表示件数
0

もう2度とこの手を離さないで!

私は小さい時 引っ越してきた男の子に恋をした。そしてお互い両思いとなり
おとなになったら結婚しよう!と話していた。 
でもその子は 遠くへ引っ越してしまった。
もうそれは 昔の話。

今は中学生 あの子は何をしているかわからない。
わかることは私が猫さんで あの子がクマくんという あだ名を付けたこと。
あの子はクマが好きで私は猫が好きだったからだ。
でもそんなことも もう忘れかけていた。

キーンコーンカーンコーン 学校の鐘がなる 今日は新しい子が来るらしい。
誰なんだろう仲良くなれるといいな。 
今日は新しい子が来ます。みんなで迎えてあげましょう!
その子を見たとき一瞬で頭が真っ白になった。 
クマくんだったからだ。 なんでいるの? こっちに帰ってきたの? 会いたかったよ?
問い詰めたかった。でもクマの周りは生徒だらけで聞けなかった。
帰りになって急いで聞いてみた。 クマ…くん…だよね?? 
近所に住んでて仲良かったんだけど覚えてない??
は?あんただれ??
え??
俺あんたのこと知らねえ。 
クマくんは小声で あいつら いなくなったら言って? と言った
覚えてたんだクマくん!!良かった。 でもなんで??ここで話しちゃだめなの??

その後…帰るときクマは私を引っ張った。 おい!こっち来い!
痛いよ!クマくん!!なんで引っ張るの??
俺は今一匹狼みたいな存在だ。 あいつらに知られる恥ずくてと俺が困るの!
クマくん変わったね。 前はそんなふうじゃなかったもん。
わけありでな。前の学校がヤンキーが多くて… で元気してた??おっきくなったじゃん!
うん!元気だった!でもさ 子供扱いしないでよ??
ごめんごめん。 俺も元気だよ!
ねえ。小さいときみたいに呼んでよ!
ああ。猫さんな! 俺さ 小さいときの約束果たしに来た。
え?あの約束?
うん。 猫さん 俺と付き合ってくれないか? 
引っ越してからも 君が好きだった。
私も! ただし条件付きだよ??
何??
もう2度とこの手を離さないで!離したら私泣くよ?
うん。猫さんもな!約束!

このあと私達は結婚して 幸せになった。 まだこのときは 誰も知らないお話。

1
2

復讐代行〜第17話 刺激〜

「はぁ?離せよ!」
手は振りほどかれたが、今回は痛くなかった。
「随分気に入られたんだな」
小橋が煽る。しかし本当の意味が知られていないならそんなことどうだってよかった。
「ふっ、ふざけんな!そんなんじゃ…なぁ?」
これだけ動転しても口調は戻らない、随分気に入ったんだな俺の体を
「私は…」
もはやここまできたら小橋に乗ってやるよ、そうすれば復讐へのきっかけは強くなる。いや強く見えると言った方が正しいか
「もう2人でカフェ行くか?金は後で言ってくれれば払うから」
橘よ、それじゃ意味ないんだよ
「いやいやいや!俺が嫌だよ!」
間髪入れずに小橋は煽る。ここまで来るともはや才能だ。
「お似合いだろ」
「私は…桐谷君が嫌なら…」
あとは“俺”に救いを与えるだけでこの場は…
「そう言うなら仕方ないな、無理強いをしたら元も子もない」
やはり橘がまとめてくれた。小橋は少し残念そうだ。
あとは…
「橘、ちょっといいか?」
“俺”の行動はあまりに突然だった。
驚きを隠せない。
動揺が顔に出てやしないか、2人に変な視線を送ってはいないか、小橋に疑われてはいないか、
一瞬にして不安が押し寄せた。
これだこれだ、二重スパイのスリル…
「なるほどね…」
“俺”の話を聞いて橘が何かを考え出した。
これが果たして自分にとってどう出るのか、先程までより多くの目線から考えねばならない。
「ねぇ、闇子ちゃん連絡先交換しようよ」
橘は今までにない笑顔、でも嘘を感じさせない笑顔で言った。その言葉、表情に逡巡していた多くの思考は余裕で越えられてしまった。

to be continued…

0
0

初めての手紙。

俺には好きな人がいる。
ある日あいつが、好きだって言ってる人が先輩の友達なのであいつに手伝ってもらって、
先輩と付き合う!そしてあいつは先輩と付き合えばいいのだ。なんていい作戦なのだろう自分で自画自賛はおかしいが、するしかなくないか?

『おーーい!買ってきたよ!先輩が好きな、西門のサクサクメロンパン、東門のしっとりメロンパンあとは
北門のサクッとサブレ、南門のしっとりサブレ!食べ比べ好きなんだって!』

『サンキュー!助かった!意外と大変なんだな。。。』

『行っておいで。。。』

息切れてるな、大変なんだな、、、はやく行かねえと‼︎

あれどうしたんだろう。。。ヒロの優しさに胸が締め付けられる。
私何かしたかなぁ。。。?風邪でも引いた?でもあいつを送らないと!
でもふられた先輩の彼女ってやっぱり、あの人なのかな?
ヒロが付き合ったとき私、どうなっちゃうんだろう。。。ヒロが好きなの?もうわからないよ。。。

私はヒロの様子をみることにした。

『あっ!先輩、先輩好きだって聞いたんでお裾分けです。どうぞ!』
『わ〜ありがとう!こんなにたくさん!よかったら一緒に食べない?屋上が空いてるはず。。。』
『ありがとうございます。お言葉にあまえます。』

