群れと勇気と僕の言葉
毎日毎日、群れていなきゃいけない日々
1人で過ごしていれば周りが言うことは
可哀想
あいつぼっちじゃん
毎日毎日、疲れるんだ。
興味もない話に作り笑いで頷いて
移動教室の度に手を繋ぎながら歩いて
お昼休みには大声で笑いながらお弁当を
食べて
群れていることが悪いとは言わない
そう思っているわけじゃない
でも、僕は群れていることで
いじめや嫌がらせが起こるなら
そんな群れ、無くなればいいと思う
1人でいる人を見下すための群れなら
そんな群れ、無くなればいいと思う
なんて、僕が言えるわけないじゃんか。
群れていたくない僕は
それでも、1人になる勇気はない。
だから毎日
愛想笑いで頷いて、手を繋ぎながら、
大声で笑って。
時々聞こえてくる悪口には耳を塞いで。
そうやって生きている。
人は1人では生きていけない。
その言葉の意味の個人的な解釈を
こじつけてきた流れに
僕は逆らいたいんだけど、
でもやっぱり勇気がでないんだ。