「僕は山の方を調べよう。君たちは村や入り口のエリアを見てくれ」
祖母宅を出たところで王蕗が提案する。
「別に構いませんけど……一人で大丈夫なんですか?」
吉継の問いに、王蕗はサムズアップを返した。
「大丈夫。自然環境なら頭数は簡単に確保できるから」
そう言いながら、王蕗は道端に生えていた雑草を指先でつついた。その下から、アイヌ風の衣装を纏った小人が数人顔を出す。
「おぉ、小人」
「わぁ~可愛い~」
「これが僕の【コロポックル】の異聞能力。『葉の下から人型を現す能力』とでも言おうか。まあ見ての通り、頭数は大量に確保できるから心配は無用だよ」
「これ全部王蕗先輩一人で良いんじゃない?」
「そう言わないの秋津さん……戦闘力なら君らの方が高いだろ? いや永江くんの能力は詳しく知らないけど……」
「そういやそうっすね。改めて俺の能力は【八尺様】なんですけど……」
潮は思わず吉継の顔を凝視した。
「あの……」
「あ、ごめん。で? どういう能力なの?」
「殴る蹴るの当たり判定を遠くに飛ばせます」
「はぇー便利。射程は?」
「2mくらいっす」
「何ともいえねえ……まぁ、荒事は私に任せなよ後輩くん」
「了解です……」
王蕗が手を叩く音に、2人は顔を上げた。
「それじゃ、二手に分かれようか。二人の動きは任せるよ。17時までには帰ってくる感じで」
「「了解」」
王蕗は大量の小人たちを引き連れて、山道を登っていった。
「さぁ後輩くんや、私たちも行くよ。私はまた村の入り口まで引き返してから、1つずつ道祖神マークしていくから」
「じゃ、自分は畑の方見ます」
「よっしゃ、健闘を祈るぜぃ」
スキップ歩調で村の道を下りていく潮を見送り、吉継が農地方面へ向かおうとしたその時だった。
『……て、て……け、あ……けて……』
聞き覚えのある声に立ち止まる。
(また“お姉さん”かー……ゆうべも思ったけど、健在だなぁ……)
しかし所詮は幻影と思い直すと、吉継は少しずつ近づいてくる声を背に、農道に足を踏み入れた。
どうもナニガシです。近日中に、ポエム企画やります。
『ポエム』の企画です。普段小説系ばっか書いてるナニガシ=サンですが、今回はポエムの企画です。
実際に開催された暁には、どうぞ奮ってご参加ください。
知的なあなたに魅入られ、追い求め、
どんどんと深淵に堕ちていった。
先を進んでいるかどうかさえ
わからず、暗がりを彷徨う。
もう始まりとはかけはなれているけれども
光さえ届かないけれども
もう少しだけ進んでみよう。
“ハグレイ”の異能【Who put Bella in the Wych Elm?】の異聞態は植物操作である。操作対象は既存繁茂しているものに限られるが、略霊態で土中に植物の種子を生成できるため、能力使用が可能な状態ならば実質的に無制限の操作能力なのである。能力発動のためには『土壌への接地』が必要となるため、コンクリートの上から出すわけにはいかないのだ。
「……おい後輩ィ、お前何か攻撃手段無ェのかよ」
「あの再生力相手にどうこうできるような力じゃねえよ、俺の【ドッペルゲンガー】は」
「はッ、期待のルーキーが聞いて呆れらァ」
「俺の売りは攻撃力じゃねんだよ元から」
苛立たし気に爪を噛みながら、加奈は思考を巡らせる。
(つってもどうする……あたしの“異聞”でも攻撃単体当たりは有効打にならねえ。ってか相手の土俵に持ってかれるとワンチャン質量負けも……いやそれは無いか。土もコンクリも泥水もあたしの味方だもんな。つっても……圧し潰しで死ぬか?)
