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ファヴァー魔法図書館 #52.5

『ユリさんのグリモワール講義その1』

BGM〜【蓬莱伝説】
ガラシャ「ねぇユリ、グリモワールって結局何なの?」
ユリ「そう言えば言っていなかったね。君は魔法使いの素質があるからね、教えてあげよう。
名付けて『ユリさんのグリモワール講義』だ!」
ガラシャ「メタいわ、凄いメタ発言だわ。」
ユリ「おっと危ない。それじゃあ気を取り直して。」
ユリ「まずはグリモワールとは何なのかだね。
君たちも知っている通りグリモワールとは魔道書だね。読んで時の如く「魔」法を「導」く「書」の事だね。そして私がそれの執筆者って訳だよ。」
ガラシャ「魔法を導くって具体的にはどんな感じなの?どうせ魔法使いの考えたものだから私が使った使い方以外にも有るわよね。」
ユリ「そうだね色々とあるね。
一つ目は君に使った様に魔法を単純に暗記せずに引き出す使い方。
二つ目は特殊な文字列で魔力を上げる使い方。
三つ目は...これが一番重要な使い方なんだけど、魂を導く使い方だね。」
ガラシャ「三つ目が解らないわ、何それ、魂を導く?詳しく教えて。」
ユリ「それがね、ここで終わらせたらヤバイんだよね。(企画的に)」
ガラシャ「またメタ発言......相変わらずね。」

P.S.急に書きたくなって書いてみました。
はじめに書いてあるBGMは僕の気まぐれです。ですが後ろで流すのを推奨します。
僕の気まぐれで続けます。(とか言って書くのが楽しいだけだったり笑)

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ファヴァー魔法図書館 #50 『6章 管理人執筆中』

『助手【ミリオ】』

『雨夜詩』
【こんな時
僕は何処か飛ばされそうで
一人怖くて
すがりつきたくても何も無いような気がして
零れる音が無情に響き
僕の心に硫酸のあめを降らす
ああ、天にましますリリュウメネ
私の孤独を...リリュウメネ】

「.........ねぇ、ミリオ。
この子は何でこう考えちゃうのかな、
この子は少なくとも恵まれていた、僕よりは。
何でだろうね、ホントに。」
管理人はミリオにそう言った。
「..................。」
ミリオは話すことが出来ない。
傍から見れば何時もジェスチャーで管理人と話す。
「そうだね、そう考えるんだね。なるほどね.....。」

ミリオは一定の周期でハーヴティーを淹れる。
幸いここのハーヴティーはチープなオレンジジュースにはならない様だが。
管理人は一定の周期で満足する。
「うん、うん、やはり君は上手いね。
人を見る疲れはこれぐらいでしか取れないよ。」

「ミリオ、この本をあっち側の最果てに置いてきて暮れるかな?グリモワールはそのうち届けるから。」
管理人はそう言い残しカンテラの火を渡した。

To be continued #51 『助手【シェスコ】』

P.S.えーと、始まりました、6章。
この章は助手達の目から管理人さんを掘り下げようと思います。
久しぶりに純粋なこゝろを持とうと思います。

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ファヴァー魔法図書館 #48

『コタエとケツイ』

「文紡さん、何故ですか。
何故突然想起堂を辞めてしまうのですか。
何故今なのですか。」
勘木の質問に文紡はゆっくりと応えた。
「それは私自身の問題です。
今ここで理由を説明することも出来ますが、貴方に理解させる事は至難の業です。いくら私が唄あはせの優勝者で貴方が準優勝者であっても...ね。」

文紡の辞表は皆が思っているよりもあっさりと受理された。
渚瀧院文紡としての最期の日、文紡の退任式典が執り行われた。
退任式典で文紡のする事は後任者の指名と院名の授与である。
「わたくし、渚瀧院文紡は後任者に先の唄あはせの準優勝者、『勘木』を指名致します。
そして院名『真紡院 文明』を授け、わたくしは想起堂主任歌人と専属三味線奏者を退任させて頂きます。」
文紡はこの瞬間をもって『渚瀧院文紡』では無くなった。
また、林中明動としての人生を歩み出すのだ。

文紡は文紡で無くなる前、八千代に呼び出されていた。
「文紡、貴方は記憶が飛んでいる。そうですね。」
「......何故、解ったのですが?」
「そんな事、今は関係ありません。其処には貴方がそういう状態だという事実があるだけです。」
「八千代さまは...何かを知っているのですか?」
「悪い事は言いません。私は貴方に『ファヴァー魔法図書館』へ行くことを勧めます。」
「八千代さま...一体......」

文紡は通称となり今や隣に有るのは一つの三味線。
そして文紡は旅人になる。
それは、虚空に消える藍微塵のように。

To be continued #49 『黒幕(第5章最終話)』

P.S.昨日サボったので今日は2話投稿しました。
何だかこってりしてますね、この話。
なんて意味の無い事言ってみたり笑