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なんてさ。

君がいつもより真剣な声で
「話あるから」とか言うから
ケータイと財布だけ引っ掴んで
この夜中 流石に肌寒かった。
途中で小雨とか降り出して
信号も全部引っかかるし
あぁもう、ソーバット
てゆーか俺なんでこんな真剣になったりして。

終電ギリギリ、帰り歩きか。
Suica二百円で財布に五百円
ってあー、思えばもう3年目
グズる関係にさしてるよ嫌気。
「そっちが終わらす気あるなら」
とか結局いつもどっちつかず
こんな時は銀杏がいつもよりも
心に体当たり決めてくるんだ。


可愛いが正義なら君は軽く悪
いや断言はできないけど、
でもそんな所が僕のココ
突き刺してくるんだ
なんか ムシャクシャ

「なんかふとした瞬間に」とか
キザでやんなる台詞を今日
君に言っちゃおうかな。なんてさ。



初めて会った瞬間は実は
初めてじゃなかったって、いつだっけ?
それはもしや命を運ぶ的な
互いに苦手な類の2文字?
どうせ酒入って待ってんだろうな
こっちはいつも酔えなくて
お世話してます。毎回も毎回
本当は気付いてるような気がしてる
あぁ

可愛いが正義なら君はちょっと悪
いや正義だとも言えるんだけど。
そう。そんな所が僕のココ
突き動かしてくるんだ
なんか ムシャクシャ

「なんかいつまでも一緒に」とか
キザでやんなる台詞で今日
全部変えちゃおうかな。なんてさ。



扉開けたらいつもの如く
ライク アン アップルな頬でいて
「おっそい、何をダラダラしてんの」
なんて、んでこっちはいつもの如く
「時計見ろ時計」
なんて素直じゃなくて

あぁもう枕は充分だから
さっさと本題に入れ、さもなけりゃ
こっちからいっちゃおうかな。なんてさ。

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風の吹く日は

風が強い日はどこか遠くを想ってる。
動く城の魔法とか、青い空のその向こう側とか。
出会いの意味さえ、僕らにはきっとないけれど。
音楽は耳元でまた僕の心を微弱に揺らしてる。

例え僕がいなくなっても
世界は知らんぷりで回るだけだけど。
君がいなくなったら
世界どころか夜も開けないだろう。


歩いて行けばきっと君に会えるかも。
だから僕は靴紐を結んで
風の吹く日は、あぁ風の強い日には
あの秋の日思い出して、少し寂しくなってる。


外の香りが好きな僕は窓を開けて、
君の暮らす街のことや、今日の飯のことなんか考える。
雲ひとつない。風が押し流していった。
ただの絵の具みたいで、いつもより空っぽに見える。

