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ポエム掲示板クリスマスフェスタ2023 あとがき

どうも、テトモンよ永遠に!です。
この書き込みは12月25日まで開催していた企画「ポエム掲示板クリスマスフェスタ2023」のあとがきになります。
本当は昨日書き込む予定だったのですが…思いっきり忘れてました(笑)
まぁ少しの間お付き合いください。

今回の企画は大学からの帰り道にふと思いついたものでした。
電車の吊り広告で確か神宮外苑のクリスマスマーケットの宣伝が下がっていたので、それを見て思いつきました。
経験上こういうタイプの企画は参加しやすいっぽいので普段より多くの人が参加してくれるだろうと思ってはいたのですが…思ったより多くの人が参加してくれてめちゃくちゃ嬉しかったです!
古参の方も、最近ここに書き込むようになった方も、たまにしか現れない方も、久々に見る方も、色んな生徒の作品を見られて楽しかったです。
皆さんご参加ありがとうございました。

さて、これであとがきは終わりにしようと思ったのですが、最後に1つ宣伝をば。
来年、新年明けて早々にまた企画を開催しようと思ってます。
ですが手元に3つあるアイデアの内のどれにするか迷ってるんですよね〜
と、いう訳で只今どの企画をやってみたいかアンケートを行っております。
投票で1位になった企画を1月から開催する予定ですが、2位以降も後々に開催する予定です。
なのでお気軽にご参加ください。
では今回はこの辺で。
テトモンよ永遠に!でした〜

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企画アンケート

どうも、テトモンよ永遠に!です。
もうすぐクリスマス、年末ですね。
最近はここが久々に賑わっているような気がして長くここにいる身としては楽しいです。
と、いう訳でアンケートです。
最近企画を開催したいと思ってるんですけど、今手元にある3つのアイデアの内のどれにするか迷ってるんです。
だからここのみんなにどの企画を開催して欲しいかアンケートを取ろうと思います。
とりあえず3つ、超簡単に紹介しますね。

①タイトル「CHILDish Monstrum」
伝説の生物・妖怪モチーフの企画です。
3つの中では1番簡単そうな気がします。
特撮、特に円谷系っぽいイメージ。

②タイトル「鉄路の魔女」
鉄道モチーフの企画です。
割と難しめです。
「萌え擬人化」っぽいイメージ。

③タイトル「Daemonium Bellum RE」
天使と悪魔モチーフの企画です。
去年開催した企画のリメイク版で、設定をパワーアップさせました。
設定が多いのでかなり難しいと思います。

上に挙げた3つの中で、
①に参加してみたい人は「おつかれさま」スタンプ、
②に参加してみたい人は「頑張れ〜!」スタンプ、
③に参加してみたい人は「うんうん」スタンプ
を押してください(1人で複数種のスタンプを押しても構いません)。
今年が終わるまでに1番票を集めた企画を、年が明けて早々に開催したいと思います。
では、みなさんのご投票楽しみにしております。

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幼鬼造物薄暮

「ねー寧依(ねい)〜」
日が沈みかけ、辺りが薄暗くなってきた頃。
とある大学の図書館の窓際の席で、メガネの女子大学生がノートパソコンと睨めっこしている。
彼女がパソコンを置く机の向かい側には、短い金髪に白いカチューシャを付けた小柄なコドモが机に伏していた。
「まだ〜?」
金髪のコドモは机から顔を上げつつ寧依と呼んだ女子大学生に尋ねる。
「…まだ」
「え〜」
寧依の言葉に金髪のコドモは不満げに答える。
「…あと少しでレポートが終わるから、ちょっと待ってて」
寧依はそう諭すが、金髪のコドモはむーと頬を膨らませる。
「そんなに待ちきれない?」
きーちゃん、と寧依はパソコンから顔を上げる。
「だって退屈なんだもーん」
きーちゃんことキヲンは口を尖らせる。
「今日はナツィも全然構ってくれないしさ、ずっとつまんなかったー」
寧依だって忙しいし、とキヲンは窓の外を見る。
もう外は暗くなってきていた。
「…」
寧依は暫くキヲンの方を見ていたが、不意に口を開いた。
「きーちゃんは、どうしてわたしにそんな構ってほしいの?」
寧依の質問に、キヲンはぴくと反応する。
「きーちゃんには元々別のマスターがいて、その人の手で“造られた”んだから、その人のことが気…」
寧依がそう言いかけた所で、キヲンが急に右手の人差し指を寧依の口に近付けた。
「それ以上はダ〜メっ」
キヲンはそう言って笑みを浮かべる。
「…ボクには確かに“前のマスター”がいたみたいだけど、ボクにも詳しいことはよく分かんない」
キヲンは続ける。
「でも今のボクは、“寧依が造ってくれた”」
だから寧依はボクのマスターで、親なのとキヲンは近付けた指を寧依から離す。
「だからボクは、寧依に構ってほしいんだ」
キヲンはそう言って再度笑った。
「…」
寧依は思わず黙りこくる。
「ね、大好きだよ寧依」
キヲンは自身が身を乗り出した机の上に登って寧依に抱きつく。
「…他の人に見られたらどうするのよ」
寧依は思わずそう呟くが、キヲンは別にいーじゃーんと寧依を抱きしめる。
寧依は呆れたようにため息をつくと、キヲンの頭を撫で始めた。
外はもう、すっかり暗くなっていた。