そしてその思考が故に、敵の動きに気付くのが遅れた。“ハグレイ”は拘束された両脚を自切し、即時再生した両足で立ち上がると、転がるように逃走を開始した。
「ッ! 逃げンなタコ!」
再び足をかけて倒すが、“ハグレイ”が伸ばした手はコンクリートの継ぎ目から伸びる雑草の根元に届いていた。
「“騒霊”逃げろ!」
陸斗の忠告に反応するより早く、コンクリートを突き破って樹皮質の『大顎』が出現した。それは一瞬にして加奈を飲み込むと、両顎部を固く閉ざしてしまった。
「なっ……“騒霊”!」
「…………舐めんなコラァッ!」
数秒と経たずに大顎が内側から吹き飛び、加奈が姿を現す。能力によって衣服や装飾を操作し、破壊用の『工具』に変えたのだ。
「クッソ……おい後輩、朗報だ。この『未確認能力』について分かったことが一つある」
「何だ?」
加奈は自身の左腕を掲げてみせた。彼女の服は裾が擦り切れ、皮膚が溶けるように損傷し出血している。
「!? 何があった!?」
「……多分、あれに食われると、普通の数万倍の速度で『生きながら腐れ落ちる』」
あなたの言葉は人を救ってくれる
あなたの言葉は人を守ってくれる
あなたの言葉は人を癒してくれる
あなたの言葉は人に勇気をくれる
本当、キリがないぐらい 伝えたい事があるよ
翌朝、部屋に入ってきた王蕗の気配で、吉継は目を覚ました。
「おやおはよう永江くん。ごめんね、起こしちゃって」
「おはようございます……いえ大丈夫っすけど、何の御用ですか……?」
「大した事じゃないんだけどね……」
王蕗は部屋の隅に跪き、しばらく何かをしてから立ち上がる、という作業を四か所全てで繰り返した。
「何してるんすか?」
「…………盛り塩をね、交換したんだよ」
「何かあったんすか?」
「んー…………まぁ、常に新しくしておくに越したこと無いからね。……ゆうべ、何かあった?」
「まぁ……イマジナリー・フレンドに再会しました」
「よく消えてなかったね。……そういえば永江くん、能力何だっけ。ちなみに僕が【コロポックル】で秋津さんが【ダイダラボッチ】なんだよ」
「逆じゃないんすね」
「君も言うんだね」
「はは……俺の能力は【八尺様】ですよ」
「…………」
「…………」
「……君のお祖母さんが、朝食を用意してくれてるって。着替えてから居間においで」
「あっはい」
吉継が着替えている隙に王蕗が居間に戻ると、潮が起き出していた。
「はよぉ~っす……んぉ、王蕗先輩」
「……永江くんの部屋の盛り塩、窓側の二か所に劣化が見られた。何であれ、『何か悪いもの』が近付いていたのは確定だよ」
「……“八尺様”?」
「それは分からない。でも、窓側しか劣化してなかったってことは、『入ろうとはしていない』んだよ。いやはや謎だ……兎にも角にも、調査を進めないとだね」
王蕗はそれだけ言って、朝食の配膳の手伝いに向かった。祖母が作った朝食がテーブルに並んだ頃、吉継が居間に入ってくる。
「おはようございます」
「おはよう後輩ぃ」
「改めておはよう。しっかり食べて探索頑張ろうね」
「はい」
朝食を摂りながら、潮が切り出した。
「吉継くんよぅ、ゆうべ何か部屋に寄り付いたって?」
「え? そうなんすか?」
「王蕗先輩が言ってたよー」
「え、じゃあ寝た後のことかな……怖……」
「まぁ、盛り塩もあるし大丈夫だよ。でも何かあったら僕に言ってね。多少のことは何とかするからさ」
「私もー。悪いやつはぶん殴ってやるから安心しな後輩くん」
「ありがとうございます」
宇宙には限りが無い
と、思われがちだが
実際は宇宙には外側が存在する
限りがあるんだ。
外側の世界の事を
【揺らぎの世界】という
村で越す最初の夜。日付が変わるかどうかという頃、吉継は自室で1人今日一日を振り返っていた。
(……今日は俺、何もしなかったなー……一応、祖母ちゃんから聞いた話を二人にも共有したから、成果ゼロってわけじゃなかったか。取り敢えず、明日からは俺もフィールドワークに出るぞー……)
その時、窓ガラスを叩く音が聞こえて吉継は顔を上げた。カーテンを開けて夜闇に目を凝らすが、窓を叩いたものの存在は見当たらない。
(……カナブンかな? まぁ良いや、早く寝ないと……)
