表示件数
1

桃太郎

むかーし昔、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは私有地の山に柴刈りに行きました。お爺さんは、柴や木材を売って生計を立てていました。小さいながら畑も持っています。
お婆さんは川へ洗濯に行きました。この当時の洗濯は、今と違って自然に有害な洗剤を使ったりしなかったので、文句を言う輩も居ません。
お婆さんが川で洗濯をしていると、上流の方から「どんぶらこどんぶらこ」みたいな音が聞こえてきました。見てみると、大きなモモが台車に乗って転がってくるじゃあありませんか。あの音はどうやら車輪のなる音だったようです。
さてお婆さん、勢いでモモを持ち帰ったものの、どうすれば良いか分かりません。こんな怪しいものを食べるわけにもいきません。
そこでお婆さん思いついた。
お爺さんに木材を少し貰う→掲示板を作る→お役人に立てる許可を貰う→「巨大なモモ拾ったんだがどうしたら良い?匿名希望ならこの掲示板に書き込んで」みたいなことを書いて村に立てる
そして3日後(モモは土間に放置してましたが、腐りませんでした。不思議。)、お婆さんが掲示板を見に行くと、「やっぱりバラさなきゃ始まらないんでは?」みたいな書き込みがあったので、それを採用することにしました。

4

とある日

ガタッ
「.........ん?」
朝、いつものように始業ギリギリで学校についた。上履きを取ろうとすると、何かが転げ落ちた。茶色い紙袋。
ああ、そうか。今日は十四日だっけ。
そんなことを思いながら拾い上げ、砂を払う。僕の学校の下足場はどれだけ控えめに言っても綺麗とは言えなかった。確かにお話ではよくあるシチュエーションだけど、この下駄箱に入れるのはなあ......なんて、毎年一つもらえれば大歓喜な僕は一人勝手に照れ隠しをするようにいろいろと考えていた。潰さないようにリュックのチャックつきのポケットにしまって、家に帰ってゆっくり食べよう、なんて思った。

自宅。サボりがちな部活に久しぶりに出て、くたくたになって帰ってきた。もちろんテンションはいつになくハイである。
ベッドに腰掛け、今朝の包みを取り出す。中からは、丸い生チョコ(?というのか)と、四つ折りになった小さな紙。
早速チョコレートをいただく。うまい。文句なしだ。しかし、いったい誰が。僕には検討もつかなかった。チョコレートを頬張ったまま、僕は四つ折りの紙を取り出した。中にはこんな一言。

「いつも見てます」

それだけ。それだけ?名前も何も書いてない。けれど、それを見た僕は、何故だか酷い情動に襲われた。普段泣くことなんて滅多にない僕の目からは、一筋だけ涙が流れた。
一年と少し、一緒にいた彼女と別れてから、僕の中からずっと何かが抜け落ちたようなままだった。それが、ほんの少しだけ、埋まったような気がした。
見たことのない字。たった7文字しか書いてなかったけれど、僕にはそれで十分だった。

今でも送り主は知らない。知ろうとも思わないけれど、そのときのことは、暫く忘れられそうにない。

2

今宵エデンの片隅で (リクエスト)

日差しがゆらゆらと揺れている。
ひとり部屋の中でぼうっとそれを眺める。
君の笑顔を時折思い出して、そしてまた悲しくなるんだ。
君の笑顔に会うために僕は生きてきたはずなのに。「正しい」なんてそんな簡単に変わるものなのかい?

「愛は偉大なる原動力だね」
って君は言った。
僕の脳内でその言葉が君の声で何回も再生される。
そして、声を殺して泣いた。
心の中で君を抱きしめた。
あたたかい君の体温を肌で感じた気がするんだ。

そうだ、畏れるものなんて何も無いんだ。
僕と君の愛の行方を探しに行こう。
形のないものならいつも感じてればいい。

僕はいつだって君に許されていたいんだ。
空っぽの心だけれど。
欲しがるばかりじゃやりきれないね。
僕にも愛をくださいって打ち明ける。
今がチャンスだったんだ、隙を見逃さないよ。
僕を快楽へと突き落として。
ああ、終焉はもうすぐだ。
遠い今日を撃って、粉々にしよう。

さあ、明日が来る。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何かが崩壊しているものさん!
リクエストありがとうございました!!
ほんっっっとにお待たせしました!
2日連続企画第2弾!(昨日2個書いたから3弾かな?)
いかがだったでしょうか?
これで一応、この間のリクエスト分は全て書き終わりましたー!*\( 'ω' )/*
いやー楽しかったけど、疲れた‪w
感想とか思ったこと、…私への激励の言葉(小声)…
など!ありましたらじゃんじゃん書いちゃって下さいねー!
またこのような企画をする時は、リクエスト待ってまーす!(*´罒`*)