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旅路

テーマはメメント・モリ。
これは作詞を依頼された時に作った候補曲の一つ。ちなみに依頼者には違う曲を渡しました

風が葉を揺らし
誰もが同じ空気を吸う
生まれた理由など
誰も教えてはくれやしない

靴底がすり減る
足跡が一つ増える
名もない花が咲く
それだけでいいと思えた

空を見上げる
雲が流れてゆく
あの向こうに何があるのか
知らなくてもいい

いつか還るまで
愛を謳おう
明日が来なくたって
今日を生きよう
誰かの記憶に
残ることより
この胸が今
熱い方がいいでしょう?

始まりがあるためにも
終わりがある
怖がる必要はない
そう誰だって同じさ

陽が海を染める
誰もが同じ星を見る
消えた足跡など
誰も見やしないだろう

人の軌跡を追う
繋がる命の数だけ
名もない花が咲く
それだけでいいと思いたい

風が止む
静かに耳を澄ます
聞こえてくるのは
自分の鼓動

いつか旅立つまで
今日を謳おう
また新しい人生でも
今日を生きる
この世の記憶に
残ることより
この心が今
踊る方がいいでしょう?

終わりが来るから
巡り会える
うつむく必要はない
そう僕らは一人じゃない

小さな灯が また一つ
闇の中で 揺れている
消えても また誰かが
灯を点すだろう

あの人も この人も
同じ地から生まれ
同じ空を見上げて
同じ風に吹かれて

いつか別れるまで
日々を謳おう
明日が見えなくたって
今日を刻む
遠い未来に
形を残すより
この涙が今
温かい方がいいでしょう?

いつか消え逝くまで
愛を謳おう
この旅路には
脇道がある
この一瞬が
永遠になる
そう思えば
なんてことない

巡るはこの日々
周るは我ら
回るは世界
進むはこの日々

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ワインド

タイトルは、windとwoundをかけ合わせた造語です
これは確か一作目。だいぶ拙い

過ぎゆく そよ風
それに含まれた
花の匂い 笑い声
ずっとあの日のまま

いつかきっとこの世界は
消えゆくことになるのだろう
何も残せない それでも
人は精一杯に生きている

そんな人々を愛そうとも

生まれては死んで
繰り返して
夜の温もりに包まれて
夜の光に夢を願って
朝の光に希望を見よう

沈みゆく 太陽
それが生み出す
人々の笑顔 話し声
その裏に隠された黒い色

人は誰しも闇を持つし
この世界は綺麗じゃないし
それでもその中で光ってる
白い部分があるのだから

それを迷わず信じようとも

咲いては枯れて
散らされて
朝の冷気にしがみついて
見苦しく足掻く人間たち
でも捨てたもんじゃないかもね

夢のため頑張っても
報われないことだってある
大切なものを大事に抱えても
壊されることだってあるよ

この世界は絶望で満ちてて
でもそれ以上に希望があるよ
沈まない太陽はあっても
明けない夜はないからさ

そんな世界を希望を人を
今もう一度信じようとも

集っては固まって
ともに結ばれて
人々の温もりを目にしてさ
優しさに生かされて
愛しさに支えられて
僕はこの世界を歩んでゆく

僕らは愛してる
この汚れた愛すべき世界を

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遺産

【これは確か二作目です】

朝が来る前に目を覚ましてさ
窓を開けたら 風が吹いた
誰もいない街を見下ろしてさ
小さく息を吐いた

この手に触れたものは みな
いつか消えてしまうと知っている
だからこそ 今 強く握る
温もりのすべてを

木々が囁く 丘を越えて
川の音が 遠く響いて
私はまだ ここに立っている
愛おしい世界の中で

生きている ただそれだけで
胸が痛くなるような この瞬間を
唄にして 風に乗せよう
あなたの明日へ 届くように

夜が明けてまた一日が
同じように始まっていく
変わらないものなどないと
誰かが言うけれど

この目に映るものは みな
いつか色を変えると知っている
だからこそ 今 強く見つめる
儚さのすべてを

雨が降り注ぐ 古い橋で
影が揺れて 水に溶けて
私はまた ここでうずくまる
愛おしい記憶の中で

「生きていたい」ただそれだけの
願いすらも危うくなっちゃってさ
「頑張れ」の周りの声も
いつしか重しとなっちゃってさ

自分の役目はなんだろうと
膝を抱えて考えてみてさ
自分は役に立ってるんだろうかと
呼吸の仕方を忘れちゃう今日も

落ち込むことも 泣いちゃうことも
悪いことなんかじゃないよ
笑顔を作ることも
感情を偽ることも
正しいこととは限らないんだよ

生きている ただそれだけで
あなたは人の役に立っててさ
自分を待ってくれる人が
いないなら
私が待つよ

「生きてほしい」君に願うよ
生きる理由なんか探す必要はないよ
「生き続ける」それこそが
生きる理由なのだから

愛しい世界よ
私はここに立ち続ける
風が吹くその向こうで

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跡地

これも、頼まれたのと関係なく作ったやつです。
ちょっと失敗かな?

