救いの歌なんか歌えない
ひねくれ者で結構結構
僕は暗いフィルターを通してでも
ここから歌を歌うと決めた
痛いヤツだと思われてもいい
厨二病だと嘲笑われてもいい
僕はただバカみたいに
ここで歌を歌い続けているから
君も僕を見つけたら
さっさと笑い飛ばしてくれよ
本屋の向かいにあるゲームセンターの奥に、知っている人影が見える。
「まさか」と思った。まさかそんなはずはないと。
でも無駄に気になった。だからわたしは”その人”に気づかれないよう、そっと近付いた。
”その人”まで数メートルのところまで近付いて、わたしは確信した。
”あの人”に違いないと。
怖いけれど、わたしは思い切って話しかけてみた。
「あの、もしかして…”ネクロマンサー”?」
”その人”は驚いたように振り返る。”その人”はわたしを見た途端、目を大きく見開いた。
対するわたしは、「あれ」と心の中で首を傾げた。
確かにそこにいるのは、あの時の”ネクロマンサー”だ。―だがその目は、あの鮮やかな赤紫色ではなかった。
「なんで…」
彼女はようやく口を開いた。その声は明らかに動揺していた。
ただの人違い―?わたしはそんな気がしてすぐ謝ろうとした。その時―、
「…ネロ⁇」
ネロ、と呼ばれて、少女は声の主の方を見た。
そこには、小柄な彼女とはやや不釣り合いな男子3人組がいた。
人々の意見が交わりあう
いろいろ、の正解がみえる日
ここに帰ってきた。
心がもたない。
僕の生命線は今日で切れていたのに
優しい人ばかりでできている世界は
こんなモノさえ生かしてくれる。
寄り添いあえる人間でありたい
足りないものも愛していたい
優しい人が笑えるように
泣いている人は抱きしめられるように
理不尽なことなんてないように
眠れない夜、明日も同じような日常を願って
おやすみ、
あなたの好きな曲をベースに小説(短編小説)を書きます!
…というこの企画の第2弾!
前回たくさんのリクエストをいただいたので今回もやっていこうと思います!(春休みで暇なのでねw)
今回は…ボカロ曲縛りでお願いします!
【書き方の例】
曲→シャルル(バルーン←誰のって書いていただけるとありがたい…)
設定→別れた男女
締切は3月18日まで!
たくさんのリクエストお待ちしております!
あなたは鈍感だから
私の気持ちに気づかないだろう
あの漫画には恋は甘酸っぱいって書いてあったのに
全然そんなことない
ギターも弾けないし
歌で人の心も掴めない
喋るのも下手で
いつも部屋で引きこもってばかり
だからいっそのこと
スーパーヒーローになりたい人生だった
開かないドアが一瞬で開く魔法
ラジオから流れる音楽が人の心を打つような魔法
そんな魔法が 私の詩にもあったらいいのに
毎年、この日が来ると思う
テレビで流れる津波の映像
子供心に恐ろしかったあの日
毎日書き綴る文のなんと拙いことでしょう
いいなぁ、力があって
私はいつも分けてもらって
涙をこぼすばかりで
スーパーヒーローになれそうもないや
でも もしあなたが
私の詩の魔法にかかったっていうなら
私は
スーパーヒーローなんだって
信じても、いいですか?
あなたに包まれるなら、私は構わないわ
だって、ずっと守ってくれるんでしょ?
おいしそうな見た目にさせてくれるんでしょ?
私とあなた、
色は相反してるわね
でもこの想いと甘さは、
相反してないって
信じてるからね?
ところで、私は誰でしょう?
ヒントは和菓子です。
ついでに、あなたのことも当ててみてね。
やっと卒業式が終わって今日は振替休日だった。
友達と遊んでめっちゃ楽しかった。
久しぶりに遊んでストレス発散にもなったし、
いい休日だった。また遊びたい。
3年a組が終わってしまった…。卒業式よりも泣いたなんて口が裂けても言えないわ。
家に帰ると
コンロの火が点いていた
ご丁寧に換気扇まで回して
カタカタとJRの地方線
カチリ、と火を消すと
ガス臭さが鼻を突いた
思わずこぼれた涙が
なぜだか止まらなくなった
誰もいない四畳半ワンルーム
万年床に倒れ込んだ
駅から徒歩五分の
三年余りの付き合い
君が出ていってから
三週間が過ぎた
相変わらずコンビニ弁当と
持ち帰りのピザの毎日
ガスなんてとうに止まったと思っていた
君の想いと一緒に
そう言って鼻で笑った
すするとやっぱりガスの匂いがした
名残惜しそうに
部屋の中に漂って
次第に換気扇を抜けて
JRに揺られてどこかへ
きみがあんまり激しく泣くから
僕はその涙をとめようと、言ってみたんだ。
「ねえ、知ってるかい?涙が流れたあとの笑顔がさいたほっぺには、雨上がりの晴れた空みたいに虹がかかるんだよ。おおきなおおきな虹がかかるんだよ。だから、ねえ、泣きやみなよ。」
幸せは追っても追っても見えない
今見えてるものが本当の幸せなのか
誰も分からない
そもそも幸せがあるのかも分からない
僕らが幸せという名で呼んでいるに過ぎない事なのかもしれない
日々は巡って巡って
同じ形の中に全く違うものが詰まった日が次々とやってくる
あの日覚えていた物は
ただ生きてるだけでは
いつか記憶の彼方に埋もれてしまう
永遠とさえ思える時の流れの中気づいた頃には僕らの隣には終わりが座っている
当然のような顔をして僕らの時間を命をさらってしまう
長く短い時間の中で僕たちが真に残せる記憶はいくつあるのだろう
僕たちが真に人の心に記憶に刻めるものはいくつあるのだろう
抱きしめるように
触れていれたなら
今の僕もあなたも
いなかったのに
A「これ以上私に近づくな!」
B「お、落ち着け!落ち着いて手に持っているプラスチックのバットとエアガンとピコピコハンマーと移植ごてとガチャポンのカプセルとソフトボールをゆっくりと下に置くんだ!」
A「ええい五月蝿い!」
C「お前ら何やってんの?つーかAどんだけ物持ってんの。」
実に平和だな。
A「この野菜くず!」
B「お前だっておがくずくらいの価値しか無いだろ!」
C「お前ら実は仲良いだろ」
赤信号の照らす横顔
渡りたいなら踏み出さなきゃ
タイミングって大切ですね
次の島に行きたいなら
泳がなきゃいけない 泳がなきゃ行けない
浅瀬でぴちゃぴちゃしてもいられない
どうせ渡るなら海峡を渡れ
窓ガラスに映った黒目の向こうには
夜の街が広がっていた。
雨宿りもできない空の下で
人生ゲームに1回休みも振り出しも無い
羊水臭いところから始まる
喜怒哀楽の電気信号
「単に優しいだけかもね」
なんで僕だけに言うんだろう
みんなもなればいいじゃない
優しくすればいいじゃない
羨んでても憧れてても
中身は黒ずむ一方で
湧いてくるのが悪いなら
吐く言葉も汚らしい
室外機みたいな人生は
いつかは報われるんだろうか