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No music No life #3 インビジブル

玲視点


突然話をしようなんて言って来た結月。
そんな結月に対する警戒心はすっかり解けていて
私は一時休戦して話をし始めた。



結月視点



警戒して断るかと思ったが、そうじゃないらしい。

やっぱりな。
精神に付け入る隙がある。
だからだ


こんなに素直で優しいヤツが
犯罪集団の中にいるのは




【続く】

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短くてすみませんm(._.)m

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甘くて

甘ったるくって

酸っぱくて

辛くて

苦くて

全部ごちゃ混ぜになって

不味くって吐き出しそうになって

でも僕の大好物

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ツリーを見る度に

君とキスがしたい。
去年、深夜のツリーの前でした時みたいに
凍えた空気を一瞬で熱湯よりも熱い体温にした様に
君とキスがしたい
もう遊ばれていてもいいから。

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LOST MEMORIES ⅢCⅢⅩⅤ

暗い部屋、ベッドの上で、夕食の席でのことを思い起こす。
チャールズは、苦しげにジュリアの馬鹿と呟いた。その様子から、彼女が席を立った理由が分かったのだろうと察するも、あの感じでは教えてくれないだろうことも想像出来た。
馬鹿とは、何とまあ良くない言葉なのに、苦しげなその中に愛情を含んで放てるものなのだなと瑛瑠は思う。ジュリアも同様、嫌悪感や怒りのない、英人に言われたものとは種類の違う言葉に感じた。もっとも、英人言葉も罵倒よりかは非難の意が強かったけれど。
そして、チャールズが想像以上におかしげな学校生活を送っていたと知ることが出来た。
自分もいつか、冗談めかして、愛情をちゃんと含んだ、馬鹿なんて言葉を言えるようになるのだろうか。
思い浮かんだのは、今日瑛瑠を馬鹿だと諌めた彼。
そういえばと思い出す。掴まれた部分が赤くなっていた。力の差を感じたと共に、真実の言葉でないとはいえ彼を一瞬でも傷つけたのは事実で、その代償というにはあまりにも軽い。
彼が愛だと言ったその痕を、瑛瑠はそっとなぞる。
「本当に、いけない人……。」
そうして、眠りについた。

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Andersen

ただ僕は

醜いアヒルの子でいたかった

最後には白鳥になるのだと

周りは皆アヒルなのだと

そう思いたかっただけ

2

反逆

 もし、私が学校や教師に反抗、反逆したら
非行少年として問題になる。

 周りの生徒も、私に近付かなくなる。
親も叱る。

 しかし、極端な話、学校が『免罪符』を売り付けてきたら、視点は変わるのではないか。
 免罪符を売り付けてきた学校に反逆したら
学校で非行少年として問題になる。
 だが、他に売り付けられ泣き寝入りしてきた生徒は、私を英雄だとか言うだろう。

 そもそも、カトリック教会の始めた 免罪符の販売は正しい教えではない。
 だが、間違った教えを反対した『ルター』や『カルバン』達は、
カトリック教会から『反逆者』の意味を持つ『プロテスタント』と呼ばれた。

 要するに反逆とは時に正解を示しているものであり、反逆=悪 というのは間違いで 正義=反逆 ということもある。

 学校側が間違っていることは 本当に無いと言い切れるだろうか。
 よく悩みよく考え自信を持ち、
 プロテスタントになる勇気が
 反抗期少年には必要だ。

 グチグチ文句言わず、反逆者になってやる

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飛んだ

シャボン玉が思いを乗せて、天へ飛んだ。
私は手紙を残し、天から飛んだ。

シャボン玉は天で弾け消えた。
私は地で弾けた。

弾けたシャボン玉の液がポタポタ私の血に垂れる。
私は天へ飛んだというのに。

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遅い。

すっかり遅くなってしまいましたが、まとめ書ききりました。良ければタグ「造語」、もしくは「新言語秩序」で11月分の投稿を検索してみてください。それではまたお会いしましょう。

ヤジウマくん、気づいてくれ...。

memento moriでした。

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遅い。【検閲編】2

ナイフを武器と呼ぶか道具と呼ぶかは、その使う人次第です。言葉はそういうものだと思ってます。そして、切ってしまったものは、大抵の場合もとに戻りません。言葉とは、そういうものなのです。だから慎重に扱わなければいけない。かといって自らの言葉に怯えてはなにも言えない。それゆえに文章は口語とは違った独自の進化を遂げ、口をつく言葉を抑制するものになりました。その事が、言葉をさらに鋭利にしたのです。
片刃のナイフは諸刃の剣よりも安全です。それゆえに、ナイフを持つ人はその危険さを忘れてしまいやすい。
そして、検閲というものが生まれました。言葉を制御するため、秩序を保つため、そういって検閲が行われた歴史は、どの文化にだってあります。しかし、言葉を発し、表すのが人なら、それを検閲するのも人。僕は人に人は裁けないと思っています。そのために多くの言葉が失われました。思想の違うものは弾圧されました。日本にだってヒソヒソ声の歴史があるのです。
今でこそ憲法によって思想の自由は保証されています。しかし『検閲』というのは、公的な場所よりも私的な場所でこそ多く行われます。世の中にいじめや私刑が絶えないのは、僕はそういう言葉のせいだと思っています。
だからこそ、詩人であるみなさんには自分の言葉を強く持っていただきたいのです。今回皆さんの手によって自らの詩を検閲していただくなかで、「どうしてこれが検閲対象なのか」という定義は各各の中にあったと思います。しかしそういう言葉こそが、己の本当の気持ちを表していたりするのです。

