表示件数
0

すべての受験生にエールを込めて

「…どうした?」
「…」
「…まさか、泣いてる?」
「んなわけあるか‼ でも、」
「…でも?」
「…すっごく、緊張する」
「いやおれも緊張してるって」
「落ちたら約束守れないじゃないデスカ!」
「…まぁな」
「なんでそんなサラっと言えるんデス⁇ 普通…」
「まぁまぁまぁ」
「…落ちたくないデスよ」
「うん」
「…怖い。落ちたら、ボク…」
「…行こ」
「へ?」
「まだ時間あるけどさ、余裕もって行こう」
「…そうデスね」
「とりあえず、行こう。それで、ふたり一緒に合格しよう」
「…うん」
「あ、でも、合格したら…何します?」
「え、えーと~」
「卒業までの短い時間、エンジョイしましょ」
「あ、あとさ、久しぶりに互いの家行く」
「あ、それいいデスね!」
「よし、決まりだ!」
「ハイ!」
「…そういや、」
「?」
「ここでこーんな会話繰り広げてるおれたち、周りの受験生から見たらさ…ただのバカップルにしか見えなくね⁉」
「あぁ~っ‼ ボクら付き合ってないのに! ただの親友なのに‼」
「ほら行くぞ~」
「あぁ待って! 置いてかないで!」
「置いてかねーし。そもそもこーなるからバカップルに見えんだよ」
「ぅ… もう、ほら行きましょ!!」
「おうよ」
「絶対合格」
「しなきゃな」
「うん‼」

これ見てちょっとでも多くの受験生が元気出してくれたらいい。皆さんの健闘を祈ります。そして、自分も。

5

No music No life #6 フィクサー

結月視点



数日後、僕の裁判が行われた。3人が証人になって、面会の日に僕に言ったことを証言してくれた。
だが、美月は僕にも言ってなかったことがあったらしい。それは、「橘副司令、あなたは、ライフルの名手、川上春樹なのではないですか?」
美月が言った瞬間に、辺りがざわめき始めた。
春樹は笑いながら、「よく知っているね。さすが、俺の妹だ。」そう、言い放った。
「私は、もうあなたなんかの妹じゃない。」
美月と春樹の口論になってきている。
そして、美月が
「あなたでしょう?涼香さんを殺したのは。」
と言うと
「ああ。そうだよ。悪い?」
春樹が返した。
「お前!」
美月が言うと同時に、時雨ちゃんが美月を止めた。そして時雨ちゃんは、
「裁判長、これで分かりましたよね?
高嶺涼香を殺したのは、川上春樹です。
これで、御影結月の無罪が証明されましたよね?」と言った。
そして、裁判長は、
「これより、判決を言い渡す。
被告人御影結月は、無罪である。」
この言葉により、僕は釈放、関係者の人に、めっちゃ謝罪された。人が、自分にヘコヘコ謝ってるのってなんか、こっちにも、罪悪感が芽生えてくる。
けれど、僕は、体調不良で、涼香が殺されたショックで精神疾患になりかけていたため、入院した。


【続く】
—–———–———–———–———–———–——–––
私、イカとにゃんこは、志望校に合格できました!なので、これからもガンガン書き込んでいきます。
これからもよろしくお願いします!

イカとにゃんこ

0

死にたがりのお人形 第一弾

びゅーぅびゅーぅと、高層マンションの屋上には、風が吹いています。
日が暮れる頃、空が紫色になる頃―その屋上に人がたたずんでいます。
―都会の光は、綺麗ね―
その人はぼんやりと思いました。
(ここでなら、―)
「…おい」
その人に誰かが話しかけます。その人が振り向くと―
「…よぉ」
白い狐の仮面を被った少年が、ポツンと立っています。
「なんの御用かしら」
その人は尋ねます。
「―まさか、死ぬのか?」
唐突な質問に、その人は動じません。
「初対面にその物言いとは、随分と命知らずね」 
「別に? 俺もぶっちゃけ言うと、消えに来た」
狐の仮面がそう吐き捨てます。
「あらそう? 私は、ただ高いところが好きでここにいるの」
その人は言います。
「ふぅん」
尋ねる側は興味をなくしたよう。高いところが好きなその人は、会話が続かないのがつまらなく、不機嫌そうにこう尋ねます。
「あなた、なんていうの? 名前」
「フン、名乗りたくもない。名乗るとしたら霊狐(レイコ)とでもいうか?」
「…そうね。確かに、狐の仮面を被っているし」
霊狐の顔は見えませんが、何となく、にやりと笑ったのがわかりました。
「そういうお前は?」
「あなたが、実名を名乗らないなら、私はおあいこで、朱鷺(トキ)と名乗りましょう」
「ほう…」
霊狐は感嘆します。
「一つ聞きますが、あなたは人間ですよね」
「当たり前だ。仮面をつけているのは、ここで消えた後、すぐに身バレしたくないだけだ」
「あらまあ…」
「もう暗くなるぞ。帰れよ」
「あら、あなたは消えないのです?」
「お前と話したら、消える気が失せた。だから帰る」
霊狐はくるりと踵を返してエレベーターへ向かいます。
長い髪の少女朱鷺は、不思議な笑みを浮かべながら、霊狐のあとを追いました。