今日のアナタは頑張りすぎたね
そんなアナタにちょっぴり「自由」を
「自分だけ?」そんなことはないよ
アナタは順番が後ろだっただけ

誰かの何気ない一言で
全てが色褪せて見えちゃってさ
目の前にある希望の色を
素通りしちゃってさ

「今日はシアワセだったな」
「僕はシアワセだな」
そうかいそれは良かったよ
アナタの踏み台となれて

時の流れは止まらない
でも抗ってみようかな
僕を温めてくれる
温もりを探そう

今日のアナタは自由すぎたね
そんなアナタにこちらの「試練」を
「自分だけ?」そんなことはないよ
アナタは順番が最初だったの

誰かのちょっとした優しさで
世界が鮮やかに見えてさ
足元にある落とし穴を
見ることができてさ

「今日はフシアワセだったな」
「僕はフシアワセだな」
そうかいそれは良かったね
アナタのフシアワセが陰で
誰かをシアワセにしているかもよ

時の流れは止まらない
なら流されてみようかな
アナタを温めてくれる
温もりの元まで

青すぎる海 明るすぎる陽溜まり
ちょっぴり鮮やかすぎるかな?
普通の世界を見るためには
少し色褪せてないとかな?

フシアワセをなくそうと谷を埋めたら
シアワセの山までなくなっちゃった
シアワセになるためには
フシアワセも必要みたいだね

この「現在」千年経てば
「むかしむかし」となるんだろう
「温もりを探そう」何いってるの
アナタが温もりと成れるのに

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寓話

「やあ、また会ったね
自己紹介は一応。
僕は君を影で
見守ってる存在です」

僕が見たとこどうやら
君はひどく落ち込んでしまってるようだ
痛々しい笑顔は何も隠せず

笑ってほしい
上辺じゃなく
心の底からの笑顔を
滴る君の涙は
まるで雨のようだった
太陽が出るのはいつ頃か
君が輝くのはいつ頃だ

そうは言っても
そう簡単じゃないよね。
悲しみを捨てると相応の
悲しみが生じます

僕が見たとこどうやら
君は深く沈んでしまってるようだ
息を止めても長くは続かず

せめてさ
留まってほしいその場に
下がることだけはないように
進むことは義務じゃないさ
君に降り注ぐ哀は
まるで風のようだった
風が止んだらその時は
一歩だけは進んでね

僕が居れるのは
実はもうそう長くない
僕が消えゆくまでに
君に立ち直ってほしかったな

僕の後任者が
君を立ち直らせてくれることを
祈ってるよ
じゃあ、それでは
もう逝くね
最後に一言

「元気でね」

笑っていたんだ
上辺じゃなく
心の底からの笑顔で
僕の声は聞けないはずだった
でも何故か届いたようだ
僕の姿は見えないはずだった
でも何故か映ったようだ

多分神様の
悪戯だったんだろうな
君が笑えてよかった
次に会えるのは100年後
その時も愛しい君が
笑っていたらいいな
今と同じ笑顔で

「「じゃあ、またね」」

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Dreamia

ポエムっていうか歌詞です。
最近作詞を頼まれて、それにハマって頼まれたのと関係なく作っている歌詞です。

目を閉じれば広がってく
広大な白いキャンパス
何を描こう 何を見よう
この世界で

どこまでも歩こうよ
この貴方の世界を
散歩するのは貴方自身
ガイドは貴方自身

あの建物はなんだろう
あの動物はなんだろう
あの花はなんだろう
貴方が決めてよ

無限に広がる貴方のキャンパス
ここに描いて見せてよ
貴方が考え思う
愛の形を

無限に続くこの世界
ここで描いてみようよ
誰もが目にし忘れてる
世界の色を

進み続ければいつか終わる
有限なこの世界
戻れない 思い出せない
華やかなあの大地

目を開けば灰色の
明るさのない世界が広がる
ガイドはこの世界にはいない
手探りで歩かないと

あの建物の名前はコレで
あの動物の名前はコレで
あの花の名前はコレで
貴方がやっていいのはコレだけです

枠が決められた脇役の世界
色を決めるのは自分ではない誰か
溺れちゃいそうだどうしよう
この空気に

枠に押し込められたダレカの世界
周りの色が染み込んでくる
『全て』の『一部』とならないと
でも完全に染まるのは怖いな

色が欲しいな
この世界に
ならば目を閉じないで
色を作り出してみよう

白いキャンパスはまだここに
貴方だけの地図は消えない
手探りでもいい 進めばいい
夢は貴方の中で生きている

無限に広がる貴方のキャンパス
ここに描いて見せてよ
貴方が考え思う
理想の愛を

目を開けても色が見える
貴方の中に広がるキャンパス
誰にも決めさせない
この世界の色は貴方が描く