14回目の3月11日、13年後の「ゴーバスターズ」 後
「前」の続き。
ちなみにゴーバスターズは行政機関に所属するヒーローなので「エヴァンゲリオン」のNERV本部ほどの規模ではないですが司令室があって、オペレーターが主人公たちのサポートをしたり、司令官が巨大マシンの発進許可を出したり、巨大マシンの整備士たちが格納庫で働く様子が出てきたりと、たくさんの人のお陰でゴーバスターズが支えられていることが分かるようになっています(エンディングでは司令部メンバーも整備士たちも踊っているし)。
あと、敵幹部の名前や用語にコンピュータ用語が使われているのでノリは軽いサイバーパンクだけど、スマホ・SNSが普及する直前の時期の作品故に一般人の持ってるケータイがガラケーだったり、敵幹部のエンターがノートパソコンを持ち歩いて情報収集をしたり怪人を生み出したりしているので、スマホが普及する直前の時代の雰囲気を感じることもできます。
ハードでツラい展開もあるけど最近の仮面ライダーに比べれば優しめなので誰でも楽しめそうですが…やっぱり「エヴァ」みたいなリアル路線の作品が好きな人にこそおすすめしたい作品ですね。
最近は公式がYouTubeで配信してくれている(第1話・第2話は常設)ので、気になる方は実際に視聴してその時代の空気感を味わってもよいのではないでしょうか。