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ファヴァー魔法図書館 #23

『婚前の段 o:@yP3 ハートウォッチ京都』
列車でまた数時間、
着いたのは京都であった。

法帖は京都駅で下車した。
気が向かなかったので法帖は路面電車に乗らずに歩いて行く事にした、時間は沢山ある。
列車に乗っている最中、法帖はあるひとつの事をずっと感じていた。
それは京都独特の雰囲気である。
京都の否応なく発せられる雰囲気は、その地が元々都であった事を伺わせる。
何を隠そうここは50年前迄は「千年の都」だったのだから。

そのような事を考えながら暫く法帖は八坂神社の石段に座り込んでいた。
法帖はふと自分を見る視線に気がついた。
視線の先に目をやると見た目齢7歳程度の少女がこちらを見ている。
法帖は話しかけてみる事にした。
「お嬢さん。どうしたんだい?迷子かい?」
すると少女は少しだけ眉間に皺を寄せてこう言った。
「いきなりなんだい人間の小僧。吾は貴様の心の中身が面白くて見ていただけぞよ。」
傍から見ればただの頭がおかしい小娘である。
しかし法帖の耳には驚くほどすんなりとこの言葉が受け入れられた。
「そうかい、じゃあ君は何者なんだい?」
すると少女は答えた。
「気に入った。
吾は覚(さとり)。妖怪だ。飛騨から参った。」

To be continued #24 ↙
『婚前の段 o:@yP4 ハイカラ少女と古風な婚約者』

P.S.こんばんは、以下略のKey-towerです。

実は、はじめにファヴァー魔法図書館の構想を建てた時に、はじめに出来たのがこんな感じの話でした。
てか知識ちゃんの設定がはじめこんな感じだったんだよな。
そう言う事を考えると、この話が一番書かれる事を望んでいたんだと思います。

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ファヴァー魔法図書館 #5

『ハーヴェストさん』
日本という国には、メリーさんだかマエリベリーさんとかいう少女がいるらしい。
聞くところによると、
電話をたくさん掛けてくる少女らしい。
こう言う子供をほっとく親は何なのだろう。

いつも通り本棚を物色していたら、
謎の白い丸が転がっていた。
近づいて見ると手足が生えていて、息もしている様だ。
生きている、即ち普通に生きている。

持ち上げると、目が覚めた様だ。
「うぅ......寝ていたんかや...!?、あんた誰や?」
いきなり安定しない方言が飛んできて少し驚いたが、僕は僕だと答えた。
「............そうかい。あんさんそっち側かいな。
まぁこうしてあったのも何かの縁、あんさんに付いていくわ。死にそうやし。」
...........................意味がわからない、が、

何だかもうどうでも良くなった。

そう言えば名前を知らない。
君の名前は?と僕は聞いてみた、
が無視をされた。
もう、勝手に名前をつけてしまおう。
そうだな、............思いついた。
『ハーヴェストさん』とでもしておこう。

To be continued NEXT #6 『護国詩』

P.S.どうも、#6です。
.........話すことがないな笑
どうでもいいかもしてませんけど、この魔法図書館にはモデルがあります。
チェコの首都にある『クレメンティヌム図書館』という図書館です。
一度行ってみたい物です。

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