布団に目を向けた時、再び音が鳴った。ノックするように連続2回、コンコンと聞こえる。あまりに有意味に聞こえるそれに、吉継は再び顔を上げる。窓の外には、白いワンピースを纏い鍔の広い帽子を目深に被った女性が貼り付いていた。その異常な光景に、しかし吉継が覚えた感情は、『恐怖』ではなく『懐古』であった。
「……お姉さん?」
女は呼びかけに答えること無く、扉を握り拳でノックしながら、ぶつぶつと呟いている。
『あけて、あけ、て、けてあ、けて、あて、あけて、あけてあけて』
(うわぁ、昔と同じだ……何を開ければ良いのか何も分かんないけど……)
ふと思いつき、静かに窓を開ける。女は僅かに目を見開いたものの、窓ガラスがあった位置の虚空をパントマイムのように拳で打ちながら、『あけて、あけて』を再開した。
(……窓じゃねえのか。分かんねえひとだよなぁ、このお姉さんも……)
何とはなしに、女の手を掴もうと手を伸ばしたその時だった。
木管楽器とも打楽器とも付かない、低く短い音が背後から聞こえてきた。反射的に手を止め、音のした方に振り返る。しかし当然何もなく、興を削がれた吉継は窓を閉め、カーテンを引いた。外からは引き続きガラスを叩く音と『あけて』という声が聞こえてくるが、吉継はそれを無視して消灯すると、布団に入り何事も無かったかのように眠りに就いた。
(……まぁ、所詮頭の中だけの友人だし……つか、まだ消えてなかったんだな……俺のイマジナリー・フレンド……)
誰もがこの空を見ているから
元々距離があるのは分かっていて
でも実はみんな近くて
みんな人なんだと。
誰もがあの星に願うから
抱く想いが違うのは分かっていて
でもみんな同じ世界で
人として生きてるんだと。
前回までのあらすじ 前回見てください オネガイシマス
「静くんこっちに私の背では届かない荷物があるから運んでもらえる?」それを聞いた光明は俺を押しのけて話す。「それでは俺がその荷物持って差し上げましょう。」
だがさすが氷姫と言ったものか、今の話をサラッと受け流して話す「あら私は静君に話していたのだけど貴方達耳、ついてます?。」光明の後ろの男子たちが笑うのを横目に光明は離れていった。
「ありがとう、霙。」おれが霙に言うと霙はそっぽを向いて話す「別に貴方のためじゃないから良いわよ、あら、合唱の練習みたいよ」俺達がステージに上がると指揮台に若い眼鏡の男の人が上がってきた「おい東のやつ上がってきたぞ。」
指揮台に立っている人物の名は東沢郎[ひがし たくろう]だ音楽教師でバスケ部の顧問のさらっとイケメンである、女子からの人気が凄まじく男子からは嫌われている。
「はい歌う曲なんだがここで一個変更点があってこの俺達が歌う曲が変更された正解から春愁に変わったから練習してくるように。」東先生が指揮台から降りた瞬間男子から一斉にブーイングが行われた。その中には「勝手すぎだろ」や「何で卒業式から卒業式の歌変えるんだよ」など、
俺は今すぐにでも家に帰りたかったが何故かこの時間今日の朝からの違和感は大きくなっていた。
ピーンポーンパーンポーン「今は緊急で放送しています、いま校内に不審物が侵入いたしました、不審物は高速で体育館に向かっています2年生は体育館から避難してください!!」
放送が終わる前に緑色の怪物が体育館に侵入してきた体がティラノサウルスのような骨に緑の謎の液体が付いていて体から謎のオーラのようなものを放出している。
「なんで、ここにこいつが居る…皆!逃げろ!」東先生が叫んだが怪物はもうすでに生徒たちに襲いかかっていた。「みんなこいつが実験体γだ、とりあえず皆!逃げてくれ!」この恐ろしい化物が実験体γだと気づいた頃にはもうすでに20人は襲われていた。「何でだよ、こいつ夜しか人里に降りてくるんじゃないのかよ。」こいつは夜行性のため普段は人里には降りてこないのだが…
「静くん逃げて貴方は逃げてから防衛局に連絡して。」霙が竹刀を持っているのを見て俺の中に大きな一つの思いが込み上げてきた
【俺が皆を守らないと】
ほんの些細なことだけど、
ちょっと寂しく感じるな。
たとえ短い別れだとしても、
やっぱ寂しくなっちゃう。
でも大丈夫、待ってるから。
頑張って待つから 楽しんできてね!
