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迷える森の七相談室

今の自分は、学校の迷える森に迷い込んでしまっています。
自分には特性があって、小学校高学年の頃から学校は苦手で、特に五年生の時に贔屓をすごくしたり、その時の感情によって怒鳴ったりキレたり、人のことを決め付けたりする先生が担任になってからは、特に学校が苦手になりました。
学校が嫌でも小学生の頃は頑張って行っていて、中学生になってからも、苦手なりになんとか学校には行っていました。
でも、去年病気になって学校に行けなくなって、今年度から週に一回のペースで学校に行くようになってから、学校に行くのが余計辛くなってしまっています。他の人にはできているように自分には見えること、例えば授業中に他の人と話し合うとか、そういうことが自分にはすごく頑張らないとできなくて、そんなところを人と比べるたびに苦しい気持ちになります。
そして、授業中人に話しかけられなくて一人になってしまうのも、「なんで自分はこんななんだろう」って辛くなってしまいます。
こんなふうに学校に行くのがけっこう辛くなってしまっていて、高校は通信制のほうがいいかもしれない、と思い始めています。そのことを親に話して「場合によっては良いかもね」と言ってもらってからは、「通信制の高校に行きたい」という思いが強くなっています。
今の学校は中高一貫校なのですが、このまま高校も通えるのかすごく心配です。

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お片付け

僕はロボットを作ったりする部活(ロボコンに出る)に入っているんですが、今日器具庫の掃除をしました。

「器具庫の掃除をしました」とかさらっと書いてますけどえぐいですからね。

あの器具庫を見た人は一人残らず「片付けろよ」と言うと思いますが、これまた一人残らず「自分は絶対したくないけど」とも言うでしょう。

散らかりの極地にある器具庫では床全面にワッシャーやらナットやらが散らばっており、それらを踏まずに歩くことは一歩たりともできません。

それらを無視したとしても、以前作ったロボット、その設計図、大量のゴツいモーター、見たことない形のタイヤ、基盤、金属の棒などなど人が座れるところなどほとんどなく、また本来はんだづけをするであろう机の上も、一年の僕にはよく分からないなんだか凄そうなものであふれかえっています。

挙げ句ちょっと前にはリポバッテリーがおいてあったと。

しかもこの器具庫。学校の教室ぐらいの広さがありますからね。

この部屋に対しては片付いている状態を求めることそれ自体が明らかに間違っている。
それは部員の誰もが感じていることでしょうが、今日どういうわけか、先輩は片付けに取りかかることを決めたのです。

具体的に一年は、ネジの分別。ネジの分別。ネジの分別。
ひたすらそれをやりまくりました。
先輩はネジを見るだけでその長さが分かるそうな。

もちろん今日一日で終わるわけもなく、いつ果てるとも知れない絶望的な戦いはまだ続きます。
果たして1ヶ月で終わるだろうか…

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長い独り言

前々から聞いていたけど、ウチが通っていた高校の周辺地域が今度再開発されるそうです。
学校の正面にあった競技場を取り壊した上、その隣の隣にある競技場と位置を入れ替えて立て直すらしい…
ついでに近くに新しくでかい商業ビルが建てられるみたい。
ただその再開発でたくさん木を伐採するつもりでいるらしくて、それで色々と議論が巻き起こってるんだけど、そんなことはどうでもよくて。

個人的には3年間ほぼ毎日見てきたあの風景がなくなるのが寂しいのです。
学校のほとんどの教室からは大通りはほとんど見えないけど、一部の教室からはいずれ工事される大通りの風景が見えるんですよね。
学校の周りって元々建物の高さに制限がかかっていたらしく、そのせいで都心部のくせにめちゃくちゃ景色が良いんですよ。
選択授業で使う教室から見えた競技場とその向こうに見えるビル群は良い景色でした。
その景色も今回の再開発で確実に見えなくなると思います。
なんてったって、工事後は学校の真正面にドーム型の競技場ができるそうなので、確実に眺望が悪くなります(笑)
まぁ、教室1つの眺望が悪くたって、そこまで問題はないんですけどね。
大通りを向いてない教室からの風景はそれはまた見事ですし。
あと、通学路の風景が変わるのも寂しいなぁ。
散々遅刻しそうになって走ったあの道も変わってしまうのか…(笑)
でも近くに商業ビルができたら帰りに遊ぶ場所ができるけど…学校のルールで寄り道は一応禁止だし、ウチの学校の生徒は真面目な子が多いから、多分遊びそうにはないな(みんな、帰りに遊ぶときは最低でも隣の駅の方まで行ってる)。
とにかく慣れ親しんだ風景が変わるのって寂しいですね。
映画「君の名は。」で言っていた「いつかこの街もなくなってしまうかもしれない」的な発言の意味が、ようやく分かった気がします。
とりあえず、工事が始まる前にあのあたりの写真をいっぱい撮りに行きたいと思います。
いつかなくなってしまうのなら、今のうちにいっぱい記録に残しておきたいから。
思い出が詰まったあの街を。