はい。フッと思いついた小説です。日常系のお話です。しばらく続きます。ちなみに彼らは本名を語りません。次回は…いつ書くか未定。忘れたころかも。今月・来月は、きっとない(笑)

2

Advent the greeting of writter ~作者からのごあいさつ~

26日まで連載(投稿)していた小説の、あとがきみたいなものです、コレ。ホントは昨日投稿するはずが、書き込み確認へボタンを押したら、書き込み吹っ飛びました…だから今日書き込んでます。「Advent」という物語は、クリスマス(12月25日)に開催される、「クリスマスフェス」という架空の音楽イベントに向けての日々を、6人の中3男女の視点で描いた、わたしのちょっとした思い付きからできた物語です。全31回(実質は全25話。第25話はそれぞれの視点⦅side R/Sa/I/Y/Su/K⦆の6回とホントのホントの最終回に分かれている)で、12月1日~12月25日まで毎日投稿!のつもりが、最終回は26日に投稿しちゃいました(笑)。まぁこの物語を投稿して分かったことは、自分には計画性ってないな!ってことです… でも書いてて楽しかったな。物語が進むにつれ、キャラにどんどん血が通うようになっていくというか、自分の意志を持って動くようになったというか…彼ら・彼女らは、1人の人間になったんですよね(笑) 物語の中のキャラクターじゃなくて、我々と同じ人間… ちなみに!各主人公の名前は、クリスマスや冬に関係する言葉にしていて…紹介するとこんな感じ↓
・柊リイ(ひいらぎりい)→クリスマス飾りのリース⇒リースからスを抜いてリー
=リイ。柊(ひいらぎ)もクリスマスの飾りから。
・十文字参太(じゅうもんじさんた)→サンタクロース=サンタ⇒漢字を当てて、参太。十文字はキリスト教から(クリスマスはもともとキリスト教の行事)。
・栗木イチゴ(くりきいちご)→イチゴはクリスマスケーキに載ってる苺から。んでもって、クリスマスケーキを無理やり省略・当て字で栗木。
・郡雪夜(こおりゆきや)→雪の夜で雪夜(ホワイトクリスマス。ちなみに彼の住む町は雪国)。郡(こおり)は、氷の当て字。
・神宮寺鈴(じんぐうじすず)→クリスマスソング⇒ジングルベル⇒ベル=鈴。ジングルベル⇒ジングルをもじって神宮寺。
・入間コウ(いるまこう)→イルミネーション⇒イルミ⇒当て字で伊留美(初期設定)⇒もじって入間(いるま)。イルミネーション⇒光⇒音読みでコウ⇒違う字を当てて洸⇒カタカナ表記でコウ。
とりあえず、「Advent」って物語は完結しましたが、彼ら・彼女らの人生はこれからも続いていきます。読んでくれたみんなありがとう! 

0

Advent 12/25 PART1

「…あ、来た来た!!」
「えマジ⁈」
「来なかったら困るでしょ」
なかなか来なかった人物が、やっと姿を現して、みんな騒ぎ出した。
「おーい!」
遅れた本人は、笑いながらこっちへ走ってくる。人混みでうまく進めてないけど。
「遅いぞ参太」
「ほんとゴメン。やっぱりこの人混みキツイよ…」
遅れた本人、参太はちょっと息切れしている。多分慌てていたのだろう。
「あ~、わかる。これはキツすぎるよね」
「東京の通勤ラッシュはこれ以上もあるぞ~」
「うわ! じゃイチゴ東京に生まれなくって良かった!」
「あれだったら雪夜にでも守ってもらえばいいじゃん」
「ええええええ! そういうこと言わないでくださいよ鈴!」
「ごめんごめん~ だって一緒にここ来たし」
「…」
全員がそろって安心したのか、雑談が始まった。
「移動時間どれくらいかかった?」
「2時間とか…」
「私30分~」
「いいなぁリイ、こんなに近くって」
「逆に長いほうがよくない?」
「おいおい、コウあんた開き直ったのか~」
「あ、でも移動時間長くても短くても、楽しめるっちゃ楽しめるか」
「そっちが開き直んのか」
あきれる参太、笑うリイ、何も言えないコウ。
「あ、そーだ。クリスマスプレゼント持ってきたんだけど」
「え見せて!」
「ほら、ちゃんと全員分作ったんだよ~」
「えカワイイ!」
かわいいモノに飛びつく女性陣。対して男性陣は
「…女子だね」
「当たり前だけど?」
「あ、わかった。うらやましいんだろ~」
「そんなわけないし!」
「あ、男子分もあるよ~」
「おう、サンキュー!」
男性陣は男性陣でプレゼントを受け取った。中身は手作りのストラップ。イチゴが勉強の合間を縫って作ったもの。
「ふーん、よくできてる」
「そのリアクションつまんな!」
「別によくね⁉」
「まーいいから、いいから」
よくわからないツッコミの応酬を続ける2人を、リイはなだめた。
「あ、写真撮ろうよ!」
「いいね!」
「去年も同じこと言ってたぞイチゴ」
「え~別にいいじゃん」
「とにかく撮ろっ、ライブ始まっちゃうし」
「でもどうする? 誰かに撮ってもらうのか?」
「あー…自撮りで!」
「じゃ、あたしがやるよ。一番腕長いのあたしだし」
「何その自慢~」

0