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世にも不思議な人々62 緊急招集

キタ「はーい全員集合ー」
初「何だ何だ」
キタ「朗報だよー」
真琴「だから何だ。早く言え」
キタ「なんとですねー、だいぶ前から出てたコラボの件、向こうからOKもらえましたー」
那由多「ぃよっしゃ!」
伏見「で、誰が向かうんだい?」
キタ「そうなんだよなー、問題はそこなんだ。まずあんまり多人数だといろいろ面倒だろ、こっちにも何人かは残しとく必要あるし。という訳で、まず一人、なっちゃんは確定としてー、あと三人くらいかな?」
那由多「じゃあ安芸ちゃんは連れていきたい」
キタ「了解、じゃああと二人。そういや移動要員はどうする?」
伏見「んじゃあそれは僕が務めよう」
キタ「良し、………んー、じゃあもういっそ残り一人は萩ちゃんで良いね?」
萩『……え、私?』
キタ「そうそう。折角だから親衛隊で揃えちゃうかなって。誰か異論は?」
初「無し」
真琴「無い」
阿蘇「無いナ別に」
キタ「ああ、君いたの。人間モードだと影薄いねー」
ヌエ「別に構わんよ」
キタ「お前もいたのか。何、みんな暇なの?」
ヌエ「自分で呼んどいて何言ってんだか」
キタ「まさか来るとは思わなかった」
ヌエ「だから来たんじゃないか」
キタ「本当、変な能力だよな」
ヌエ「変じゃない能力の方が少なかろうに」

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NO MUSIC NO LIFE 一周年記念番外編 天球、彗星は夜を跨いで ④

いつの間にか降り始めた流れ星は、四人の視界を輝かせては一瞬で消えていく。
そんな感じで時は過ぎ、気づいたときには深夜の一時を過ぎていたらしい。
「まあ、明日休みだしゆっくり帰ろうぜ」
と言う結月の言葉に三人は頷いた。
「アイス食べたいー」
という時雨のわがままにより、四人はコンビニに寄った。
道中、美月と玲が声をそろえて
「「疲れたー」」
と言ってたとか言ってなかったとか。
コンビニについた一行は、それぞれが好きなアイスを買い、食べ始めた。
他愛ない会話をしていると、美月が思い出したように
「でもやっぱり、一瞬で消えちゃうのは、さみしいですよね。流れ星って。」
と言い放った。
「じゃあ、彗星ならいいんじゃね?消えないし、きれいだし。「別離」の象徴でもありながら「再会」の象徴でもある。なんか素敵だしさ。」
そう言う結月の言葉に
「じゃあ、次は、彗星観察だね。」
と時雨が返す。
その言葉に反応して、玲がスマホを取り出し、次に彗星が来るのは何時か検索しだす。
そんな姿を、見ながら、結月は空を見上げながら考える。

彗星なら流れ星よりも強い光で、
夜空を切り裂いて、
真っ暗な天球を繋いで、
「別離」と「再会」という相反する意味を持って、
僕の願いを叶えてくれるのだろうか。
押し殺した悲しみを
寝静まった街に降らせてくれるだろうか。

いつかそんな日がくればいいと結月は考えた。


【一周年記念番外編 天球、彗星は夜を跨いで 終わり】

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No music No life 一周年記念番外編 天球、彗星は夜を跨いで ②

「なんと今日、流星群が見られるらしくてさ」
気象予報のコーナーで言ってたよと時雨は付け足した。真面目な時雨は毎日ニュースをまめにチェックしている。意外にも世間にさといのが時雨だった。
「流星群! 私まだ流星群どころか流れ星一つ見たことないです」
一回くらい見てみたいなーと美月が目を輝かせる。
「僕は流れ星くらいは見たことあるけど、流星群はないなぁ」
「私は一回だけ見たことありますよ」
「そのときはどうだった? やっぱり綺麗だったの?」
玲も星を眺めることがあるのかと思いつつ、結月が質問する。
「小さいころに見たんであんまり覚えてないんですけど、正直なところあんまりすごいとは感じませんでした。ぶっちゃけただの流れ星でしたよ。ぽつりぽつりってかんじで、子供心にはやっぱりもっと一斉に星が降ってるところを見たかったんでしょうね」
「……そんなもんなんですか?」
ぽろりと零れるような声で結月が呟いた。シャッター連続開口写真のような壮大なやつを期待していたのだろう。
「まあ、そんなものらしいよ。”流星群”とはいってもたくさん降るって意味じゃないんだって。一時間に二、三個程度の流星群なんてざらみたい」
「二、三個!? 夢がないですね……」
今スマホでささっと調べたらしい時雨の言葉は美月の流星群のイメージを破壊して余りあるらしかった。
パンッという乾いた音が三人の注目を集める。結月が手を打ち鳴らしたのだ。
「まあでも美月は流れ星見たことないんでしょ? ……そうだな、新月で空は快晴とあることだし、今夜は天体観測といこう」
悪だくみをするときの顔とはまたちょっと違う気もするが、おおよそ小学生たちが浮かべているそれと大差ないよな、という感想を抱いたのは時雨だ。好奇心が止まらないといったような無邪気な笑顔である。もちろんそのことは口には出さず、代わりに肯定の意を示す。この話題を出した時点で結月がこの提案をしてくれることを期待していないわけではなかった。
「……それって警察に補導されたりしないかな」
「我々の身分を忘れたのかね」
美月の心配は結月の次の言葉で粉々に吹き飛んだ。