ヒロは、一緒に着いて行った。私がいては邪魔だろう。帰ろう。私はそのまま立ち去った。
後で聞こうと思ったからだ。


ヒロから呼び出された。急になんなのだろう。付き合うことにしたのだろうか?
素直に伝えよう。この手紙に載せて。

3

ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 連載再開半年記念! 作者からのごあいさつ 〈質問回答編〉

どうも、「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」の作者です。
この間の「作者からのごあいさつ」で作者への質問を募集した所、質問が2つ来ました。
というワケで回答します。

Q1.どうやったらこんなすごいの書けるんですか?
コツを教えてください!(R.Nからみだいこんさん)
A1.そんなにこの小説すごくないですよ(笑)
ただ作者の空想を形にしているだけです。
でもコツがあるとすれば、ここに書き込む前に一旦別のノートに文章を書きだしてからポエム掲示板に投稿するようにしてます。
そうすることで、書き込む段階で文章の確認ができるのでおかしな所があれば修正できるし誤字脱字も直せます。
こうすることでクオリティの高い作品になっている…のかもしれません。

Q2.小説を書き始めたのはいつ頃ですか?
また、ハブ ア ウィルの前に書いていた小説はありますか?(R.Nネコ69(ロック)さん)
A2.本格的に小説を書き始めたのは一応中3の時からです。
その時からポエム掲示板に書き込んだりしていましたが…正直他人に見せられるようなクオリティじゃないんですよね。
今みたいにノートに書き出してから投稿という形を取っておらず、ポエム掲示板に直接書き込む形を取っていたので、結構読みにくいです。
2018年の12月頃や2019年1月頃に書き込んだので、バックナンバーや詳細検索を使えば閲覧することができます。
でもクオリティはあまり期待しないでください(笑)
ちなみに今現在その作品のまとめを作るつもりはありません(だってひどい作品だし…)。

質問回答は以上となります。
もし他にも質問があったら、この書き込みのレスからお願いね(レスで回答します)。
また質問コーナーをやるかもしれないから、その時はよろしくね。
…それにしても、この間の書き込みに「質問はレスから!」って書き忘れちゃったなぁ。
反省反省。

さて、今回はこの辺で。
13個目のエピソードがそろそろ出来上がりそうなので、待っててね。
では、テトモンよ永遠に!でした~

2

ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 連載再開半年記念! 作者からのごあいさつ

どうも、「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」の作者です!
本日8/24をもちまして、「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」は連載再開半年を迎えました!
めでたいですね!
ここまでの道のりは長いようであっという間でした。
よく長期の途切れなく続けられたなと思います。
これもレスやスタンプをつけて下さった皆さんのお陰です。
いつもありがとうございます。

さて、今回の「ごあいさつ」では質問コーナーを設けたいと思います。
「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」のストーリーについてや作者についてなど、何でもOKです!
ストーリーに関しては今後のネタバレにならない程度に答えます。
すごくどーでも良い事について聞いても良いですよ!
とにかくなんでも良いので質問ください!(笑)
後日別の書き込みで回答するので、よろしくお願いします。

次に13個目のエピソードについて語ろうと思います。
次のエピソードにですが、現在鋭意執筆中です。
進捗的には半分くらいまで進みました。
あと少し、と言った所ですね。
完成次第投稿する予定なので首を長くして待っててください

さて、今回の「ごあいさつ」はここまでにしようと思います。
前回の「ごあいさつ」程長くはないと思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。
次の「ごあいさつ」は「15個目のエピソード記念」になると思います(笑)
これから先、作者はもっと忙しくなる予定なので連載が途切れるかもしれませんが、皆さんどうかお付き合いください。
ではこの辺で。
テトモンよ永遠に!でした~
質問待ってるよ!

3

人類のことが『大』がつくほど好きな第16創世神

「やあ。ようやく起きたね、かわいそうな人」
テーブルについていた陰気な彼女は、行儀悪く両足を椅子に上げ膝を抱え、今さっき目覚めたばかりの俺を尊大に見下ろしていた。その顔には気味の悪い薄ら笑いを貼り付けている。
「……何だい、ぽかんとして。まるで、起きる前の記憶なんてこれっぽっちも残っていないって感じじゃあないか。……まあかわいそうな人、君の場合は、そっちの方が幸せだったかもしれないし、まあ良いか」
彼女はそう言って俺から目を離し、両手の中でころころと弄んでいたサイコロを振り始めた。様子をしばらく見ていると、7回か8回ほど転がしたところで動きが止まり、さっきより更に不気味なにたにた笑いを浮かべてこちらに振り向いた。
「可愛い可愛いかわいそうな人、ようやく準備ができたよ」
準備? 何のことだろう。
「え? そりゃ君、君が世界を救う準備さね。……ほら、ぽかんとしてるんじゃないよ。準備ができちゃった以上、もう時間は無いんだから」
その言葉とほぼ同時に、足下から発生した光の柱が、俺を包み込んだ。
「ああ残念。もう時間切れか。いつもはもうちょっと会話を楽しめるんだけどね。まあ、こういうのもアリだよね。今回は『王道をブチ外れて往く』がコンセプトなわけだし。ほれ、さっさと行っておいで、愛しい愛しいかわいそうな人。忘れるなよ、神はいついつでも、お前ら人類を心の底から愛しているんだ」
そんな言葉を聞きながら、俺の意識は光に溶けていった。