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先週末

この前の日曜日、部活の大会に出てきました。先輩の引退がかかった大事な大会でした。その日まで、みんなで上の大会、あわよくば全国を狙いたいという気持ちでみんなできつい練習を頑張ってきました。先生も色々考えながら最善をつくせる方法をずっと考えていてくれました。しかし、その思いは届かず、東日本優秀演奏発表会への推薦が貰える、優秀賞をとることは叶いませんでした。人生でいちばん頑張っていちばん苦しんだ、そんな日々を送っていました。でも、それでも届かなかった。去年行けたというのもあり、自分たちはあれだけ頑張ったんだ、きっと大丈夫、自信を持とうと言って本番に臨みました。
大会には二、三年生の希望者が重唱と呼ばれる少人数のアカペラの部門にも出ました。それもダメでした。私はその重唱の部門の賞状を貰うため、ステージの上にいました。優秀賞発表の場面で、名前が呼ばれなかった時、全て失った感覚でした。ステージをおりた途端何が糸が切れたように涙が溢れてきました。本当に悔しかった。パートリーダーの私がもっと練習で色々指摘出来ればよかったのかとか自分を責めそうになった時もありました。でも、みんなが励ましてくれた。本当に本当に良い仲間を持ったと改めて感じました。来年度の部長を昨日決め、私が部長を務めることになりました。また、選挙にも出るので色々と忙しくなるかもしれないけど、頑張りたいと思います。

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あの日があるから今がある

過去を少しだけ気にしなくなった日です。
去年、ゴールデンウイーク明けに学校に行けなくなりました。いじめられていたわけでもなく、学校に居場所もあったのに、どうして私はそんな日々を捨ててしまったんだろうと、ずっと自分を責めたり後悔してめそめそしていました。行事が近づくたび落ち込んだし、勉強もろくにしないで、何も頑張っていない自分は誰にも合わせる顔が無いと本気で思っていて、心配して手紙をくれる友達にも会おうとしませんした。
そんな日々が一年続いて今年の六月、父が読んでいた心理学の本を借りてみたんです。その本を少しかじって影響を受け、不登校になったのを失敗だと捉えるのをやめました。
無駄なものは何もなかったと思えました。私は学校での日々を失ったと思っていたけれど、こうして悩むこともなければ音楽やラジオをここまで好きになることもなかったし、全ては経験になると考えて、自分が選んだ道を正解にするしかないな、と。
その日から吹っ切れたというか、すぐに別室ではありますが学校に行くようになり、二年生の時はもちろん受けていなかったテストを受けることもできて、確実に前進できました。
今受験や卒業が迫ってきてまたそんな後悔がぶり返してきたのですが、あの日の窓が開くような気持ちを思い出して自分のペースで進んでいこうと思います。

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