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冒険隊~森の勇者~①

1本道を車で走る。このご時世マスクをつけて。青空と太陽がある上へ上がった。
車の上で道の先を見た。もう飽きちゃった。
家族が向こうを向いてる間に、こっそり抜けた。
図鑑を開いてドングリが載っているページを見た。その中で一段と輝いているドングリ。さあこれをバレないように取りに行こう。こっそり抜け出した。
森から見える景色は山があり畑や田んぼがある。この日は晴れだった。
チェーンを壊して前へ進んだ。
森の中をどんどん進む。森の景色を楽しみながら進む。鳥や虫の生き物も見ながら進む。
知らない所へ来た。誰の目もない所。何か変な生き物がいる所。太陽に照らされながらぐるりと見回す。ランドセルも背負いながら。
背中と背中と背中がぶつかりあって僕たちは驚く。
会ってしまったら一緒に行くしかない。一人の時よりも陽気に楽しく冒険に行った。
誰も使っていないショベルカーの上に立って空を見上げる。川を繋ぐ橋を渡る。
その奥には小さな建物のようなものがあった。そこに僕らは仰向けになる。ランドセルを置いて目を瞑る。
学校がある日。帰りに植木鉢や傘を持って帰る。後ろではキャッチボールをしている奴らがいるが振り向きはしなかった。
おばさんたちがビールを飲んでる間、こっそり抜け出してかける僕らは忍者。
僕らはある塀の中に入った。その真ん中にマッチの火を落とした。みんなあったかそうに手を当てた。そして手を重ねた。
こんなマスクなんてつけてる場合か。

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昨日、僕らのまち②

生徒は紙を通じて思いを共有している。でも、すごくやりにくそうだった。言葉はできるだけ簡潔に伝えなければいけない。それが僕たち子どもには難しい。
僕も輪に入ったが、伝えたくて紙に書くもすぐに違う話題になってしまう。
そうしている間に先生が入ってきて、チャイムがなった。いや、正確には時計を見て先生が合図した。何とも難しい。先生の言葉は伝わりにくい。
とりあえず授業は短縮して、午前中で終わることだけは分かった。
学校が終わった。授業は黒板に書いていることをノートに移すだけ。宿題は出なかった。
家に帰るなり自分の部屋に行った。椅子に座って目を瞑った。そして考える。
ー音が鳴っていないのか。それとも音が聞こえないのか。
僕たちは普通で音が鳴っていない。もしくは自分たちの耳が聞こえなくなっているのか。でも、音が鳴っていないという方が有利だ。なぜなら日本中(いや、世界中かもしれない)人々の耳がせーので聞こえなくなるのはおかしい。
それにそのせーのの瞬間、意識があり作業をしていた人は一瞬だったそうだ。
待てよ…。それだったら耳が聞こえなくなったという説もあるな…。余計にこんがらがってきた。
それから頭を抱えて考えるとリビングの方から声がした。
お昼ご飯わよ~。
咄嗟に返事が出た。
は~い。
あれ…。

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