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或秘密結社入口会話仲間不仲間見極合言葉(馬鹿長)

「こちらは創業何年になるんですか」
「今年でちょうど、三百年になります」
「ご主人は何代目ですか」
「初代です」
「iPhoneのパスワードは」
「3150、さいこお です」
「好きな音楽は」
「椎名林檎一択」
「本当に?」
「坂本慎太郎とチバユウスケ」
「きゅうり好きですか」
「アレルギーです」
「トマトは?」
「今ポケットの中に」
「今何時?」
「マクロファージ」
「ここはどこ?」
「南ブータン村」
「色即是空」
「不規則に食う」
「空即是色」
「食う得レシピ」
「一切合切全ては空」
「実際問題食えれば食う」
「…せーのっ」
「「お父さんいつもありがとう」」
「からの?」
「「アミノ酸+オリゴ糖」」
「海!」
「川!」
「齋藤!」
「飛鳥!」
「かわ!」
「いい!」
「写真集買った?」
「買いました!」
「どこで?」
「もちろん!」
「「Amazonで!」」
「…」
「…」
「スパイナンバーを言え」
「3928です」
「本当は?」
「7です」
「いいだろう。入れ」
「あの…ホントにこれって必要ですかね?」
「しょうがないよ。上の命令だもん。」
「ですよね。お疲れ様です」
「今度飲み行くか」
「良いですね。」
「…!」
ーーーーーーーーーバキュンーーーーーーーーー
「結構情報漏れてるな…。あと少しで入られるところだった。」
情報管理が大切な時代ですね。と、マダムは笑った。

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世にも不思議な人々㉓ 回避の限界にチャレンジ

安芸「こんにち…うわっ。何やってるんです?」
萩『おーやっと来た。リー…安芸ちゃんも早く来て!』
安芸「ちょっと皆さん?何故にその人吊られてるのです?」
キタ「前回言ったろ?回避性能の限界にチャレンジするのさね」
初「おーい早く始めておくれェ……。頭に血が登るゥ………」
キタ「了解!さあさあ皆様。こちらに用意されましたのは、ナーフ都合125台。X-shot都合70台。弾はそれぞれ五回は再装填できます。BB弾を撃ち出すエアガンが合計8丁。弾は全部で2000発。スリングショットも3台。弾は…確か500発くらいあったかな?ダーツが80本。あとはブーメランが7本。これら全部初君に向かって撃ち込みます!全て避け切ったら拍手喝采モノ!ああ、因みに初君には目隠しもしてもらいます」
伏見「うへえ無慈悲」
滝沢「日頃の仕返し、させてもらうぜ!」
キタ「全員銃は持ったね?撃ち方ー、始め!」
 ・
 ・
 ・
伏見「全弾撃ち尽くしたかな……」
キタ「予想はしてたけどまさか全部避けるとは」
那由多「こいつも化物だったか」
初「こいつって言うな…僕年上ぞ…。あー疲れた。どこから何が来るかは分かるんだがよ……集中しなきゃなんないのがキツイな」
安芸「ところで一つ良いですか?さっきまで逆さ吊りにしてた縄を支えてたその巨人は何者なのです?」
萩『ああ、それについては私が説明するよ。彼はこの間会った能力者の…』
阿蘇「オーイお嬢。萩美帆嬢。俺の本名ハ言うなと言ってるヨナ?言わないトは思うガ念を押しトクゼ」
萩『おっと。えっと、彼は…阿蘇さんです。能力は「森のくまさん」。人外になる能力だとか』
安芸「へえ……。阿蘇さん、初めまして。安芸華世と申します。以後お見知りおきを」
阿蘇「オウヨロシク」
キタ「まあ、僕は君の本名知ってるんだけどな?言ってやろうか?フフフ」
阿蘇「アア?テメーぺっちゃんこに潰シテくれようカ?」
キタ「おお怖い怖い」

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世にも不思議な人々㉒ みんなで鬼ごっこ!