でも、約束通り、
何があっても必ず戻ってきてね。
器を作った
水がコンコンと湧き出る器
水不足解消になる
私が言葉の力を初めて使ったときに叶えた内容だ
オヤツタイム☆
あの人はどんな香水が好きかな?
今日の夕飯は何にしよう
今日もあの子が優しかったな
ミセスのBrand newいい曲だぁ
今日も良い日だった!
あなたに感謝でいっぱいだな
二人は20分ほど歩き、川辺に下りると橋の下に標的の男を転がした。ただ落としたのではない。橋梁面とほぼ同高度、約15mからの自由落下である。一般的な人間であればまず死亡するはずだ。しかし、コンクリート面に直撃した男は衝撃と硬度によってひしゃげながらも、活動を続けており身体を起こそうと藻掻いていた。
「動いてんじゃねえよカスがァッ!」
動きの緩慢なその身体を石礫が貫き、右膝がちぎれ飛び残りの肉体が地面を転がる。
「やっぱ人間やめてんなァ……死ぬ気配無ぇぞ」
「“コードネーム・ハグレイ”、生前の呼称だけど……モチーフがよく分からねえんだよな……注意しろよ、“騒霊”」
「誰に言ってんだ後輩」
「お前に言ってんだよ」
「……問い直そうか。『お前風情が』『このあたしに』なんで舐めた口聞けてんだ、あ?」
「心配くらい素直に受け取れや」
「…………っつーか何アレ」
千切れ飛んだはずの男の右脚が、既に生え変わっている。しかし、その質感は一般的な人間の体組織のそれではない。表面は樹皮のような濃褐色で、硬くひび割れている。
「……再生能力……か? 報告には無かったぞ。剰霊能力の一部なのかあるいは、怪異としての特性か……」
「どっちでも良いけどさァ~、お前のせいで治癒の瞬間見られなかったじゃんかよ。どうしてくれんの?」
「もう一度やりゃ良いだろ」
男、“コードネーム・ハグレイ”はようやく起き上がると、2人に向き直った。その顔面もまた、樹皮状組織に覆われている。
「やんのはあたしだってのに、言いやがる……」
不満を垂れながらも、加奈は一握り分の土埃を刃の形状に再形成し、射出した。“ハグレイ”はそれを腕を盾にして受け止める。左腕は刎ね飛ばされたものの、即座に樹皮質の腕が再生する。
「……何秒?」
「4フレ」
「fpsを言えやfpsをォ!」
「60に決まってんだろが!」
「あたしはスマホ中毒者だからfpsといえば30派なんだよ! っつかよく分かったなオイ!」
「とにかく! 0.1秒弱で再生する怪物をどう倒すんだよ?」
「……どうすっかなァ……」
加奈は親指の爪を噛み、橋の下から出ようと背中を向けた“ハグレイ”の両脚をリボンで絡め取って引き倒した。
祖母からの“八尺様”に関する情報提供は、およそ1時間にも及んだ。
「ありがとう、祖母ちゃん。いろいろ教えてくれて」
「当然さ。お前やお友達のためだからね。けど、今日はもう遅いからねぇ、外に出るのは明日にしておきな」
「うん。先輩たち、戻ってくるかな……」
玄関を出た辺りで見回していると、大柄な影と小柄な影が並んで坂を上ってくるのが目に入った。
「あっ戻ってきた」
「ういーっす探索1回目無事せいかーん」
「ただいま、永江くん。まずは情報共有しようか」
「はい」
吉継の後ろから、彼の祖母が顔を出す。
「おやおや二人とも、帰ってきたのかい。疲れただろう、おやつを用意してあるよ」
「えっやったぁ! ご馳走になります!」
「どうもすみません」
3人は居間のテーブルに着き、一口大にカットされたスイカをつまみながら今日の調査内容を共有することにした。
「まず私から。何の成果も得られませんでした! でもこの村自然豊かで私は好きになったぁ」
「僕は役場でこれを貰ってきたよ」
そういって王蕗がテーブルに広げたのは、役場で配布されていた村の全体図である。そこには赤いボールペンで、いくつか点が描かれている。
「このポイントは?」
吉継が尋ねる。
「道祖神だよ。まだ探索は途中だけど、それでも結構見つけたね」
