マイナビ閃光ライオット
もう10代じゃなくなり、大人への一歩を踏み出し始めた私が、この神聖な場所に足を踏み入れていいのかと、少しの躊躇いを感じながら参戦しました。
しかし、「閃光は10代に戻れる場所だ」という先人たちの言葉に納得してしまうくらい、そんな躊躇いはすぐに消え去りました。
大人になっても、なお、しんどいことはつきもので。
大学の研究や試験、国試の勉強。身内の不幸など。忙しない日々を過ごす中で、自分の心の悲鳴を見て見ぬふりして、笑って過ごしてきました。
そんな中、私は、今日見た「ハッピーセット」の演奏に、これまで隠してきた感情が溢れるくらい、グッときました。
特に「決意表明」に心奪われました。楽曲も、演奏の技術も、演奏している時の皆さんの表情も、全てが私たちに向けた応援歌のようで、心に響きました。
他にもグッときたところは、校長が黒板で影について触れたことです。明るく楽しく振る舞っていたものの、10代の閃光を浴びて、自分はあの頃に抱いた夢を叶えることが出来なかった、叶えることはもう出来ないんだという現実を見てしまいました。そういう負の感情を超えて楽しんでいたのですが、校長からのお言葉で、明るい面だけに目を向けなくていいんだよ、と言っていただけたようで、すごく嬉しかったです。
学生として来れる閃光は今年最後でした。
来年も、来れるか分かりません。
しかし、この閃光をまた浴びたいです。
だから、来年も参戦できるように、頑張りたいです。
最高の誕生日前夜を過ごせました。
ありがとうございました。