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硝子細工の朝焼けに。

「おやすみ。」が飛び交った後の空気
気づけば街は、群青色に染まりきって

硝子細工が反射し始めた
見えないガラスが僕を覆う
曖昧なぼやけた 街の生まれ変わる瞬間

街の喧騒と群青色の狭間で
街色に染まれない僕を感じた。

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ノンタイトル

あなたがわたしに恋をするときを待っているなんて、遅いかな。あなたが私じゃない誰かを愛したとき、私はすっごく落ち込むから。何にもしないうちに、置いてきぼりになっちゃった。って。ほんとはこんなはずじゃなかったなんて、後からは恥ずかしくて言えないから。一歩踏み出すよ。あなたと私の運命を信じて。今は、信じることしかできないけど。ほんとは直接話したいけど、きっとあなたの前じゃカッコ悪くなるとおもうから。

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グッドラック

眠れない夜は散歩に出掛ける

詩的な言葉は出てこないけど
この景色を君に上手く伝えれたらなぁ

山のてっぺんに見上げた灯り
固めを瞑り、親指で痩せた月を隠す

明日もなあなあで行こう

グッドラック

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ファヴァー魔法図書館 #25

『婚前の段 o:@yP5 アンノウンN.E.』

月ヶ瀬邸の地下。
そこに広い図書館はあった。
法帖は図書館を見た時息を呑んだ。
遥か此方まである床、
数尺もある本棚の列、
その中に入っている数多の本。
全てが法帖を魅了してやまなかった。

ながよが言った。
「敦さん、ここにある本は大事に扱って下さいね。
何でも、結構曰く付きって言うか......。
ここの蔵書以外に同じ本が無いんです。
しかも、全てノルウェーの森で拾われた物だとかオーストリアの土の中から出てきたとか、そういう本ばかり何です。
そういう事なんで宜しくお願いしますね。」
やはり怪しい話だ。

法帖は物心付いた時から、妖怪だとか幽霊だとかそういう話が好きだった。
それらの持っている魅力が好きで仕方がなかった。

法帖は堪らず本棚を物色した。
無論、細心の注意を払って。
しかし不思議だ、タイトルが全て三文字で末語が
『詩』『抄』『記』『録』で統一されている。

法帖はその後図書館を出るのだか、
一つ不思議な事があった。
出る時に謎の影を見たのである。
あれは何なのだろう。

To be continued #26↙
『婚前の段 o:@yP6 京都の主 鵺』

P.S.めんどくさいので今日は割愛します。
1週間お疲れ様でした。

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ん?

君は笑顔か素敵だ。ふと、目を閉じ君の笑顔を思い浮かべた。…あれ?笑顔がどこにもない。頭にでるのは無表情とか、ふてくされてる顔とか…。なぜたろう、僕は君を好きじゃなくなったのだろうか。君が当たり前になってしまったのだろうか。

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助けを求める勇気!

たくさん嫌なことあっても笑っていよう
すっごいつらいことあっても我慢しよう
結局自分が自分を壊していく
手を伸ばせずにいる

笑っているけど本当は苦しい
我慢しているけどもう限界
みんなには見えない私のSOS
助けてのコール

「助けて」この4文字がたったの4文字が怖くて言えないの
いつの日か心の中で叫んで満足して無気力になっていた
いつの日か心の中ですら叫ばなくなって無感情になっていた
いつの日かなにもかもがよくなって自分が自分でなくなっていた
「助けて 」この4文字をたったの4文字を言わないだけでこうもなるんだ

※最近駄作ばかりです…(-""-;)しかも暗い…笑明るいの書けるように頑張ります笑

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no title

`どうでもいい´ことは
大抵どうでもよくなくて

`気にしない´と思う事は
大抵気にしている

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no title

「私の気持ちも考えてよ」なんて言葉は

自分が相手の気持ちを考えてない時の言葉だね

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雨ざらし

気づいた頃には、私は人間ではなかった。
箱には入れず、線に弾かれ、どこまでも抑え落とされ生きてきた。
雨ざらしのまま生きてきた。
向かうべき場所もなければ、手を伸ばす人もいない。
私にとって、進むことは絶対としての善ではなく、ただ生き延びていたいだけ。
いつでもさよならを選ぶつもりを持ってる。
だから、まだ生きていられてる。
だから、何でも耐えられる。
これが私の生き方。私の選択。
否定はいらない。

