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魔法少女学園都市レピドプテラ あとがき

どうも、テトモンよ永遠に!です。
企画「魔法少女学園都市レピドプテラ」の開催期間が終わり、参加作品の投稿も落ち着いたということで「あとがき」です。
今回もお付き合いください。

今回の企画の世界観は、紆余曲折を経て誕生したものでした。
まず、有名ソシャゲ「ブルーアーカイブ」の情報を何気なく追っていた時に、「ブルアカ」みたくかわいい女の子たちが学園都市で戦う物語を作ってみたいと思ったんです。
しかし「『ブルアカ』のように弾丸の撃ち合いじゃなくて登場人物は「魔法」を使う設定にしよう」と思ったのですが、それ以上は話がイマイチ広がりませんでした。
そのためなにかいいアイデアが見つかったらいいなぁと思って、自作のタイトルに使いたいと思っていた言葉「魔法少女学園都市」という言葉でプチ企画を立てたのが去年の6月頃。
その後、忙しかったこともありますが暫くそのアイデアを放置していました。
ですが去年の終わり頃くらいに、その年の初め頃に思いついたけど没ネタになった「特殊能力を発現した少女たちが閉鎖された学園に集められ、その能力を大人たちによって治安維持に利用される時以外は能力を失うまで外へ出られないお話」の世界観を「魔法少女学園都市」に一部混ぜてみればいいんじゃないかってことに気付いたんです。
それで件の没ネタが「鳥」をモチーフにしていたから今度は「蝶」モチーフにしようとか、学園都市内ではモチーフの蝶の名前を名乗る設定にしよう、「ブルアカ」のように色々な陣営に分かれている設定にしよう、などと設定を膨らませた結果、現在の形になりました。

さて、今回はこれくらいにして。
次の企画も一応用意はしてあるのですが、今回の企画がこうだったので投稿期間の撤廃をしてみようかなと思ってます(だって皆さん忙しいし遅筆でしょうし)。
他にも「こうしたら参加しやすくなるかも」というご意見があればぜひレスからどうぞ。
ちなみに今度の企画は「鳥」をモチーフにするので、参加してみたい方は鳥の学名を調べておいてくださいね。
テトモンよ永遠に!でした〜。

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 23.キリン ㉒

「もうすぐZIRCONの単独フリーライブが始まるだろ?」
始めからみたいならさっさと行った方がいいぜ、と師郎は琳くんに笑いかける。
彼の有無を言わさぬ雰囲気に押されて、琳くんは…うんとうなずく。
そして彼はイスから立ち上がると、休憩スペースの後方にある階段へと向かった。
「あら、逃げるの?」
逃さないわよ?と言ってヴァンピレスは自身の周りに分身を生み出す。
すると彼女の分身の内の1体が、琳くんが去っていった方に駆け出した。
しかしその分身に向かって黒い大鎌が飛んできて直撃する。
分身は大鎌と共に消滅した。
「…わらわの邪魔をするの?」
ヴァンピレスは腹立たしげに首を傾げて目を細め、分身たちと共に右手の中に白い鞭の具象体を出す。
「あぁ、そうさ」
アンタに同族の邪魔をされるワケにはいかねぇんだよ!とネロは両目を赤紫色に光らせ、その右手に黒い大鎌を出した。
そしてネクロマンサーは大鎌でヴァンピレスに斬りかかる。
しかしヴァンピレスの周りの分身たちがネクロマンサーの前に立ちはだかり、白い鞭でネクロマンサーの斬撃を妨害する。
ネクロマンサーは一旦飛び下がり、大鎌を構え直しつつわたし達においアンタら‼と声をかけた。
「早くあの琳を追え!」
アイツを1人にしたら危ない‼とネクロマンサーはこちらを見つつ言う。
耀平は分かった‼と答えると、行くぞ!とわたし達の方を見る。
わたし達はそれぞれうなずくと、荷物を持ってその場を離れた。

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魔法少女学園都市レピドプテラ:天蟲の弔い合戦 ロノミア・オブリクァの扱う『刀』一覧

・破城(ハジョウ):全長3m超の斬馬刀。攻撃対象の『防御の意思』に反応し、その防御を破壊する。

・幽鱗(ユウリン):全長90㎝程度の日本刀。刀身の損傷を、表面だけが割れるように剥がれることで完全に修復する。修復の度に刀身自体の耐久力が少しずつ落ちていくので、実質的に修復が使えるのは50回程度。

・血籠(チゴモリ):赤い刀身を持った全長85㎝程度の日本刀。使用者の血液を媒体にして、深紅の流体が刀身の傷を埋める、本質的に不壊の刀。流体の生成効率は、消費した血液の10倍程度。
・異称刀“稚児守”(イショウトウ:チゴモリ):“血籠”の別側面。使用者より年齢の低い者を守る際、刀の耐久力と使用者の身体能力が更に向上する。

・緋薙躯(ヒナギク):赤い刀身を持った全長80㎝程度の日本刀。直刀だが刀身にうねるような刃紋が刻まれている。刀身を自在に伸縮・変形させられる。
・異称刀:否凪駆(イショウトウ:ヒナギク):“緋薙躯”の別側面。この刀を振るった場合、完全に振り抜くまでその斬撃は止まらない。”否凪駆”の能力使用中は、刀身の変形効果は使えない。

・癖馬(クセウマ):奇妙な形状の刀身をもった刀。刃渡り75㎝程度、全長100㎝強。その形状と刀身の密度の僅かな差から、一度振るうと標的を捉えるまで遠心力によって無限に、不規則に回転し続け、速度と威力を増していく。制御は極めて困難であり、十分に勢いの乗った刀身の挙動を読むことは不可能に等しい。

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地下にて

暗がりに水が滴り落ちる音がする、それをかき消すように2つの小さな足音が響いていた。
「ねぇ、やっぱり帰ろうよ…」
「ここまで来てそれはなしだろ」
魔法学園レピドプテラの地下下水道、入るのを禁じられたその場所の最深部にあった扉の前にリョウとレイナは立っていた。
「行くって言ったのはレイナだろ?それにほら、多分僕たちでもこの結界は解除できるぜ」
「そんなことある?私達まだ1年生だよ?」
「まぁまぁ、とりあえずやってみるぞ」
二人は扉に向けて手をかざす、扉が怪しく光り輝き真ん中が回転して何かが外れる音がした。
「ウソ…」
「な?言ったろ?」
リョウは満面の笑顔で扉を押す、するとそれなりに響く音を立てながら開いた。
「お宝かなんかあれば面白いんだけどな」
「あっまってリョウ!」
二人は扉の向こうに駆け出した。
そこそこ長い道を抜けると広いところに出た。
「何だここ?下水を溜めとくってところか?」
「り…リョウ…あれ…!」
レイナが指差す方を見ると大きな瓶のようなモノの中に一人の大男が正座していた。
「な…なんだよコイツ…!」
「や…やっぱり帰らない?これは…私たちは関わっちゃダメなやつじゃないかな」
「き…奇遇だな…僕も今そう思ったところだよ…うわっ!」
リョウが何かにつまずいて尻もちをつく、と同時に振動で何かが噛み合ったような音がした。
「…これ…やばいんじゃ…」
大きな瓶の中に光が灯る、その光が部屋の中のあらゆる所に循環して歯車が動き出した。