キタ「というわけで今日は、みんなでケイドロをやりたいと思います!」
滝沢「どういうわけだよ。ってかケイドロって何だ。それを言うならドロケイだろ?」
伏見「え、ドロジュンじゃないのか?」
初「ドロ、何?」
伏見「泥棒と、巡査」
キタ「ご当地ネタは置いといて。鬼は一人。捕まった時点でアウト。制限時間は20分。範囲は噴水の公園敷地内。良いね?」
那由多「良いけど。鬼は?」
キタ「そりゃあ勿論……」
滝沢「……俺か」
キタ「そう!じゃあ一分間は動くなよ?よーい、スタート!」

2分後
萩『いやー』
那由多「全員」
キタ「捕まって」
安芸「しまいましたね」
伏見「オータロー以外な」
萩『まさか開始三秒で捕まるとは』
那由多「ボクはその5秒後。素の身体能力には自信あったのに……」
キタ「見えてたからいけると思ったんだがなぁ。30秒もたなかった」
安芸「やった!女子で一番!」
伏見「いくら短距離とはいえさぁ、瞬間移動に対応するあいつ何なの?あと僕、時速50kmは出してたんだが?僕は大体50秒辺りで捕まったんだったかな」
キタ「あれ、お前瞬間移動なんてできたっけ」
伏見「ワイヤーキーホルダーの能力。『最大5m後方への瞬間移動』の能力らしい」
安芸「うわあすごい。私も能力使えば良かった」
キタ「で、ハツ君は…。おお、やるな。逃げてる逃げてる。みんなにも見せてやろう」
伏見「いや、何も見えない。残像すら見えないって何?化物?」
那由多「ボク達にも見えるようにしてよ」
安芸「私には見えるんですけどねえ?」

更に18分後
初「よっしゃ逃げ切った………」
滝沢「ああクッソ!また捕まえられなかった!」
キタ「いやー二人ともすごかったよ」
那由多「ホントホント。途中から不可視レベルの速度だったものね。ほら見てよ、木が数本折れてる」
伏見「いや良く数本で済んだな⁉」
安芸「すごい能力ですねー」
萩『おめでとうオータロー』
滝沢「そういや何でこんなことを?」
キタ「ん?君の能力の限界にチャレンジしただけだが?そうだ、ついでに他のやつでも試してみよう」
初「え、てことはもしかして僕も何かやるの?」
キタ「Exactly(その通りでございます)。次回を楽しみにしてな」

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世にも不思議な人々⑳ キタさん難受けるその2

で、どこまで話したっけか…。そうそう、能力の影響が空間全体に及んでいたってところまでだ。出られないのは困るのでまず僕は状況の把握をしようと試みた。さっきとは違って、実際に空間を歩き回って壁がどこにどのようにあるかを触って確かめて、そのイメージを可視化したのだ。これなら問題無く壁が見える。
で、分かったのは、空間は4m立方に区切られていて、隙間なんてものはないってこと。
………どうやって出ろと?無理だよ。詰みだよ。……まあ、出られたからここで話してるわけなんだが。
まず僕はこの能力が誰のものなのかを考えた。やはり怪しいのはあのマイマーだ。何せ消えちまったんだ。ただの大道芸人なわけがない。そもそもあんな意味ありげな登場したのにモブなんておかしいだろ?やはり奴が本体と見て間違いないだろう。
ではどのような能力なのか?その時の状態をそのまま言うなら、『中に入った者を閉じ込める空間を作り出す能力』だろうか?だとしたらそれこそ詰みだ。
いったい何故こんなことをするのか?純粋に誰かを閉じ込めて楽しんでるとか?それはまず無いだろう。閉じ込めることそのものが目的なんてサイコパス、そういない。だとしたら捕獲?回収に来ないのならそれも違う。
………まあ、面倒くさいので、真相を『可視化』してやりましたよ。ホント僕の能力便利。
それで無事脱出できたわけなのだ。どうやったかって?簡単なことだ。この能力の正体は、『パントマイムのアクションを現実にする』というものだったんだ。だから壁に近寄って、ドアを開けるような仕草をしたら、手応えがあって、空間に穴ができて、そこから出られた。能力の影響下なら他者のパントマイムも現実にするなんて、すごい能力だよ。
で、空間を出たら、どこからか紙を折り畳んだものが落ちてきた。文章が書いてあるようだ。それを読んだ僕は、今度こそびっくり仰天、驚いた。内容についてはまた次回な。