〈幼鬼造物薄暮 おわり〉

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「とある小説について。」について

蘭「と言う訳で第一部は無事閉幕だねぇ。」

優「マジで、何で第一話から痛い台詞回しで殺されてるんだよ俺。」

蘭「善いじゃん。ちょっと面白かったよ、あれ。」

優「うわ、最悪。マジで最悪。散々な目にしか合わねぇじゃん。何でだよ。俺なんかしたか?」

蘭「まぁ特定のキャラに散々な目に合わせるのは作者の十八番だからねぇ。」

優「なんつぅ十八番だよ。酷えな。人間性皆無か。人間失格だよあいつなんか〜!!」

蘭「と言うかこう言うのって、普通作者がやるもんじゃないの?」

優「何だ、それなら『駄目人間は大人しく布団で寝てます、と言うか自分の作品についてとか書きたくない!』って言って引っ込んだぞ。」

蘭「ごめん、もしかしてやたろうって馬鹿なの?破滅的だよ?」

優「やめてやれ、本人曰く『馬鹿だけど廃人ではないつもり』らしいからな。」

蘭「先刻やたろうに『人間失格』って言ったのにその口が言うか。」

優「ゔっ...!」

蘭「兎に角、明日から第二部【とある小説と猫】開幕です!」

優「あっこいつ良いとこ持ってきやがった!」

蘭「是非ご覧ください!」

優「こいつ...まとめよる。」

「とある小説について。」沢山の反応、レス、ありがとうございました。明日から第二部「とある小説と猫」を投稿予定です。これからも宜しくお願いします。

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白蛾造物昼下 後

ピスケスはうふふ、と笑う。
「“黒い蝶”が、最近“保護者”の元に帰ってないんですって」
ピスケスは身体の後ろに両手を回す。
「アイツ、“保護者”があんなにいい人なのに、どうして家に帰ろうとしないのかしらね」
あの人だって独りは寂しいだろうに、とピスケスは首を傾げる。
「…なんだい」
そんなことでアタシの所へ来たのかい、と老女は呆れる。
「てっきりもっと大事を持って来るかと思ってたのに…」
老女がそう言うと、ピスケスは別にいいじゃないと微笑む。
「アイツの“監視”をすることも、私が歳乃(としの)から与えられた役目なのだから」
こういう日常の報告もたまには必要よ、とピスケスは歳乃と呼んだ老女の顔を覗き込む。
「そうでしょ、“マスター”」
ピスケスがそう言うと歳乃は、その呼び方はやめなさいと顔をしかめる。
「アタシは、アンタのことは使い魔じゃなくて古い友人みたいに思ってるんだ」
だからマスター呼びはやめてくれ、と歳乃はピスケスから目を逸らした。
「うふふ」
まぁいいわ、とピスケスは歳乃に向き直る。
「それじゃ、私はかすみの元へ行ってくる」
あの子たちとのお茶会が待ってるからね、とピスケスはくるりと歳乃に背を向けると、長い髪をなびかせながら部屋を出て行った。
「…全く」
ウチの使い魔はおかしな奴と歳乃は呟くと、また手元の書類に目を通し始めた。

〈白蛾造物昼下 おわり〉