数えると、赤い点は宅地一帯だけで10以上確認できる。
「はぇー……結構多いですね」
「ねー。道祖神って乱立させて良いやつなの?」
「まぁ……悪いモノではないと思うけど……」
「……あ、そういえば祖母ちゃんに聞いたんですけど、“八尺様”は道祖神の囲いの『外』には出られないらしいです」
不意に放たれた吉継の言葉に、潮が顔を上げ、地図を見直してから、再び顔を上げる。
「……『外』ってどこ?」
「……まずは、道祖神ぜんぶの位置が分からないことには……」
「それじゃ、明日は道祖神マッピングから始めようか。二人の分の地図ももらってきてるから」
王蕗の提案で、今後の方針が決定した。
あー書けねえ
あー題名はめっちゃ思いついてるのに
あーメインディッシュが思いつかない。
あーー出てこない。
あーなーーんでーー出てこない
もう!ネタ切れだ!
全然言葉が思い浮かばない
独り言では出るのに
でもすぐ忘れる。
あータイトルは色々思い浮かぶのに
あー中身が全然思い浮かばない。
今、顔だけ良くて性格最低なやつ状態です。
いえす!ネタ切ればんざーい!
頭の中では情景できてるのに
頭の中では思い浮かんでるのに
実際に文字にできない
おれピンチ!
題名はたくさんあるし
雰囲気も情景もできてる。
あとは書くだけ。
言葉が出てこない。
ネタ切れ中。長々お待ちください
これは本読んでない自分の限界か。
ソンナワケナイソンナワケナイ
It's just a small incident,
I'll probably feel a little lonely.
Even if it's just a brief farewell,
I feel kind of lonely.
But it's okay I'll be waiting.
I'll wait patiently, Have fun!
But as promised,
Please come back no matter what.
教えましょう
あなたに
悲しみ苦しみ教えましょう
汗を知らない者は
人ではなくヒトだから
教えましょう
あなたに
本当の笑顔を教えましょう
あなたの愛想笑いは
なんの役にも立たないから
教えましょう
あなたは
一つしか無く尊いと
一度きりの今日だから
たくさん笑って砕けましょう
いつも夢を見るとてつもない悪夢だ、俺は真っ白な部屋に閉じ込められていて白い光がぼんやりと俺の記憶を隠している、そして誰か分からない人の薄っすらと聞こえる声、知らない誰かの叫び声、「静!早く起きなさい!」その声で俺は目覚めた時計の針は2時47分で止まっていた、学校があるので俺は急いで家の外へ出たが何か胸騒ぎがした。「遅れてすいません!。」「お前が遅刻なんて珍しいな!後で生徒指導室な。」先生っが言った。「はい。」次の授業は文化祭の出し物の準備なので2年の方々は体育館に集合してください。「嫌だめんどくさいからいかねぇー!!」後ろで男子たちが愚痴を零していたが後ろを見ると全員の顔が引きつって行く「げ、氷姫…」この氷姫と呼ばれているのが俺の幼馴染の白神霙[しらかみみぞれ]だ昔から本当に氷のような女性で放課後は剣道に茶道、俳句に琴様々な事を得意とする凄い女性だ、そうだ俺の紹介をしておこう、俺の名前は駿河静[するがせい]俺は生まれたのが富士今では静岡と呼ばれている場所だ。俺の家計は代々富士流という流派の剣技を扱っていたらしいが俺が出来損ないなせいでその流派はもうなくなったっと同等だおっと練習が始まるみたいだ「ただいまより東京都立歩健高等学校の文化祭最終確認を行います。」そうここはエリートの中のエリートが通える伝説の高校歩健高等学校である。「よぉよぉよーく見たらお前雑魚雑魚の静君じゃ~ん。」こいつの名前は古葉光明[ふるばこうめい]古葉財閥の御曹司でありこの高校壱の暴れ者だ「先生の気まぐれで入学できてよかったでちゅね」こいつは俺の事を馬鹿にするのが好きで毎日三人でちょっかいをかけに来る。「貴方達何してるのかしら?。」霙がこちらに歩いてきたのを見た光明は声色を変えて話し出す。「あらこれはこれは霙さんお元気でしょうか。」こいつが霙に恋しているのは皆が知っているが声が変わりすぎて変な感じもする。
