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本音

どこかに逃したいこの悲しみ苦しみ

原因がわからない

表す言葉も見つからない

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No music No life 新年のご挨拶

誰の視点でもない

※『』はイカとにゃんこです。

「「「「『新年、あけましておめでとうございます!」」」」』

結月「てゆーか作者。年明けて2日経ってるぞ。
挨拶遅くねえか?」
『…』
美月「そーですよ!なんで2日経ってから、挨拶してないことに気づくんですか!」
結月&美月「「黙ってねえで、なんか言え!」」
『…』
時雨「…あのさ、2人とも気づいてないかもしれないけど、作者、半泣きだよ。」
『…(泣)』
時雨「だいじょーぶ。掲示板のみんなは怒ってないから。ね?」
『時雨ちゃん大好き〜。』
時雨「うん。わかったから、泣くのやめよ?ね?」
『うん!』
結月&美月&玲(((時雨ちゃん/時雨さん、お母さんみたいだなぁ)))

『こんなぐだぐだな小説ですが、今年もよろしくお願いします!今年の目標は、一週間で小説を四話は書くことです!』
「「「「『今年もよろしく〜。たくさん感想待ってます!質問も答えますよ〜。」」」」』


【新年のご挨拶 終わり】

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LOST MEMORIES ⅢCⅦⅩⅦ

英人は少し目を見開く。
「僕に?」
頷く歌名に、瑛瑠も同調する。要は、ヴァンパイアのアンテナが欲しいということなのだろう。
その意図を察し、質問を重ねる英人。
「場所は?」
歌名は顎に手を当て少し考えるけれど、出した答えはまたあとでにしようというもの。
「遠くないよ。でも、とりあえずそっちに話が移っちゃうと、ね。」
そう小さく笑うので、瑛瑠が受け継ぐ。
「では、来週にしましょう。」
次の日も休日なのだが、学生は忙しい。時間はまだある。
望が咳払いをした。
「ぼくたちがここに来た理由、それに関係しているであろうことについてだいたい予想をつけて、さらにその大本だろう狐について言及してきたけれど、この続きは来週に持ち越すってことでいいかな。」
そのまとめに3人が頷くことで、ひとまずピリオドが打たれた第1回会議(仮)。
深いため息を吐いて腕を伸ばし、疲れたー!と叫ぶ歌名を瑛瑠がたしなめた。
しかし瑛瑠だって解放感に駆られたから。
「さあみなさん、甘いものでも頼みましょう。」
待っていましたとばかりに、みんなの顔に花が咲いた。

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コタツムリの詩

手当り次第に投げた賽子
一の目ばかりかと思ったら
6面足しても6でした
マスの内容も空白で
進むも戻るもないマスに
止まっては想いを書き込んでいく
「今日は花見で昨日は月見で
美味しいお酒が呑めました
鮮やかな短冊 親子対決 勝っても負けても差すのはごこう」

お互いに切り札を待っていると
そう思っていた
あなたはあっさりと見透かしたように
1から順に並べ立てた13時
「愛を信じられずに、可哀想な人」か。

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抱負

今年の抱負は、「君ともっと仲良くなることだよ」なんてね。今年もよろしく。

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晴れ待ち

傘はなかった

買えるだけの持ち合わせもなかった

だからこうして

真っ昼間の明るい雨に打たれて

君との約束の場所


びしょ濡れの頬は

優しさが流れ出した

涙、涙。

スニーカーに染みた

振りきれないあの日の決意

涙、涙。

頭を振って髪が乱れ

迸った激情と感傷

涙、涙。

諦めて座り込んだ

冷たさが体を貫く

涙、涙。


雨がやむまでは、

ここにいようと思った。

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毎日ポエム1/2

そこにあった

確かにあったんだ

お前があんなことするから

驚いて逃げてしまったじゃないか

僕が伸ばした腕は

虚しく弧を描いて

しばらくしてダラリと垂れ下がる

そして気づくのだ

もうあれは帰ってこないのだと

二度とこの手に握ることはないのだと

そしてこの部屋に

不敵な笑みを浮かべながら

僕を迎え入れる孤独と

二人暮らしの毎日

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rainyday

日は傾いて見る間に輪郭を溶かす
慌ててなにもかも袖の中隠そうとしても
薄暗さは動きを奪いとり
そっくりまるごと止めてゆきました
なにも目には映らなくて
瞼を閉じても開けても暗闇ばかり
きっと私が涙を流していても
自分ですら気付くことはないでしょう

なにも見る必要なんてない
暗闇と錯覚に蝕まれるのをひしひしと感じながら
手探りで空気をかき回す
なにもかも無意味な空間を

限りなく夜に流れた夕暮れに
車のヘッドライトが雨に反射して
止めどなく落ちる雨粒を見るのが好きだと
いつかあなたは言った
なにも考えなくて済むのだと

アスファルトに刹那触れて
ゆっくりゆっくり飛び散った破片
反射する光もないままに
忘れたようについてきた音を嗤う

なにをしていても離れないのです
このまま人間として生きていけなくなるのではないかと思うほどに
脳裏に焦げ付いて離れないのはあなた
写真に映ったあなたはきっと虚像
この手に感じた感触さえ信じられないのです

