ひさびさの電車に心おどらせて ディディディディディディドドドド 誰に会うでもないのに すれ違う誰かがいるのね ここにも、ここにも、生活。
どうしよう、 周りはみんな 当たり前のように友達がいて LINEだって交換してて なんか私だけひとり?情けなっ。 成り行きで友達なんて作れるかなって 甘かったかもな。 馬鹿だったかもな。 ほんと、これからどうしよう。
僕の住処が土星とバレるのも時間の問題。
目を瞑っても自分の部屋を歩けること かみそり負けのその先のLEDライトの 下で寛ぐそんな予定もないのに君と電 話で話すことばかり考えている僕達兄 弟が同じ時間に家を出れたら良いのにね
耳にかかりきらないマスクが風に飛んでわた しを覆うものはもうわたししかない14時38分
行きたくない場所へ行くことに慣れすぎて、 本当に行きたい場所がわからなくなってる。
「思いの丈」なんて言葉があるせいで 気持ちが背伸びをしてしまう 等身大がわからなくなる 「誰よりもすき、僕のほうがすき。」 曇った目のまま真っ直ぐきみが言ってくれるから 「ありがとう」と、言葉では返すけれど ひとを基準とした好感度のはなしよりも ゆらがない愛の告白が聴きたかったな 「きみがすき」って聴きたかったな
キーボードの隙間にこぼれた隕石のことを考えて眠れない夜
絵描き ドーナツ屋さん 船の上のドーナツ屋さん 戦隊の青 作家 郵便屋さん 猫 脚本家 大学生のお兄さん クリストファー・ロビン 図書館司書 恩師レベルの物腰柔らかな先生 ←今ここ
パンチが効かないこと、 キックが効かないこと、 わたしのあがきが あなたの"何"にもならないこと、こわいよ。
見慣れぬ天井、積まれた段ボール きのう見つけた宇宙でくらす ドアの向こうは知らぬ街 一つずつ封をしてきた生活感 布団いちまいだけの部屋 目を瞑れば、ひとり (20年も引っ越しをしていないと云うのに、まるで引っ越してきたかのような部屋で眠ります。)
あなたが雨を降らせたひとに、 わたしは傘をさしていく。 雨にぬれないでほしいから、 でも、雨を降らせるあなたに渡す傘が見つからなくて どうして雨を降らせるのかを、聞くこともしないで あなたは自分にも軽率に雨を降らしていくね、 わたしは降らせないでって言うだけ。 雨をふらせるのも、傘をさすのも 相手のことを考えていなくて。ひとりよがりな願いで。
引きこもることが苦痛なんじゃない、聞こえる毒とぼくの心がつらいだけ
どんな言葉もこぼれおちていくよ? 違う違う違う またこうやって、詩にして 乗り越えたつもりになってるんでしょ 理解して整理したつもりになってるんでしょ
他人の本棚を渡って渡って、やっと出会えたはずな のに頬にかすり傷覚えた魔法を自分のものにできな いあかぎれから菜の花が咲くどんな言葉も気持ち を、あなたをわたしを、軽んじているようで隣にい ることさえできないから決して埋まらない空白を一 緒に抱きしめるひとがいますようにと首と手を重ね て
ある日、Aさんがいじめられた。 Aさんは、学校に来なくなった。 そして一年後、AさんをいじめてたBさんがいじめられた。 Bさんも、学校に来なくなった。 そしてその次、BさんをいじめてたCさんがいじめ られた。 そしてCさんも、学校に来なくなった──。 いじめの本なんて、いつもこんな感じのネタしかない。 そんなんじゃ伝わらない。 こんなループストーリーをいつまで描き続けてるの? こんなのつまらない。
一袋十九円のもやしで救われた昨日があって、ただぼくがその続きを歩いている、それをいのちと呼ぶかぎり誰のことも好きにならない。救急車のサイレンを聞くたびに三秒だけ祈るひと、かたちのない意思のない夜、生まれ変わりを信じているから他人に優しくなれるとかぜったい嘘だと思う。エンドロールまで泣かなくたっていいよ、秒針のリズムでこぼれ落ちていく愛想笑い、幼い頃の水面のきらめきを忘れて正常に死んでいくことなんてできない。
今朝起きたときと同じ姿勢で布団におさまったら 昨晩の夢の続きが見れる気がしたのに もう2度と行けない旅路 夢の中に置いてきた あの子を助けにいかなきゃと もう2度と会えないのは 夢の中だけでいい
朝の帰りを待ってみたりします。
面倒な道を避けておきながら 「つまらない」だなんて言うなよ 自分勝手に飛び出していながら 「孤独だ」なんて言うなよ たくさんの選択を越えて 今僕はここに立っているから それらが全て正しかったのだと 言い張るために生きているのだから 君が選んだその道を 「間違いなんかじゃなかった」と言える日が きっと、きっと来るから だから今はまだそこにいて いつかきっと、迎えに行くから
わたくし、怖い夢から意図的に逃げだすのが得意なのです。
しなやかな指のよに 揺れるカーテンは冬仕舞い 思い出せないCメロは あちらの窓へ吹き抜けた とってつけたよな孤独感 よせばいい よせばいいのに春病
風にのってあなたを撮りたい。 いくつ眼があれば足りるのだろうね、 何もかも忘れたくなくて 全ての瞳から涙を流す、あなたを 少しも切り取りたくなんかないのに。
誰もが通った交差点で、わたしも何度目かの交差点で いや、ずっとここにいるような気もして でも初めましては今日しかできないね。 生まれたことが嬉しくて 出会えたことが嬉しくて それだけはあなたも同じだといい。
窓ガラスをたたいた 第二関節、行き止まり 驚いた後頭部 ぱくぱく 音のない笑顔 ねえ ガラスってこんなに邪魔だったかしら
日常は何があっても進みつづける。誰かが泣いた なんて事は誰も気には留めない。それを何の躊躇も なく踏み進むだけ。誰かが死んだなんて事が あっても横目で見るだけ。僕はその動き続ける レールの上からは逃れられないんだ
宿題が終わらない日は白菜の白だけあげる、春だから
誰か私をとめてください。 階段から落ちようとする私を。 大通りで飛び出したいと思う私を。 電車が来れば黄色い線を出ようとする私を。 刃物を見れば美しいと感じる私を。 誰かがとめてくれれば、 悲しむとわかっていれば、 こんなことも考えなくて済むのかな。 そんなの自己中か。
諦めの詩に、魔法がかかる。 すぎゆくそよ風の舌先にも あなたの言葉があつく残りますように 熱をたもったまま 香りを宿したまま
それもわたしのなまえですあなたがやさしく呼ぶのだから