表示件数
2

ひとりごと。

12月の終わりも近づいてきました、寒いです
最近あんまり来れてなかったし、ここから年末までも来られるか怪しいので、突然ですが、2022年の振り返りをしようと思います
ひとりでどーこー振り返るだけなんですけれども、よかったら読んでいってください

私の中の大きな出来事として、2月に受験がありました。前のアカウントの頃ですが、受験応援ポエムを色々投稿しました。
合格して、それからは、、あんまり覚えてないですね笑、全体的に、恋のポエムを書いていました。
今から見るとすごく恥ずかしいですね!!
いや今も恥ずかしい…来年こそは頑張ります…

この1年で嬉しいことも楽しいことも、悲しい時間も苦しい時期も、ぎゅっと密に経験してきました。とても満たされた1年間だったと感じています。
これらの日々を言葉に表すこと、抽象的なものを、脳内の語彙をひねりにひねって言葉に絞り出す力は少しはついたのかな、、ついたということにさせていただきましょう!

それから個人的な感想なのですが、2022年は掲示板での交流が活発でしたよね
スタンプをたくさん押していただいたり、レスでやり取りをしたり、他の人のことを身近に感じることができて嬉しかったです
特に今年は感想をレスしていただく機会が増えて、本当に私のポエムが届いているのだな、と感動していました。
来年は私もレスしていこうかな、と思ってます(突然お邪魔するかもしれませんがよろしくお願いします)


相変わらずまとまりのない文章ですが、長くなってきたのでこの辺で。
普段私のポエムを読んでくださっている方々、ありがとうございます
より成長した自分で、よりまっすぐに言葉を伝えていけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

La-la.

1

放課後コンプレックス

「なぁ 恋する気、ない?」
そう言ってしまってから、それだけ伝えたらただの告白じゃないかと後悔した。
案の定清水さんは固まって、耳を赤く染めながら聞き直してきた。

『それは…どういう…』

「んぅ、」
焦りすぎて、声とも呼べない息のような音が喉から絞り出されていった。
それでも彼女は、一音でも聞き逃すまいというようにこちらをじっと見つめていた。

「あ、いや、違うくて」
一瞬彼女の目に浮かんだのは何の色だったか。
この空気から逃げようと、必死に言葉を編んだ。
「ほら!俺、文学部なんやけど」
『…あぁ』
彼女は何かを察知したようで、そそくさと鞄を持ち、帰る姿勢を見せた。

放課後、よく知らないクラスメートに突然、【恋する気、ない?】なんて言われた。
うん。すごく怖い。それは帰りたくもなる。
だけどまだ帰す訳にはいかないのだ。

「文学部で、恋愛小説を書くノルマが出たんよ」
『…うん』
「けど俺恋愛なんて分からんしさ」

ばん、と机を叩く。
ここからが重要だ。
「恋する乙女に意見を伺いたくて」
続ける。
「清水さん、香坂のこと好きやろ」
どやぁ、と言わんばかりに胸を反らすと、そこには今にも泣き出しそうな顔をした清水さんがいた。

鞄を握る手が震えている。
マスクをしているから分からないけれど、彼女が明るい表情でないことは明らかだった。

『大橋くん』
まっすぐ俺の目を睨んで(?)彼女は続けた。
『言っていいことと、悪いことがある』

「そう、やな、、、」

『じゃあね』


遠ざかっていく彼女の足音は、心なしかいつもより大きかった。
やってしまった、と思った。

俺は放課後が苦手だ。
こうやって、黒い思い出が増えていくから。