誰でもかけるラブ・ソング
わざわざ歌うまでもないけれど、
風に押し潰されて。
世界のどこかの君に届くように。


歩いて行けばもしかしたらもしかするかも。
だから僕は水溜まり潰して。
風の吹く日は、あぁ風の強い日には
あの秋の日みたいな夕暮れ、少し待ってる。



歩いて行けばきっと君に会えるかも。
だから僕は靴紐を結んで
風の吹く日は、あぁ風の強い日には
あの秋の日思い出して、

歩いて行けばもしかしたらもしかするかも。
だから僕は水溜まり潰して。
風の吹く日は、あぁ風の強い日には
あの秋の日みたいな夕暮れ、帰り道照らしてる。

いつもより甘美な空。君を思い出してる。

風の吹く日は

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さよならシンデレラ

君が好きだった花の蕾、あのアパートの先で見つけたよ。
漢字が読めないナントカ荘の前、いつもの帰り道。

汚れたこの街にも愛があるんだって知ったのは、ピンクのライトのホテルにママが入っていったから。
それに僕と君って、ほんとに愛し合っていたから。

藻掻く腕に絡まった、無駄すぎるインフォメーション。
異世界へのステーションに君は立ってる。
置いていかれて、僕は。


夜は、長くなったけれど、
思考はめぐるばかり。
答えには到底たどり着けそうにない。
君に言わなきゃなのに。

君が上るはしごを支えることすら
僕には出来そうもないから。
画面の前で君を探す。
液晶を買うよ。



君が捨てた過去の中に、僕がいるとするならば。
僕はそれで構わない。たまに知らないふりで会いに行くよ。

汚れた世界でも愛があることを切に願うよ。君を大切にしてくれる人に出会え。
君を本当に愛する人に、愛してもらうんだ。

空振るバットが軽かった。何本でも振れるな、この調子なら。
煌めくステージへの階段を君が上がる。
僕は知らないふりでバットを振る。


昼は、新しく塗るため。
夜は、古いものを捨てる。
答えや結果で論じるのはクソってるだけだ。やめたよ。
君に言えなくて良かった。

君が上るはしごを折る奴を、
僕は殺して回ってやる。
君は今日からシンデレラ。
僕は知らない鳥。


君が好きだった花の蕾、やっと咲いたよ。
それどころじゃないよね。
僕が会社に行く時、君のコマーシャルを見た。君のポスターを見た。
君の笑顔が変わってなくて、嬉しくってほんのちょっと、寂しかった。



夜は、長くなったけれど、
思考はめぐるばかり。
答えには到底たどり着けなかった。
君はシンデレラなのに。

君が上るはしごを支えることすら
僕には出来ないから。
画面の前で君を探す。
液晶を買ったよ。

シンデレラ。またねさようなら。
アリーナを出てから少し泣いた。
シンデレラ。もう昔みたいには
会えないけれど、笑ってね。

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Bang!

彼女の暗鬱な語り口がべっとりと頭に残ったまま、僕は頭抱えて譜面と睨めっこしている。その内飽きたか諦めたかでペンと紙を取り出して、さっきの彼女の事やらを描き出すのであった。怯えたまま。震えたまま。
誘き出された性的欲求に圧勝する倦怠感。何かが変わる予感だけしてる。耳鳴り未満のお小言くいくい、偏屈な思想を振り翳すOn the music.
悪くない、悪くはない。
悪くはないけど反吐が出る。
悪くない。嫌じゃない。
けど吐き気催しちゃってまたとんずらしたいのに!

責め立てられて白群の朝、止まった時計が揺るがないぜ。あぁ…動物園もびっくりのカテゴライズ。
げにsultry!群青だなんて、気張ってないけどうだってない。あぁ…「パラディソはウェアー?」切って貼っておやすみ。Bang!

さして間もなく描き終えてからテンプレ怒髪天を衝く。空回る日々に指した嫌気すら「まぁいっか」って美声でかき消して。その内冷めたか覚まされたかで布団に転がっては、また新たな詞を書く為に言葉がwork inside head.
求めるまま、逃げ出したら。
完全無欠無血開城大失敗。
あぁ…やはり血は流れる…!
痛くない、そう悪くはない。
痛くはないけど血反吐吐く。
悪くない。嫌いじゃない。
けど縺れ絡まっちゃって、頑張りは無駄じゃないのに。

追い詰められて乳白の空、しまった。取り敢えず横を向いた。あぁ…やっぱ情けなくなっちまう。
一等賞だけが有意義?もしもそうでも君がいる。何を隠そう、散って去ってまた明日。Bang!

勝ち目もないのにガッツ!は迷惑?
借り手のつかないこの胸に流れるMusic&My blood
もう!容易く僕の心に触れるな。lockはけっこう厳重なんです。
そうデリケイト・バリケード
悪くない、悪くはない。
悪くはないけど飽き飽きしてる。
悪くない。嫌いじゃない。
けど吐き気しちゃってもうすっぽかしちゃいたいのに。

責め立てられて白群の朝、止まった時計が揺るがないぜ。あぁ…動物園もびっくりのカテゴライズ。
げにsultry!群青だなんて、気張ってないけどうだってない。あぁ…「パラディソはウェアー?」
誰にもわからないから
また始まっちまう
Tomorrow never knows!! Bang!