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世にも不思議な人々⑲ キタさん難受けるその1

やあやあどうも、こんにちは皆さん。最近暑いなー、なんて思ってたら今度は梅雨入りで逆にひんやりし過ぎるくらいなお天気の今日この頃。元気にやってるかい?え、お前誰だよって?タイトル見ろよ、キタさんだよ。こんな雰囲気の夜に一つ怪談でもしようかと思ってね。まあ聞いてくれ。
これはこの間実際に僕自身が体験した話なんだ。仕事の都合でちょいと人通りの少ないところを歩いていたんだ。え?僕の仕事が何かなんてどうでも良いだろ?するとパントマイマーが一人、芸を披露してたんだ。それを見てたら、そいつ芸を止めて建物の隙間の細い所に入っていったんだよ。これは興味深いな、と思って後をつけたんだ。ああ、仕事は別に急ぎじゃないから良いの。で、しばらく進むと4m四方くらいの空間に出たんだよ。中庭みたいなものなのかな?いやそんなはずは。
ここからがミステリー。あのマイマーは居なかったんだ。行き止まりだったし分岐も無かったから居ないわけは無いのに。
おかしいなあ、と思ってその空間から引き返そうとしたら、来た道に入れず、何か透明な壁に阻まれたのだよ。少し驚いたが僕はそう簡単に焦ったりしない。僕が戻るのを阻んだものを『可視化』しようとしたんだ。ところができなかったんだ。何も可視化出来なかった。まるで阻んだものなど存在していなかったかのように。けど何かあるんだよ。だから今度は『何者かの能力の影響』を可視化してみた。こんなおかしなことは何かの能力でなきゃあり得ないからな。流石に今度は少し焦った。何とその影響は『その空間全体に』広がっていたんだ。

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世にも不思議な人々⑱ 人じゃない人

こんにちは皆さん。マホこと萩美帆です。先日面白いことがあったので、お話したいと思います。
あれは先週の日曜日、ラジオ番組のテキストを買いに行った帰りのこと。視界の端に何か大きなモノが見えたので、そちらへ向かってみたところ、そこには巨大な生き物が居たのです。
ベースは人間似なものの、身の丈は4mか5m、6本の細長い腕、短い脛と長い踵を備えた力強そうな脚、その脚と同じくらいの長さの尻尾、何か不定形のオーラでも纏っているかのような真っ黒な皮膚等々。とても人間とは思えませんでした。
驚いていると、その生き物が私に気付き、近寄ってきました。これは食われる、私の人生もこれまでか、と思いましたが、そうはならず、その生き物は日本語で話しかけてきました。
「うお、やっべ、見られた。えーっと、無理だとは思うが怖がらんでくれよ。こう見えても俺ァ人間なんだよ」
人間。とてもそうは見えませんが。とりあえず私は、能力で会話を試みました。
『えーっと……こんにちは』
「おォ!こいつ、直接脳内に!面白ェ!」
『私の能力「少年と魔法のロボット」です。貴方も能力者なんですか?』
「ウヒヒ、俺の他にも居たんだなァ、能力者!ああそうだよ」
『原曲は?』
「原曲ゥ?……ああ、アレか。この姿になる度に頭に流れるやつか。曲は『森のくまさん』。見ての通り異形になる能力だ」
『へえ!私の知ってる中でもかなり異色ですよ!その能力!』
「他にも居るんか?」
『はい。そういえば、お名前は?』
「あー……。まあ、同じ能力者のよしみで教えてやるよ。俺の名は阿蘇一寸(あそちょっと)。この名前あんま好きじゃないから言いたくないんだよなぁ……」
『それはすみません…。あ、私、萩美帆と言います』
「へェ。良い名前じゃあないか」
『ありがとうございます。そういえば、さっきの言い方、人間に戻れるんです?』
「ああ。戻ろうか?」
『えー、じゃあ、お願いします』
「おう、これが俺の人間モードだ」
あら、彼、意外とイケメンでした。

