ふわり、
漂った、夢だと思った
音も、光も空気でさえも
確かにそこにあったのに
嬉しそうに揺れる前髪と
透けてしまいそうな近くて遠い真っ白が
私の夏に、またね、って
手を振るから
負けじと私も手を振って
目を合わせたら毛布の中で
2人だけの世界になる夜
また、会いにいくよって
一方通行の約束
気安く声をかけないでください。
なんて言わないでください。
こっちだって心拍数、何時もよりかは高めです。
色とりどりの落書きシャッターを横目で見ながら
公園から聞こえる子供たちの黄色い声
毎日同じ道を歩いていく
課題はしっかりこなす 優等生の日々
当たり前の事ばかりして 言われた事だけして
あの人は機械のように感情を殺し失った
褒める言葉だって傷つける言葉だって台本に記した台詞のよう
自分探しの答えは無く いつもいつも自分が自分を探しても
鏡の中のヒトに笑われる
繰り返しの日々の中に 何かがあるわけもなく
意味のない一生は 出るはずのない答を手探りに探した
今日もギターチャイムが鳴り響く
みんなが待つ教室へ走る
今日の講師の先生は誰だったかな
校長と教頭のおかしな話が始まった
この学校はみんなが知ってる「学校」じゃない
授業中にはロックがかかる
制服はない
卒業は「未来の鍵」を見つけたら。
悲しい話もおもしろい話も辛かった話も楽しい話も教室のみんなと校長教頭が聞いてくれる。
教室には色んな人がいる、寝てたり、ぼんやりしてたり、話しかけられずにいる人、真ん中で遊んでる人、ほんとに色々。
だけどみんな優しい。悩みを言ったら答えてくれる、くだらない話にも楽しそうに乗ってくれる。
昼間の学校で辛いこととか悲しいことがあっても、ここがあるから頑張ろうって思ってる人がたくさんいる。
夢に向かって頑張ってる人、夢を見つけようと頑張ってる人、迷ってしまった人
みんなキラキラしてる。
だから私はこの学校が大好きです。
きみはいいひといいおんな
ぼくはすなおになれないけれど
きみはいいひといいおんな
ぼくはひたすらゆれてるけれど
きみはいいひといいおんな
きみだけはそのままでいいんだよ
きみはいいひといいおんな
きみからなにもうばえなかった
ぼくはいいひといいおとこ?
祈るように何かをする。祈るように何かをする。祈るように勉強をして、祈るようにふざけて、祈るように誰かに会い、握手をして。祈って祈って祈って。途方もない全部で祈る。今は祈る。
私の上にある75度の空。
いくら深呼吸しても清々しくなんかならない。
でもここから離れるわけには行かない。
そんな私は目をつぶって空想の世界へ旅立つ。
今日も素敵な青空だ。
全ては自分次第
そんなの戯言だ
そう思っていた自分にさよなら
周りに流されるのはいつだって自分だ
これで本当に、制服を着る機会がなくなりました。
我先に秋を見つけんとするこんな日が、さよならの日。
纏っているのも忘れそうなほどの薄い布だけを纏って、その布は決して中身の私を守ってはくれないけれどそうするしかないのだわ。
季節に染め上げてもらいましょう。深まる秋と、閉ざされた冬に。あなたたちだけは手放さないもの。
下校中、私はあなたに逢いたくてたまらなかったです。留守電に入っていた言葉。
「今日、おまえに逢いたい。話したいことが山ほどある。面白かったこと、大変だったこと…。おまえと話しをしたら、楽になりそうなんだ。これって、俺だけかな?また、電話して。」
いいえ、私も同じことを思っていました。(もうすぐで……すべてが……世界中が……)
とどまることのない時間が、当たり前だと笑う時間が、価値のあるものだと気づいていたけど
そうか私はあなたに甘えていた。
差し出してきた手のひらの柔らかいぬくもり。
ダイヤよりも輝いていて、値段なんてとてもつけられなくて、お金で買えるならばいくらでも買うのに
振り返って見てよ、笑ってみてよ
ほらまたあなたが笑うから、笑うんだ。
あきらめずただ生きる
明日を見ず今を生きる
ただ死ぬために生きる
そんな生き方で生きる
ただ生きる
生きる
生きる
祭りのような夏が流れていき、
そこには只、夜の虫が鳴くだけ
祭りは終わってしまえば、
只の幻影
今まで見てきた思い出達も
今となれば、海の波のようにゆらゆらと
ミスチルのイノイセントワールドを聴く
そして、今日も新しい日が始まる
耳元で
甘く甘く
甘美なあなたの言葉を
聞かせてよ
身体に
優しく優しく
その温かく美しい手で
ずっと触れていてよ
唇に
熱く熱く
溶けてしまうような口づけを
ちょうだいよ
あなたに抱かれたまま
あなたの胸の中で
あなたの腕の中で
永遠の眠りにつけたなら
毎日毎日
違う男を騙していたら
嘘も上手くなるものね