僕は今此処に居るんだ
誰かに分かって欲しいんだ
唯一無二の音楽を
このステージで歌うんだ
泣いてる声が聴こえた
僕に呼びかけてる様だった
手を挙げてるんだって
黙って見てられねぇな
立ち回りだけ良くて
響かない音は嫌だな
せっかくやるんならさ
そこの貴方に届くようにと
僕は今此処に居るんだ
誰かに分かって欲しいんだ
僕の存在証明を
このステージで歌うんだ
いつの日か誰かの
生きる希望になりたいな
夢ができたなら
今が動くチャンスだ
心の手紙が届いた
僕等宛てだったなんて
それなら貴方の分まで
ちゃんと背負ってやる
1:1の愛情勝負
いかに本気になれるか
せっかく手にしたなら
全員分歌おうか
貴方が生きてる理由は
まだ宝箱の中
僕等の存在証明を
このステージで成し遂げるんだ
いつの日にか思い描いた
最高の一瞬を見てほしいから
もがきながら歌う
世界中のどこよりも
一番アツい場所にしよう
笑って終わりばっかじゃないけど
悔いが無い様に
誰もがこの星の
当事者だ
さあ
スタートを切る準備はできたか?
僕は今此処に居るんだ
自信持って言ってやるんだ
僕の存在証明を
ずっと歌い続けるんだ
いつの日にか誰かの
生きる理由になれたなら
精一杯をぶつけて
僕等の音楽を
夜、星を見上げる
あれの全てが誰かの希望のかけらで
輝きが強いものは もう少しで叶う願いだ
天の川は 叶った願いが弾け飛んだものの集まり
その集まりの力が 七夕は一番強くなる
だから 短冊に願いを書いて
夜空の星にするんだ
「ねぇ露夏ちゃん」
不意に夏緒が露夏の方を向いたので、露夏は、ん?とそちらに目を向けた。
「久々に、家に帰らない?」
夏緒の言葉に、露夏は少し驚いたような顔をする。
夏緒は続ける。
「だって最近ずっと家に帰ってきてないし、なんかピスケスの家に泊まってるっていうし」
たまには家に帰ってきてよ、と夏緒は笑いかける。
「磨衣ちゃんも“お父さん”も寂しがって…」
「あーごめん」
夏緒の言葉を遮るように、露夏は謝った。
「おれは、あの家に帰れない」
「…どうして」
顔から笑みの消えた夏緒は淡々と尋ねる。
露夏はいやー、さ、と頭を掻く。
「おれはピスケスに拾われた身、だから?」
アイツと一緒にいざるをえないというか、なんというか…と露夏は目を泳がせた。
その言葉に夏緒は首を傾げる。
「でも、露夏ちゃんは夏緒の“家族”だし…」
「“家族”でも、一緒にいられないことがあるんだ」
露夏は夏緒の言葉を遮るように呟いた。
言い訳で塗り固めて苦しいな
ほんとは違うの、
もっと
もっと
気持ち悪い
私、あなたのこと好きなの
だから言えない
名称:コードネーム・ハグレイ
説明:かつて“妖記廊”のエージェントを務めていた男性。任務中に剰霊能力を発動し、自滅して怪異へと変じた。
普段は人型に擬態しているが、損傷を受けるとその部位が樹木のものに近い組織で埋められるように再生する。極めて高い再生能力と強力な異聞・剰霊能力によって、討伐は困難となっている。
能力:【Who put Bella in the Wych Elm?】
・略霊:土の中に任意の『植物の種』を生成する。生成された種子は通常の速度で成長するが、異聞能力を利用すれば高速成長が可能。
・異聞:周囲に自生している植物を操作する。操作可能な範囲は、自身が接地している大地から土壌で繋がった領域のうち、自身に視認可能な範囲(実質的な最大射程は1㎞程度)。また、副次的能力として植物の存在を感知する効果もある。土壌に直接接していなければ発動できない。
・剰霊:地中から木の根が絡み合って構成された大顎を展開する。大顎に囚われた物体は、通常の腐敗の数万倍の速度で分解される。この能力は地面に接地していれば発動可能で、アスファルトや建物の基礎などで隔たれていようと、大顎はそれらを噛み砕いて出現する。
名前:慈雲寺陸斗(じうんじ・りくと)
性別:男 年齢:25歳 身長:173㎝
説明:“妖記廊”のエージェント。コードネームは“二重身”。新米時代から能力を活用して悲劇を未然に防いだ成果が多く、期待の新人として見られていた。
一人前になって初めて組む相手がふざけた地雷女で軽くキレている。能力自体はちゃんとある奴なので猶の事真面目にやってほしいと思っている。
能力:【ドッペルゲンガー】
略霊:『死相』が見える。対象の肉体の生命枯渇や、近い未来に『死亡のリスク』に遭遇する可能性を知覚できる能力。対象に付き纏う『死』の内容までは分からないものの、体内で進行する傷病に気付いたり、『命に拘る事象』に限れば疑似的・限定的な未来予知ともなり得る。
異聞;対象となる人間に接触することで発動権を得る。この権利は獲得後1時間まで持続する。発動権を得た状態で発動することで、対象と同じ姿の人型実体を召喚する。実体は発話することができず、対象の年齢相当の知能によって自律行動を行う。行動を指示することは可能だが、飽くまで行動内容は召喚体自身の意思に依存する。
召喚体が自身の元となった人間と直接対面した場合、表面に無数の小さなブロックノイズが発生する。このノイズに触れた物質は、接触した分の体積が『消滅』する。
名前:茂木加奈(もてぎ・かな)
性別:女 年齢:26歳 身長:158㎝
説明:地雷系ファッションに身を包んだ、“妖記廊”のエージェント。コードネームは“騒霊”。強力な語部であり、新米時代から数多の事案に臨んでは解決してきた。
しかし自分についてこれないバディを業務中に亡くした経験が多く、トラウマからか少し荒んだ性格をしている。能力のせいで『人が死んだ瞬間』を感知できてしまうため、『他人が死ぬこと』を何よりも嫌悪している。
能力:【ポルターガイスト】
略霊:無生物を対象として、対象物に接触することで発動する。対象に“家鳴り”や“ラップ音”のような音を鳴らさせる。音のパターンは自由に設定可能で、設定したパターンをループさせることも可能。一度能力を発動すれば、その場から離れてもラップ音は継続するし、遠隔解除も可能。また、副次的な効果として『その物体が生物か無生物か』を知覚できる。生きた生物が死亡することで“無生物”となる瞬間も感知可能。
異聞:周囲に存在する“無生物”を浮遊させて操作する。理論上、同時発動数や操作速度に上限は無いが、操作感としてはマニュアル操作に近いため、語部自身に認識・制御可能な発動数・速度が実質的な上限となる。操作可能範囲は自身から半径50m。