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世にも不思議な人々⑰ 集え!リータ親衛隊

マホ『どーも皆さん。マホこと萩美帆です。今回は筆談でお送りします』
チャチャ「チャチャこと伏見清次ですー」
那由多「あだ名特に無し、神子元那由多です」
萩『今回はですねー、タイトルの通り、本シリーズ最強の能力者、リータこと安芸華世ちゃんと縁のある人物が集まってお話するという企画なのですけども』
伏見「で、何を話せと?」
萩『えー、作者からこれ話して、みたいな注文がいくつか来てるのでそれについて』
那由多「じゃあ早速行こう」
萩『最初は、「リータとの馴れ初めを教えて」』
伏見「前の方のエピソードを読め。」
那由多「終わっちゃった。終わっちゃったよ」
萩『うーん早い。じゃあ次。「ぶっちゃけ彼女のことどう思ってる?」』
伏見「うーむ……。何というか…、手のかかる、妹みたいな?あるいは姪っ子」
萩『私にとっては、命の恩人で、一番の親友で、それで……やっぱり何でも無いです」
伏見「何言いかけた?で、君は?」
那由多「え、えーっと……、その………、うぅ…
…、い、言えるかー!」
伏見「なぜキレた」
萩『落ち着いてなっちゃん』
那由多「なっちゃん言うな!」
萩『次行くよー。「なっちゃんマジであの時何されたの?」。私も気になる』
那由多「え、……えーっと……その……無理!言えない!」
伏見「マジ何されたの?」
萩『それはもう「ヨニヒト」七不思議の一つってことで』
伏見「ここに来て唐突に略称決まったね。そう取るか。作者のセンスが伺えるよ」
萩『じゃあ最後。「なっちゃんが某死霊使いに似てるってコメントがあったんだけど」だって』
伏見「ああ、あれか」
那由多「え、何それ」
伏見「ミズサキって人の語り部で能力者との日常を描いた作品があってね」
那由多「ちょっと見てくる」
萩『行ってらっしゃい』
伏見「行ってらっしゃい…暇になったな」
萩『しりとりでもする?りんご』
伏見「ゴール」
 ・
 ・
 ・
伏見「オパール」
萩『うー……もうるは無いよ…』
那由多「何してんの?」
伏見「おお、お帰りどうだった?」
那由多「確かにボクと似てたー。けど面白いね。あのネロって子。ちょっと会ってみたいなー」
伏見「それについては作者に後でアポ取ってもらうということで」

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No music No life #8 アディショナルメモリー

時雨視点



「ねえ、あんたら誰?」
私が言い放った言葉は宙に浮いてる三人に届いているのだろうか。空いた窓の外に宙に人間ではない三人がいる。
「誰って聞かれると困るよね〜」
額にお札を貼ったキョンシーと思われる奴が喋った。
「まあ、異界の住人ってところでしょうね。」
そう吸血鬼が言うと、ゾンビが
「訳あって、君の仲間たちをこっちの世界に引きずりこまなきゃいけないんだ。」
と言った。
冗談ではないらしい。
「という訳で大人しく引きずりこまれてください。」
「無理に決まってる。」
「だよね〜」
刀を抜いて斬りかかろうとすると、
「やめとけ、時雨ちゃん。」
聞き慣れた声に止められた。
「チッ」
ゾンビと思われる奴の舌打ちが聞こえた。
「何で戦おうとしてるって分かったの?」
「長年の付き合いですからね(笑)」
そう結月は笑った。
「それにしても本気だね、時雨ちゃん。」
「そりゃ、みんなのためだからね。」
「時雨ちゃんが、君が、一人が、誰かが、抱える必要ないよ。」
「でも、私のせいで、みんなに迷惑かけてるじゃん!」
「私達は迷惑かけられる前提で貴方の隣にいるんですよ。」
「いくらでも、迷惑掛けてください。」
後から二人が言ってくれた。