永江宅を出た王蕗は、一足先に出発していた潮を坂の下に見つけると、急ぎ足で追いついた。
「んぉ、王蕗先輩」
「やぁ、途中まで一緒に行こうかと思ってね」
「了解ぃ、どの辺で分かれます?」
「もうちょっと戻ったところに十字路があったろ? 僕は右に行こう。そっちに住宅が見えたから」
「ほむ。んじゃぁ私は入り口まで引き返してから道なりに探索していこっと。私の見たとこはマークしてくんで、上手いこと使ってくださいな」
「マークって……どうやんの?」
潮が立ち止まり、目を見開いて王蕗を見上げる。
「……そういや私ら、能力について1ミリも共有してない?」
「……してない、ねぇ……」
「じゃ、せっかくだから私ら間だけでも共有しときますか」
潮は片足を真上に振り上げ、勢いよく地面に足裏を叩きつけた。小気味の良い音が響き、次の瞬間すぐ隣にいた王蕗の頭に『情報』が流れ込む。その総量自体は決して多くは無い。『0秒前』『0.00.01.46』といった“時間”の情報と、『道の中央に立つ少女』という漠然とした“イメージ”だけだ。
「これは……」
「ふっふっふ、これが私の能力【ダイダラボッチ】の略霊態。『私がいたこと』を空間にマーキングする力です」
「へぇ……」
「ちなみに半径は30m固定」
「……不便だね」
「否定しがたい……」
「活かせるかは分からないけど、頭に入れておくよ」
「ちなみに先輩の能力って何なんです?」
「【コロポックル】」
「そのナリでですか……似合いませんね」
「ブーメランだねぇ。それに君、コロポックルが何か知ってるかい?」
潮は胸を張って答える。
「そりゃあ知ってますよ。何せ私、あだ名が“コロポックル”ちゃんなので。あれでしょ、北海道のフキの葉の下にいる小人」
王蕗がくすりと笑う。
「それは内地の人間が誤解した解釈だ。“コロポックル”、意味は『フキの葉の下の人』…………」
王蕗が手を前方に翳す。その中に、彼の身長以上の丈の植物の茎が現れた。
「Petasites japonicus subsp. giganteus……和名ラワンブキ。北海道は螺湾川沿岸に自生する、実在のフキさ。“フキの葉の下の人”の本質は“フキ”の方なんだよ。『人が下に入れるほど巨大なフキ』が存在するってだけさ」
君はいつも国のために動き
ひとり犠牲になっている。
周りをみて
君はひとりではないのだから
声明の重荷をみんなで分け合って
私にも分けあって
みんなでHappyになろう
よく来てくれた。
その覚悟に応えて、私の全てを懸けて君を支えよう。
だから君も君の全てを懸けろ。君の手で過去を清算し、罪を背負って生きていけ。
「吉坊や、お友達は外に出たんだね?」
吉継が居間に向かうと、祖母が声をかけてきた。
「うん、2人は自分の目で村を見て回りたいんだって」
「そうかい、お菓子でも出してやろうと思ったんだがねぇ……」
「そうだ祖母ちゃん。もしかしたら日ぃ跨ぐことになっちゃうかもしれないんだけど、先輩たち泊めても良い?」
「もちろんさ。それじゃぁ晩ご飯は腕によりをかけないとだねぇ」
「ははは、お構いなく……」
雑談を交わしながらも祖母の向かいに座り、吉継は本題を切り出すことにした。
「そういえば祖母ちゃん、聞きたいことがあるんだよ」
「何だい、実習に関わるのかい?」
「うん。ねえ祖母ちゃん、“八尺様”って知ってる?」
祖母は僅かに目を見開くと、背筋を伸ばして吉継の目を見つめ返した。
「…………吉継や、お前、学校でどんな勉強をしてるんだい?」
「普通の勉強だよ……まぁ、ちょっと特殊な事情はあるんだけど……」