rainyday

ヘッドライト照らされた雨粒
どんなに目で追っても終わらない
それでもとめどなく溢れてくるのはあなたの影

rainyday

あなたがいなければなにも成り立たない
こんなときに気づいても
もう少しだけ
もう少しだけ早く教えてくれれば良かったのに

神様

すっかり暗闇に包まれてしまった
今も雨は降っているのでしょうか





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もののけ

 酔って帰宅し、玄関に倒れ、猫が死にかけのゴキブリをもてあそんでいるのをぼんやりながめた。果たして俺は生きているのか死んでいるのか。
「この世は本当に存在しているのか。すべては幻ではないのか」
 俺はつぶやいた。すると、「人間は外部を知覚し、考察を加えることによって現実をものにするのだ」という声が部屋のどこからかきこえた。
「誰だあんたは」
 俺は転がったままたずねた。
「この世ならざるものとでも言っておこう」
 声のするほうに目を凝らすと、着物姿の、人間に似ているが人間ではないと思われるたぐいのものがこちらを見下ろしていた。
「なるほど。急に目の前に現れるなんてまさにこの世のものとは思えない」
 俺は起き上がり、流しの水道からじかに水を飲んだ。
「さっきからいたよ。急に現れたように感じたのはお前がぼうっとしているからだ。鍵ぐらいかけておけ」
「べつにもう。どうでもいいんだ」
 俺はそう言って口をぬぐい、座り込んだ。
「ずいぶん病んでいるようだな」
「いまを生きているという実感がないんですよ」
「若者なんてだいたいみんなそんなものだろう」
「そうかな。でも、病んでいるんです」
「いま生きているかどうかなんてどうでもいいではないか。人間は未来を志向する生きものだ。樹木を傷つけて一定時間経過後、染み出してきた樹液を食すサルなどもいるが、人間の未来志向にはおよばない」
「未来なんて不確かなものですよ。妄想の産物でしかない」
 俺がそう言うと、すり寄ってきた猫をなでながらこの世ならざるものが言った。
「人間は現実より妄想依存型なのだよ。確かないまより不確かな未来。人間はパンによってのみ生きるのにあらず、妄想の力によって初めて人間として生きる。幻を生きるのが人間なのだ。お前はいまでさえ幻と感じている。完璧だ」
「よくわからないけど、少し希望がわいてきました」
「正月休み、あるんだろ。ちょっと遠出してみたらどうだ」
「はい。久しぶりにツーリングに行ってみようと思います」
 数時間後、高速道路の中央分離帯で俺は血を流してうめいていた。見上げると、あの、この世ならざるものが、笑顔で立っていた。こういうのをもののけというんだろうな、と薄れゆく意識のなか、思った。

1

ついていけないんだけど

正月なのに吐き気が止まらない。
病名の宣告。
今年はいい年なんて2時間後には綺麗に消えたよ

0

くるみボタン

毎日町に落ちてるいくつかのボタン
毎日あの子が落としていくボタン
今日落ちてたのはくるみボタンみっつ
さあ、届けにいかなくちゃ
あの子は洋裁店ではたらく女の子
お客さんが入ってきたら
うまく縫えなくてにじんだ目元をさっとぬぐう
そして笑顔をつくってこう言う
「いらっしゃいませ。どんな服をお求めですか?」

2

ほら、其処にいるじゃん!!

ひゅわり ゆらり。 
浮いたり、歩いたり。
あっ ケンカしないで、
人ではないけど、なんか、可愛い…
でも 怒ると かなり怖いんだよ
えっ、見たことないの?
ほらぁそこにいるじゃん!

0

2019

今年はどんな本に
   どんな人に
   どんな音に
   どんな言葉に
   どんな物に
出会えるかな

今年こそ運命の人に出会えるかな

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闇夜の光

悔しくて涙をこぼす僕に
優しさの雨が降りそそぐ
苦しくて惨めで
もう二度とこんな思いしたくない
でもあの子と約束したから
行かなきゃいけない

雨降る星のない夜
君は電灯の下
僕の前で悲しそうに笑った
もう二度こんな顔させないと決意した
「必ず迎えに来るよ
君の悲しみも受け止められる
大きな傘を持って」

✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛✛
自分の描いたのを見せるのはとても恥ずかしい。でも、いいって言ってくれた人がいたからもう一回勇気を出してみます。

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企画やってみます

皆様こんにちは。あけましておめでとうございます。今年もたくさんの綺麗な作品に出会えるといいなと思っております。
そこで。私初めて企画をやってみたいと思います。お題は……『もののけ』です。
人ならざるもの、妖怪やらおばけやらのことですね。今回はそれについての皆様の概念とか考え方とかそういうものを表して欲しいと思います。
勿論、"もののけ"って単純に妖怪とかのことを指しているわけでもないと思うんですよね。

✰⋆募集要項⋆✰
・タグは『もののけがたり』でお願いします。
・ポエムはいくつでも可。ただし小説はひとつの
 書き込みで終わる短編のみとする。
・「もののけ」という言葉をいれなくても可。

それぞれのレス欄に解説を書いてくれると分かりやすいかもです。
あとは基本的に自由に適当にやってください。
その他に質問があったら是非レスでどうぞ。
私も出来るだけタグが付いているものに関しては見ます。たまにレス飛ばします。
それでは皆様の作品楽しみにしてます。

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雨と涙

苦しいとか

悲しいとか

消えたいとか

そんなこと知らなくていい

そんな気持ち

昔見てはしゃいだ水溜まりに

雨粒になって落ちたらいいのに

そしたらもっと笑顔が増えるのにね

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初詣だね

何をお願いしようか

家内安全?

金運上昇?

やっぱり彼女かな

神様に彼女をお願いするなんて

それだからできないんだと言われる気が

それだったらみんなと笑ってたいな

去年はいろんな縁をもらったからな

今年は笑いに包まれた年になりたいな

年始から家族で笑ってるよ

ずっと続いてほしいな

君も一緒に笑わってくれるかい

明日こそ好きと伝えよう

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4番目のはこ

なにか
上手くやろうとしすぎてる
君は
なにか
失うのが怖いから
弱いまま
僕の前くらい
みせて
なんて
かっこつけてみたりした