「「「いくらでも付き合ってやるよ
そのわがままに。」」」

私は最高の仲間、いや、家族を持ったらしい。


【続く】

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世にも不思議な人々をリストアップ2

安芸 華世(リータ)
高校一年生のぽやんとした少女。背丈は145くらい。どうやら周りに人が集まって来る星の下に産まれたらしく、主人公以上に人徳があり周りに人が集まって来る。加えてあのチート能力。もしかしたら彼女が真の主人公なのかも…いやそんな馬鹿な。疑うということを知らないので、能力との相性がとても良い。
能力 メトロポリタン美術館
出来ると信じたことはどんなことでも出来る。少しでも疑う心があると発動しない。
作者のコメント
読み方は「あき はなよ」。もういっそキャラ名地名に由来させようかな。ところで一体通り魔ちゃんに何したの?

萩 美帆(マホ)
リータと同い年。生まれつきの障害で話すことができない。そのため能力との相性がすごい。
能力 少年と魔法のロボット
対象1名への一方通行のテレパシー。射程距離は50m。間に動物が入ると妨害されて少し短くなるが、植物だと枝葉や根を伝って若干伸びる。
作者のコメント
読み方は「はぎ みほ」。なんと本名とあだ名がニアミス。

伏見 清次(チャチャ)
21歳。大学二年生。……ああそうだよ浪人したんだよ一浪だよ何か文句あっか!身長は180くらいある。いつもコートを着てフードをかぶっている。コートには細工がしてあっていろいろ入ってる。
能力 おもちゃのチャチャチャ
道具を媒体にして様々な現象を起こす。どんな能力になるかは触れた瞬間分かる。
作者のコメント
読み方は「ふしみ せいじ」。名前の由来は観阿弥だったりする。作中で二番目に強いと思います。外見不審者。あと、苦労人というか常識人。

神子元 那由多
14歳。中2。一人称は「ボク」。背はかなり低くて131か2くらい。割と良い子。あだ名は無い。あの後リータに懐いたらしい。
能力 グラスホッパー物語
刃物で生物を斬ったとき、ダメージを与えず代わりにその生物の持つ嫌な記憶を切り離す。副次的な能力として対象の持つ嫌な記憶を見ることができる。
作者のコメント
読み方は「みこもと なゆた」。地図帳で見かけた「神子元島」が由来。ホントに何をされたのかねー?作者も知らないのだよ。

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世にも不思議な人々をリストアップ

所沢 初(オータロー)
高校二年生。本シリーズの主人公。大した活躍はしていないが、作者が言うのだから間違い無い。
能力 およげ!たいやきくん
逃走、回避行動に大きな補正がかかる。その成功率はほぼ100%と言って良い。単純な身体能力強化だけではなく、無意識でのルート選択、スタミナ切れがしなくなる、回避の際はほぼ未来予知に等しい危機察知など、その補正は色々なものがある。
作者のコメント
名前は、「ところざわ はつ」と読みます。「はつ」が嫌なら「うい」でも良いよ。