「…………そうかい。お祖母ちゃんにはその“事情”っての、教えてくれないのかい?」
吉継は数秒思案してから口を開いた。
「……祖母ちゃん。俺が“八尺様”の名前を挙げた瞬間雰囲気変わったけどさ。『実在する』って前提で良い?」
祖母は静かに頷いた。
「……そっか。祖母ちゃん、俺たちは“八尺様”を倒しに来たんだ……あるいは封印。だから、少しでも情報が欲しい」
その言葉に、祖母は天を仰いで溜め息を吐いた。
「……吉継や、お前の学校じゃ子供を危険に晒すのかい?」
「大丈夫だって、祖母ちゃん。大丈夫だからこそ、俺たちが来れたんだから。本当に駄目なやつなら、学生にこの話下りてこなかったはずだもん」
「……そうは言ってもねぇ…………自分の孫が危険なものに近づこうとしてるなんて、飲み込めないものなんだよ」
「でも祖母ちゃん。情報が無きゃ、避けられる危険も避けられないよ。頼むよ、先輩たちのためにも、知ってることがあるなら教えてほしいんだ。どんな奴なのか、何ができるのか、弱点なんかはあるのか、そういうの」
力説する吉継に目を細めると、祖母は立ち上がって台所に向かった。
「話せることはそりゃ、たくさんあるさ。長くなるし、お茶でも飲みながら話そうか」
人は私についてあれこれ言うけれど、
全てはあなたのためじゃない
まあ、それは誰にでも同じことだけど
私は私、他人は他人
雨空でもあなたが空を仰げば
雲の隙間から陽が照らしだす。
あなたの底ぬけな明るさで雨雲も逃げて行く。
私はそんなあなたの傍が好きなんだ(*´ω`*)
どうも「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」の作者です。
この度「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」は25個目のエピソードが完結いたしました~‼
20個目のエピソードからまさかの2年以上…時間かかり過ぎだろ(笑)!
でもあっという間だったな。
「25.」のラストのタグに「やぁぁぁっと終わった!」とかつけちゃったせいで「完結ですか⁈」というレスを頂いてしまったのですが「20個目のエピソード記念! 作者からのごあいさつ」で(2年も前だから誰も覚えてなさそうだけど)言った通り、この物語は”27個目のエピソード”で完結にするつもりです。
…まぁ、まだ書きたい番外編や過去編があるので27個目のエピソードが終わったあとも投稿は続く可能性がありますが、とりあえずここでおしまいではありません!
なーんか綺麗な終わり方してるけど、まだまだ話は続きますよ‼
だって各エピソードのタイトルにはその話のメインに据えられる異能力者の”異能力名/異能力者としての名前”が使われるのに、登場済でまだ主役回が出てない人がいるじゃないですか(もう2年くらい出てきてない気がするけど)!
という訳で(誰とは言わんが)次はソイツのお当番回です!
ぜひお楽しみに‼
…と、啖呵を切ってみましたが、次のエピソードの執筆に全然手をつけられていないんですよね~。
本当に1文字も書けていないし、並行で動かしている「造物茶会シリーズ」も執筆が滞っているので、2作を年度内に終わらせられるか微妙になってきています。
とにかく「ハブ ア ウィル」は頑張れば終わりそうなんですけど、「造物茶会」がどうなるか怪しいのが現状です。
まぁ今年度内に終わらなかったらそれはそれで、大学卒業後もここに出入りすればいいんですけどね(笑)!
とりあえず「造物茶会シリーズ」の次エピソード(第13弾)は今頑張って書いているので、来月には投稿できるように頑張ります。
というわけで、まだ語りたいけど今回はここまで。
今度「ハブ ア ウィル」のエピソードを投稿するとしたら「26.」かもしれないし、劇場版的ノリの番外編かもしれないけど、お楽しみに。
そろそろ字数制限に引っ掛かるので、今回はこの辺で!
テトモンよ永遠に!でした~‼