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左右

繋いだ手は右左。
ダーリン離さないでよね。
せーので押したボタン。
答えはいつもサイダー。

イヤフォンは右左。
ダーリン離れないでよね。
同じ音楽、同じリズム、同じメロディ。


沈んでく感覚。君の手を掴む。
ほら右の手から左の手へ。
コードが変わったら。


さぁ、You and Meでshow time
心踊らせたい。だって二人のstage
逆説の逆説って結局は本当?
左右対称じゃないから、
バランスとっていこうじゃん。
ほらこっち向いて。


塞ぎあった耳で
聴いてた鼓動を
一つに合わせてしまいたくなる。
粗大な心で繋がる。

次第に昏れる道に、
ダーリン、影が伸びてきて
分かれ道を超えていくの


怯える真実。君の手から伝って、
ほら右の脳から左の脳へ、
フレーズを渡ったら。


さぁ、You and Meでshow time
そこらじゅうに振り撒いて
サクセスも何も最初からそこにある。
左右対称にならなくて、かなりいい感じじゃん。
じゃあねまた明日。


左右のどちらかが閉じてしまう時。
繋いでいられたら、それこそ幸せかも。
だからダーリン、離さないでよね。
きっと今まで通り、ただの右と左でしょ?


さぁ、You and Meでshow time
心踊らせたい。だって二人のstage
逆説の逆説って結局は本当?
左右対称じゃないから、
バランスとっていこうじゃん。
ほらこっち向いて。

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よなかのてつがく

あなたはだんだん嘘になる
今までのマテリアルを裏切って
くだらない答えに溺れていく
本当の事さえ見抜けずに

あなたをだんだん苦しめる
物ならば捨てても構わないけれど
くだらない世界に飲まれていく
自分の哲学は捨てないで

誰もが、若さを言い訳に
好き勝手散らかしたりして
今、今、今、今の今まで
信じてたことを見失う


眠りについて目覚めたくない
いっそのこと別世界へ行こう
くだらない浮世を離れたい
本当の僕は、あなたは、どこ?

あなたをだんだん追い詰める
時代の真実を嘯いて
つまらない人々と崩れてく
騙されたってやんごとなき精神で

彼らの嘘を見抜けずに
騙されたって痛くないんです
今、今、今、今の今まで
感じてたことを忘れてる


ストーリスト気取って
ペインフルのフリして
「信じられない」って
信じようとしてないだけだね
なれどその胸に僅かばかり
光る希望と哲学は
苦しくなっても離せないはずさ。

出よ、嘘っぱちダイナマイトで
価値観ごとブレークしちまえ


誰もが、若さを言い訳に
好き勝手散らかしたりして
今、今、今、今の今まで
信じてたことを見失う

彼らの嘘を見抜けずに
騙されたって痛くないんです
今、今、今、今の今まで
感じてたことを忘れてる

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fool fool fool

2番のために1番を歌うのか
1番のために2番を歌うのか
どっかのお偉いさんが言ってたけど
正直興味ない

コードに合わせてメロディを作るのか
メロディに合わせてコードを選ぶのか
僕にはまだ関係ない
早くギター弾いてよ

ABCと来て次はなんなのか
僕は決めたくもないけれど
僕の手にあるこの権利だけじゃ
息をすることくらいだけなの

バカだね、君はバカだね
至極バカだね、いつもバカだね
泣いてばかりで化粧も落ちて
君はバカだね、バカだね、バカだね



学校に行く為に制服を着ています。
人に会う為に歯を磨いています。
スピアを振り回したところで
僕の人生ミリ単位も変わらない。

言葉に合わせてメロディを作るのか
メロディに合わせて言葉を選ぶのか
正直贅沢な悩みだけど
考え事ランキングじゃ1位なんだよね。

あーいーうーと来て次はなんなのか
僕は知りたくもないけれど
君の手にあるその権利使えば
くしゃみと同時に世界を壊せる

バカだね、僕はバカだね
至極バカだね、いつもバカだね
泣いてばかりで声も掠れて
僕はバカだね、バカだね、バカだね


くそったれだぜ、ほんとこの世は
熱く燃えても迷惑なだけ
冷めた面して覗いた世界は
未来永劫不安定色即是空じゃん。


ABCと来て次はなんなのか
僕は決めたくもないけれど
僕の手にあるこの権利だけじゃ
息をすることくらいだけなの

バカだね、君はバカだね
至極バカだね、いつもバカだね
泣いてばかりで化粧も落ちて
君はバカだね、バカだね、バカだね

バカだね、僕はバカだね
至極バカだね、いつもバカだね
泣いてばかりで声も掠れて
僕はバカだね、バカだね、バカだね