キタ
妖怪みたいな雰囲気の怪しげな青年。26歳。身長約190cm。体重約65kg。なぜ生きている。七つ道具を持っているらしい。仕事は自営業らしいが職種は不明。仕事の際は「喜多方颯(きたかたはやて)」の名を使っている。
能力 北風小僧の寒太郎
普通なら見えないものを可視化する。可視化には自分にのみ可視化、一部の対象に可視化、無差別の可視化の3種類がある。
作者のコメント
この人は何となく不審者であってほしいので本名は伏せています。

滝沢 真琴(ラモス)
高校三年生。元不良だが能力者になってからは足を洗った。かつては色々とやらかしたらしいが酒と煙草とドラッグだけは怖くてできなかったそうな。お前ホントに不良だったの?
能力 まっくら森の歌
追跡、足止めに大きな補正がかかる。成功率はほぼ100%と言って良い。単純な身体能力強化ではなく、障害物があれば回避するなり破壊するなりして押し通るし、たとえ完全に撒かれても、僅かなヒントから逃げ道を探り出せるし、万が一相手が瞬間移動しても勘だけで探せる。
作者のコメント
名前の読みは「たきざわ まこと」。この子は基本ツッコミ役にされてます。実は名前の由来は南総里見八犬伝の作者。

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世にも不思議な人々⑯ 斬って切る人その4

「チャチャさん、一体何をしたんです?」
オータローがチャチャに尋ねた。
「ああ、虫かごだよ。『生き物にぶつけることでその生き物を中に閉じ込める』能力」
「へえ……。つまりモンスターb」
「止めろ」
キタとラモスは下らないことを話している。
話は戻って、無事通り魔を捕えた彼らであった。が、これをどうしたものかと悩んでいたところ、リータが口を開いた。
「ねえチャチャさん」
「ん、何?」
「その中に私も入れませんか?」
「ああ…うん、行けるけど」
「じゃあお願いします」
「うん、けど一体何をするんだい?」
「お気になさらず」
そう言ってリータは虫かごの中に入っていってしまった。
それから五分後。
「ただいま戻りましたー」
リータが突然戻って来た。
「おお、お帰り……って、通り魔すごいことなってるけど大丈夫!?」
通り魔、放心状態でぐったりしている。
「何かすごいビクンビクン痙攣してんぞ!」
「ああ、大丈夫です。あのくらいじゃ死にませんよ。で、彼女についてですが」
「え、ちょっと待て」
これはラモス。
「そいつ女なのか?」
「はい。?」
「え、何、お前気付かなかったの?」
キタが煽る。
「彼女について、話を続けますよ」
リータ、構わず話し続ける。
「名前は神子元那由多。14歳。中学2年生。能力は『グラスホッパー物語』。『刃物で生物を斬るとき、代わりにその生物の抱えている嫌な記憶を切り離す』というものだそうです」
「なるほど。それで『慈善事業』か」
オータローが納得したように言う。
「……一つ良い?」
「何でしょうチャチャさん?」
「そいつに何したの?それだけが気になる」
「ああ、それは、………やっぱり内緒です」
「え…。すごい気になる。キタさん、可視化」
「オーケー!」
チャチャはキタに可視化を命じた。
「うんうん……えっ……へぇ………はぁ〜〜、おぉ、フフフ」
「え、何か分かったんですか」
「えー……。僕から言うことは何も無いよ」
(何やったんだ一体………)
オータロー、ラモス、マホ、チャチャの考えが見事にシンクロした。
「何はともあれ!これでこの子も仲間です!めでたしめでたし!」
           斬って切る人 終わり

