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もやもや(´-`)

 先日、人権に関する講演会が学校であったのですが、そのときにどうしても引っ掛かりを覚えたのでここでお話したいです。
 同和問題やSNSいじめなど、さまざまな差別や偏見についてのお話があったのですが、そのうちのひとつ、性的マイノリティーについての話です。
 講師の方が結構な尺を取ってLGBTQ+ついて詳しく説明されていたのですが、その方の最後の一言に違和感を抱きました。
「(急に声を潜めながら)もしあなたたちの周りの子がカミングアウトしてきたら、まずは何があっても受け止めてあげてください。そして、“何かわたしにできることはないかな?”などと積極的に声を掛けてあげてください」
 このように仰っていらしたのですが、これは当事者の方に寄り添っていると言えるのでしょうか。人それぞれ受け取り方は違うと思いますが、わたしは何だか不快な気分になってしまいました。
 この言葉のとおりだと、LGBTQ+の方はまるで特別扱いを受けるべきだと言われているようです。果たして当事者の方は“特別”だと思われたいのでしょうか。わたしはそう思いません。普通一般と同じように扱われたいです。
 LGBTQ+は少数派かもしれませんが、決して珍しいことではありません。左利きの人やAB型の人と同じくらい存在すると言われています。そう思えば、特別ではないですよね。
 それに、「受け止めて“あげて”」や「声を掛けて“あげて”」という表現は上から目線な物言いに聴こえました。マジョリティーだろうとマイノリティーだろうと対等な人間であるはずです。
 わたしが当事者であるがゆえに過敏に反応してしまっただけなのでしょうか。ノンケ(異性愛者)の友人にこの違和感を訴えてもあまり理解してもらえず、もやもやが消えなくて辛いです。
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 長文失礼致しました。

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