決して忘れないでください。誰にも理解できない言葉こそが、想いこそが、あなたの本当の姿なのです。

言いたいことは全部言い切りました。本当は███を皆にも使ってみてほしかっただけなんですけどね。まあそういうことで。
今回は多数の参加者さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m

長文失敬

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遅い。【検閲編】1

【検閲編】のまとめです。
こんな感じで作品を募集しました。

《以下の条件を満たして作品を作りなさい。
・詩であること。散文、韻文、定型、不定形は問わない。
・自らの手によって検閲を入れること。███のようにすること。
・タグを「新言語秩序」にすること。》

さあさらにめんどくさい条件を出しました。ある人に喧嘩売りすぎて作ってくれませんでした(笑)実際詩に限らなかった方が良かったのかもしれません。しかしやはり(すごい接続詞)、今回も面白い投稿が多々見られました。
実は今回の条件には裏課題がありまして。それは、
《自分の過去の作品を検閲して投稿すること。》
気づいてくれたのはお一人だけでしたが、気づいてもらえて嬉しかったです(。-∀-)

このテーマの着想は、僕の大好きなバンドのamazarashiの武道館公演『朗読演奏実験空間・新言語秩序』から来ています。詳しくはいろんなとこがライブレポート出してるので是非。
そういう話じゃない。検閲の話です。この掲示板にも検閲システムは存在します。あまりにも不適切な投稿に関しては、一部が削除されたり、時には掲載されないことだってあります。それをやめろといっているのでは決してありません。いや、ほんとに。誤解しないでくださいね。ただ、この掲示板外でも、我々は『検閲』を怖れていないでしょうか。
空気の読めない発言、知らず知らずの内に誰かを傷つけている言葉、そういうものを怖れて日々生きてはいないでしょうか。それについては僕が最たる例です。ですからここからの文章には全くもって説得力はありませんが、まあ聞いて(読んで)やってください。

(そして続く(長すぎた))

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遅い。【造語編】

「造語」のタグでは、こんな感じで作品を募集しました。

《以下の条件を満たして作品を作りなさい。
・一度の投稿に収まるように詩ないしは物語を書くこと。
・必ず造語を一つ以上使い、その意味をレス欄に書き込むこと。
・タグを「造語」もしくは「memento mori」にすること。》

結構限定しすぎな条件だと思ったんです。でも流石常連の皆さんですね。固有名詞を活用したもの、実際の言い回しを発展させたもの、はたまた完全自作のもの、いろいろなものがありました。それもその言葉達に適した前後を伴って。ほんとに楽しませていただきました。ご参加ありがとうございました。

さてさて、「造語」の話でもしておきましょうか。
詩人の皆さんなら、『言葉の限界』というものを感じることが多いのではないでしょうか?そもそも語彙が少なかったり、あっても適切な言葉を見つけられなかったり。時には国語辞典をひきながら何かを書いたことのある方もいるかもしれません(現に僕がそうです)。
現在我々が『既存の』言葉で会話できているのは、ひとえに先人たちの努力のお陰です。しかし人の気持ちほど具体的でないものはありません。『既存の』言葉では表しきれない感情、想い、記憶、そういったものを無理矢理にでも言葉で表そうとするのが詩人というものです。
何が言いたいか。僕は詩人の皆さんにこそ、『造語』というものを造って、使っていただきたいのです。肉を焼く火がないのなら自分でおこせば良い。表す言葉がないのなら自分で作れば良い。そういう言葉があってはじめて伝わるものだってあるのです。
もちろん万能などではありません。その言葉の意味がわからなければ伝わるものも伝わらないのですから。しかし、そういったひとつのツールを、是非持っていただきたい。そういうことです。

長くなりました。本来のきっかけは『歴史秘話ヒストリア』のテーマの影響なんですが(笑)
ではでは最後に、投稿してくださった方、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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ピンクのヘヤピン

可愛い人とゆうのは何かと考えた時に、スカートを折るってゆうのが1番に出てきてしまったものだから、私はほんの少しだけおったスカートで先輩の教室の前を通ったけれど、、、
誰かに見られているわけでもなんでもなくて、そこら辺の女子1ぐらいで、