2

SCENE

「あの。気付いてますよね。」
「…ごめん」
クラシック・ギターを立てかけて
僕は居直った。
「…やっぱ帰ってもらえn」
「嫌です」
「そうですか」
「ご覧の通り私は、妖精です」
「僕の知ってる妖精じゃないのですが」
「カワイイ系ですか?エロい系だと思ってました?」
「予想はカワイイ系、希望はエロい系です」
「正直に話しさえすれば潔いとでも思いましたか?」
「すみません」
「そもそも人の形で現れてあげただけ優しいと思っていただきたい。本来妖精に形はありません。」
「神様と同様にですか」
「ええ。神もまた、形なきお方です。」
「…で?僕に何の用ですか」
「なんだと思います?」
「は?めんどくさい女ですか」
「すみません。」
「何の用ですか」
「シックスセンス、知ってます?」
「ええ」
「それをあなたにあげちゃいまーす!いえーい、やったー。」
「…」
「…どうされました?」
「…いらないですね」
「え?シックスセンスですよ?第六感。あなたにはその素質があるのです。こうして私と話せていますし。」
「勉強不足だなー。妖精さん。僕にはもうシックスセンスがあるんですよ」
「え?」
「っていうか、だいたいテンセンスくらいあるかな」
「はい?」
「だからこうして…」
「…え?…あ、もしかしてぁ…」

ざらっとした風が吹いた。

「神様は人の形なんかしてないけど、悪魔はそーでもねーんだ。勉強不足を悔やみな。妖精さん」

はいカット

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熱く 暑く 厚く ATSUKU

いいぜ、やってやる。
これまでの評価なんて関係ない。
スタートラインは一緒だ。
中学校で全国大会に行った?
中学校で4番だった?
中学校でエースだった?
はっ、笑わせんな。
そんなもんはすでに過去のもんだ。
自分はどうなんだって?
全国どころか県大会にも行ってねぇよ。
4番ですらねぇよ。
後輩にも舐められてたよ。
そんなヤツでもなぁ、本気出して勝ちたいって思ったら、神様はチャンスくれるんだよ。
いつもだったら無理なことでも、努力してたら神様は助けてくれるんだよ。
何が言いたいかって?


自信っていうのは、自分を信じるって書いて自信なんだ


本気出したら練習にも身が入る。自主練習も積極的にやるようになる。
そしたら、神様がくれたチャンスを自分の物にできるんだ。
自分の物にできたら、自分を信じるようになる。
そしたらまた、本気で練習できるようになる。
――――――――――――――――――――――いかがでしたでしょうか?初めて連載しようと思ったので意味が全く伝わらないところもあるかもしれませんが、そこは皆さんお好きなように解釈していただいて結構です!
ここでは、部活中に感じた事等を投下していきたいと考えております! 
「共感した!」や、
「なにいってんだこいつ」等どんなことでも良いので、レスください。それが、部活の心の支えになります。皆さん、よろしくお願いいたします!

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世にも不思議な人々番外編 斬って切る人の裏では

オータロー「あああああクッソ!やってやろうじゃないかぁあ!行くぞ!」
キタ「おお行ってらっしゃい」
ラモス「おい、早くあっちに知らせろよ…ってかどうやって知らせんだ?LINE?」
キタ「いや、可視化でチャチャに『通り魔発見』っていう文字情報と僕らの居場所を見せて来てもらう」
ラモス「あんたホント万能だよな……」
キタ「さて、連絡も終わったし、オータロー氏と通り魔の戦いを観戦してますか」
ラモス「不謹慎だなぁオイ」
キタ「おお避けた避けた。あの一撃避けたのは良いぞ」
ラモス「あいつの能力の範囲に『回避』が入ってなかったら詰みだったんじゃね、これ?」
キタ「そうかもね…て何今の動き!?」
ラモス「は!?何だ今の!回転斬り!?格ゲーのコマンドでしか見たこと無ぇーぞ!」
キタ「いやーすごいねー。あ、あの通り魔出刃包丁も持ってる」
ラモス「出刃なのか。てかあの長いの何?」
キタ「ノコギリでしょ?」
ラモス「長っ」
 ・
 ・
 ・
ラモス「もう3分になるぞ。けどあの通り魔すげーな。身体強化の類か?」
キタ「いや、能力の影響を可視化してみたけど、身体には影響してないよ。ノコギリと包丁にだけだ」
ラモス「じゃあ刃物を操作するとか?」
キタ「何その念力の完全下位互換。作者がそんなありきたりな能力考えるわけ無いじゃん?」
ラモス「メタ禁止。……ってあれ?通り魔どこ消えた?」
キタ「おお。やっと彼らが来たか。少し時間がかかったね」