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無題

恋人の座なんて私は欲しくないのです
そんな水物 私と貴方に相応しくない

恋は何時でも足が早くて
瞬きの後には綻びてしまうから

どうぞ 私には妬みと嫉みを
どろどろに煮詰め続けて

逃してなんて差し上げない
生涯を賭して 私は貴方の一つ先を

だから貴方は歯軋りをして
死ぬまでその目に私を焼き付けていて

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見えない暴力について

無条件の人間讃歌。人生讃歌。命の讃歌。
そういうものは、何の糧にもならないわ。
「いいこと」は、いらない。
「光」は、待っていない。
死にたいと思い続けて生きていく。
苦悩を抱えて生きていく。
生き延びるだけで疲れ果てて、泥のように沈むことがよくあるけれど。
それさえ否定する世界なら、きっと私はさよならを選ぶ。
こういう人も生きている。
それでも、生きている。
認めなくてもいいけれど、日陰の隅に、ヒミズの居場所を。
(後ろ向きな力って、あると思うの。)

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幸せ

一人で乗る帰りの電車
澄んだ青空にあなたの笑顔が浮かんでいる
隣の席に居てくれたらどんな話をするだろう
そんなことを考えてる時間が一番幸せ

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からっぽ!

カチョフって、
いつもにこにこしてて
ふわふわしてて
天使みたいだよね!

と友達に言われました。
あだなが 天使、 になりました。

最近呼んだ本によると、
天使には男も女もないそうです。

神様の使い なんて とてもなれやしないけど
なんだか万々歳!

【笑ってるのはにこにこじゃなくて へらへらで、
ふわふわは クラスで浮いてるんだって
ことなのですよ きっと( ̄▽ ̄)】

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no title

Q.空はなぜ青いのですか?

A.信号の『進め。』は何色?
青でしょ?


泣きそうなとき。
涙こぼれないように上向くでしょ?

ほら。
青だよ。
進まなきゃ。

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微糖。

なんだか苦い紅茶は 秋のいろ。
なんだか苦い紅茶は アイスだ。

ずっとずっと浮いている氷を 沈めたくて ストローでザクザクと突いていた

交わることはない。
減る 時間 と 、 増えてゆく 距離 と 。
それは交わることはない。

燦めく水たまりは、雨の枠からずれたもの。

だけど知らない。なんて言えなくて
いずれゴミになるレシートで あいのかたちを作って 席を立った。

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夕焼け色のその向こう。

過ぎ去った電車の向こう側。透明色の紫を溶かし切った空は、どこまでだって広くて、僕はどこへだって行けるんだって気がしたよ。
オレンジジュースを零したような橙色に、僕らを見知らぬ世界へ導いていくような藍。ゆらゆら混ざり合って水彩画みたい。
届かない輝きに手を伸ばす僕らは、きっと、いつだって、小さな小さな星のままだ。
この空のずっと向こう。鉄に託した道は、僕らがその先を選ぶ限り。きっと、ずっと、遠くまで。

僕は、此処にいるよ。

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「?」

「泣くもんか」って思うときには勝手に泣いちゃってるのに、
「泣きたい」って思うときに素直に泣けないのはどうしてだろう?

叫んでしまいそうなぐらいに苦しいのに、
誰にも助けを求められないのはどうしてだろう?

「君に気持ちを伝えたい」って思うのに、
「君の気持ちを知りたくない」って思うのはどうしてだろう?

こんな矛盾した気持ちばっかりだけど、
いつかどちらかを選ぶ日が来るのかな?
私の気持ちっていつも「?」がついていて、少し変なのかもしれない。

こんな私でもいつかは前に進めるのかな?

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昨日までの

昨日までは、寒かった木枯らしも今朝になったら、身を引き締めてる清々しい風へとかわった。
何かが変わったのかもしれない。自分の中で。

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涕に遊泳する夜に。

気付いたら 透明な血が流れてた

頭の映写機に映る 今日の自分
変わらなかった 昨日の自分

悔しくて 切なくて 勿体無くて
頬を伝ないで ノートに溢れた

自分が嫌い そのくせ 孤独が嫌い
大衆が怖い そのくせ 孤独が怖い