うつむいたまま私の教室のある方向へと
空と繋がった渡り廊下へ
丁度、電車が行く様子が見えて、乗り遅れてしまった様に
「またやってしまった、」
と自分を嘆いた

4

TOXIC

甘ったるい目に沁みる煙のなか

目尻の涙擦った時に垣間見た

君の黒い瞳

艶かしい紅引いた唇

額の粉っぽい香り

君はふっと唇歪めて

僕の顔に煙吹きかけたんだ


君は猛毒

君は毒矢

こんな中毒性どうにもならない

ならばどうにでもなれば良いけれど


行かないでよ

その煙みたいに

すぐ消えられちゃ僕は虚無

君が隣に座っていてくれるなら

どうなったって本当に構わない


たとえ全部嘘だったとしても

その言葉も

その化粧も

その美しさも

ひっくるめて全部嘘だったとしても


やめられないから

そう君は猛毒

僕の中身全部吸いとって

その甘い毒巡らせて

身体中に響く鼓動は

君のせいだから







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終われ

なんて言う時ほど
終わりは来ない
終わるなと願うほど
終わりはすぐ側にある

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座禅組だからこそ

みなさん!
12月になってリア充が多いい季節になってきたので、少しでもそんなリア充になれるようなポエムが見たいです!
どうか見させてください!
心が広いやってもいいぜ!の人は
『SOLラブストーリー 』のタグを付けて下さると見やすいのでお願いしたいです!
やってくれた人のは必ず見ますし、こんな私だけれど、レスもします!((迷惑だったらごめんなさい

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Advent 12/4

つい数分前に過ぎ去ってしまった12/4… 第4話”12/4”スタート↓

「こないだの学力考査の結果、どうだった?」
「あーおれ? 死んだ」
「は⁉俺もだよ! 雪夜は?」
「え…?」
思わず沈黙。まさか話を振られるなんて思わなかった。
「…まぁまぁ」
「あ~やっぱりぃ!」
トウイチは思いっきりうなった。
「やっぱ学年1ケタは違うねぇ」
北斗は少しイヤミったらしく言う。
「じゃー余裕で志望校合格かー。”新幸田”でしょ? 頑張れよ」
トウイチは空を見上げながら言った。
「おれとトウイチはこの調子だと親にいろいろ言われるなぁ~」
北斗は静かにつぶやいた。
「んじゃ、またな」
「うん」
と、いつもの交差点で、僕らは分かれた。
トウイチと北斗の後ろ姿を見ながら、僕は心の中でつぶやいた。
(本当は僕も、死にかけそうなんだけど)
この県で最高峰の学力を誇る、新幸田高校。それが僕の第一志望だ。
だが、偏差値が、微妙、なのだ。
今は、ギリギリ合格圏。模試の結果を見る限り、少しずつは上がっているけれど、まだ怪しい。親も心配している。
(どうしたら…)
僕は志望校を変える気なんてひとカケラもない。だが、親に何か言われるのは怖い。志望校変えなさい、とかなんとか…
「!」
僕はふと、ある家の前で足を止めた。その家の扉には、クリスマスのリースがかかっている。
「もう、クリスマスか…」
その時、ふとこの間スマホに届いたあのメッセージを思い出した。
「あの場所で、また会おう…」
ぽつり、とあのメッセージをつぶやいてみた。僕ももちろん行きたいけれど、行けるかなんてわからない。
(それでも、僕は―)
自分を貫きたい、志望校へ対する、思いのように―

は~、やっと今日分書き込めたよ~ これで明日から予定通り1日1話になるぞ~

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Advent 12/3

12/3は約24時間前に過ぎ去ってしまいましたが… 第3話”12/3”スタート↓

「う~んどれにしよっかな~」
鏡の前で自分―イチゴは、ゆらゆらと迷ってる。
「これお気に入りだけど、今日はこの気分じゃないんだよね~」
イチゴは、自他ともに認めるおしゃれ好き、というか可愛い物好き。
自室はお気に入りの可愛い物で見事に統一されている。
「…よーし、これにしよっ!」
薄ピンク色のワンピースを着ると、イチゴは塾のカバン片手に家から駆けだしていった。
別に急いでいるわけじゃない。ただ、塾に行くときは無意識のうちに、小走りで塾へ向かっている。ここ最近、自分はせっかちになってるのかな、とイチゴは思った。
―その理由として確実なのは、自分が、受験生だから。
10月になるまで、イチゴは、自分が”受験生”であることを全く意識していなかった―親友の藍瑠が、あの言葉を言うまでは。
「あたしさ、藤河高校行きたいんだけどさ、イチゴは…どうなの?」
この時、イチゴは「あ、自分って、受験生なんだ。」と思った。
もちろん夏休み中に、あちこち高校見学に行った、だが―
(行きたい高校、決まってないんだよね~)
公立か私立かも、まだ分からない。
(普通科は普通科でも、可愛い制服の学校もいいし、私服もいいよね。あ~でも、服飾について学べるトコもいいよね~)
この通り、迷いっぱなし。てか、自分はいつも迷ってる。パパやママからも、
「いつもイチゴは迷ってるよね~」
と言われている。
(そういえば、)とイチゴは信号のところで立ち止まった。
あの場所で、集まろう。って言われてるけど、どうしよう。
無理だったらいいといわれているけれど、行きたい。
でも、パパやママがそれを許すはずがあるだろうか…?
ましてや、その場所まで移動に時間がかかる。
それに、みんなは…?
(イチゴはいつだって、)
迷ってる。信号が変わると、またイチゴは駆けだした―