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イカにゃんキャラに質問!#3

川上美月に質問!
Q1犬派?猫派?
A どっちも好きで好きですけど、どちらかといえば、猫派です。結月姉みたいで、可愛いですね。

Q2好きなアーティストは?
A [ALEXANDROS] KEYTALK
BLUE ENCOUNT フレデリック などなど

Q3そのアーティストの曲で好きな曲は?
そしてそのアーティストの好きなところは?
[ALEXANDROS]
全部です。結月姉に教えてもらって、私と結月姉の音楽の趣味が合うので、全部好きです。まーくんかっこいいです。

KEYTALK
KEYTALK先生も結月姉に教えてもらいました。
なので全部好きです!よく「私もあんなぐらいギター上手くなりたい」ってよく思います(笑)

BLUE ENCOUNT
もうテンプレですけど、全部です。全部ギターかっこいいので。

フレデリック
はい、全部です。独創的な世界観が最高です。


Q4尊敬する人は?
A 結月姉と時雨さんです。もうあの二人には頭が上がらないです。生き方がカッコいいです。

Q5カッコいいと思わない人は?
A 被害妄想が激しい人です。他人のせいにしすぎだと思います。あと、人の曲そのまま歌ったりする人とか。その人自身の言葉じゃないので、言いたいこと伝わらないと思うんですよ。自分の力で勝負するべきだと思います。




【続く】

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キャラへの質問募集中です!
なんでもいいです!お願いします!
ネタ切れなんです!お願いします!
お願いします!

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イカにゃんキャラに質問!#2

中村時雨に質問!
Q1犬派?猫派?
A 犬。可愛い!

Q2好きなアーティストは?
A サカナクション official髭男dism 乃木坂46
Roselia
などなど

Q3そのアーティストの曲で好きな曲は?
サカナクション
うん。全部だよね。
でも、Ameは(A)も(B)も好き。自分の名前に
「雨」って入ってるし(笑)


Official男dism
うん。全部だよね。(2回目)
でも、ラブソングを違う曲っていう風に捉えて聞くのが共感できた。Pretenderは特にそうだった。でも、共感するだけは何よりも悔しいからしたくない。


乃木坂46
うん、全部だよね。(3回目)
うん。みんな可愛い!


Roselia
うん、全部だよね。(もはやテンプレ)


Q4どうしてそのアーティストが好きなの?
サカナクション
音楽に対する想いが音楽で表れてる。そこが好きだね。


Official髭男dism
素敵です。ほんとに。


乃木坂46
まっすぐで輝いてるとこ。

Roselia
音楽に対する想いがこっちも素敵だなって思う。ほんと。

Q5尊敬する人は?
A 結月と涼香
だってカッコいいもん!あの二人。
ポジティブに、生きてる。辛いはずなのに、
「もっと辛い人がいるはずなのに自分が困難で折れてたらダメ」って言ってたとこ。これからもずっと見習っていきたい。


Q6カッコいいと思わない人は?
A 変な質問だね。病んでる歌詞書く人とか、
そういう歌詞好きな人かな。どんなにみんなに人気だって、どんなに演奏うまくても、カッコ悪いね。マジで。そういう人ほど、結月と涼香を見習ってほしい。周りのせいにしない。


御影結月に質問!
Q5尊敬する人は?
A 自分。なんて言われてもいい。時雨ちゃんが
「結月は自分に自信持っていいよ」って言ってくれたから、自分を尊敬したい。

Q6カッコいいと思わない人は?
A 自分のこと「可哀想な人」にする人。最高にカッコ悪い。嫌いだねそういうやつ。