み出すことができた。
泥を見た囚人は、我々の行く道はこんなにも泥濘んでいると言った。その言葉で、二人は転ぶこと無く歩き続けられた。

二人は並んで荒野を歩き続けた。
星を見た囚人は、あの山に登れば星に手が届くやもと言った。その言葉で、二人は疲れた足を動かし続けることができた。
泥を見た囚人は、我々の行く道はこんなにも湿っていると言った。二人は泥水を漉して、少しだけ喉の渇きを癒やすことができた。

二人は泥濘の中に粘土を見つけた。
星を見た囚人は、素朴な素焼き人形を作り上げた。温かなその作品は、旅人の胸を打ち小金と交換された。
泥を見た囚人は、無骨な壺を焼き上げた。頑丈なその作品には、旅の荷物を収めることができた。

二人の行く道は、次第に固く乾いた土を纏いだした。
星を見た囚人は、空を暗雲が埋め尽くすのに気付いた。その発見は、二人の喉を潤す清潔な雨水の到来を示した。
泥を見た囚人は、しぶとく根を張る雑草の虫食いに気付いた。その発見は、昆虫と野草という僅かで明確な食料の存在を示した。

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フリー世界観:チェンジリング総伐令②

・魔術師(メイガス)
”バックファイア”のうち、魔術を得意とする者。対幻想戦闘においては重要戦力であると同時に、超科学的現象である魔術の研究のためにも協力している。

・幻想人(ファントム)
”バックファイア”のうち、『変身魔術』を得意とし、幻想生物の機能や戦術を組み込んで戦う者。対幻想戦闘においては秘密兵器ともいえる。
『姿を変える魔術』は、肉体への負荷やアイデンティティの崩壊のリスクがあり、相応の資質や経験が無ければ使いこなせない。里親である幻想存在たちも、愛する継子である人間に無理をさせたがらない傾向にある。だからこそ、”幻想人”として人類社会に帰還できたバックファイアは『変身』を完璧に操れる猛者のみであり、彼らの使う『変身』に”リスク”というものは存在しない。

・破妖軍(アンチ・スピリット・フォース)
通称『ASF』。対幻想存在戦闘を専任する軍隊。実戦部隊は通常兵器によって戦う『科学軍』と”バックファイア”を中心に構成された『精霊軍』で構成される。
基本的には科学軍が銃火器類や戦車などの圧倒的殲滅力をフル活用して戦い、強力な魔術を使う個体に対してのみ精霊軍が出動する。
幻想存在たちもまた、生命と肉体を持つ『生物』である。人類が『殺傷』のために発明改良を重ねてきた”武器・兵器”という存在は、幻想にさえ手が届き得る領域に達していたのである。

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フリー世界観:チェンジリング総伐令①

勝手に使って良い世界観を用意したので勝手に使ってどうぞ。

・極めて簡単なあらすじ
物語の舞台は現代。
人類は『チェンジリング(取り換え子)』の脅威に対抗するため、「チェンジリング総伐令」を発令し、叡智の結晶である武力と、チェンジリングから生還した子供たち”バックファイア”の力を集結した『破妖軍』を結成し、世界全勢力を挙げて幻想存在の討伐を開始した。

・チェンジリング総伐令
人間の子供を妖精と入れ替える”チェンジリング”に対抗するための法令。
人民が一体となってチェンジリング及び幻想生物の討伐に尽力する指針を示したもの。

・”チェンジリング”
「取り換え子」とも呼ばれる、世界各地で確認される現象。人間の赤子が妖精の子供に取り換えられる。
取り換えられた人間の子供は幻想存在たちの集会へ連れ去られ、その子を気に入った幻想存在が引き取って育てる。

・”バックファイア”
”チェンジリング”によって取り換えられた人間の子供のうち、人類社会に帰還した者を指す。多くの子供は里親となった幻想存在から「魔術」を教わり、幻想の力を得ている。その力を利用して『チェンジリング総伐令』に協力する。

・魔術
主に幻想存在が『魔力』と呼ばれる未知のエネルギーを使って行う魔法的技術。
幻想存在はこれを人間の子供に説明するに当たり、以下のように語る。
『たとえば、人魚が水中で呼吸をする。たとえば、クモが糸を張る。それは”身体機能”であって君たち人間には到底再現不可能な領域だ。しかし”魔術”は飽くまで「技術」。生命と知性ある我々にできて、君にできない道理は無い。』

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