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CHILDish Monstrum:或る離島の業務日誌 その③

恐る恐るといった感じで、屋内を覗く。入口から右側の壁は、一面の本棚に埋め尽くされており、それが入り口と反対側の壁の方まで侵食している。入り口扉の正面には簡素な台所があり、入って右には細長いテーブルが置いてある。椅子は無い。家具はそれだけだった。
無意識に小屋の中に1歩踏み入り、中の様子を見ていると、奥の方で何か物音が聞こえた。本棚で埋め尽くされた角の所だ。
そちらに目をやったのとほぼ同時に、本棚の上からだらり、と腕が垂れ下がった。棒切れのように細く、小麦色に日焼けした、柔い子どもの腕だ。どうやら、本棚の上に小さなロフトのようなスペースがあるらしい。
その腕をじっと見つめていると、子どもの全身が蛇のように床にずり落ちてきた。
もう11時を過ぎているが、まだ寝ぼけているのだろうか。うつ伏せのまま動かなかったその子どもは、突然がばっと身を起こし、こちらを睨みつけた。
「……おじさん、だれ?」
まだ“おじさん”なんて年齢では無いと思っていたんだが……。
「えっと、勝手に入ってきて悪かったね。私は見沼といって、前任の浦和さんに代わってインバーダ対策課から来た者だ」
「…………?」
「君が、モンストルム“キュクロプス”だね?」
「ん」
私が名乗ったのには微妙な反応をしたが、向こうの名前を確認すると、短く頷いて再びロフトに潜り込んでいった。
そして数分ほどして、寝間着から着替えてまた下りてきた。
「ねーおじさん、おじいちゃんは?」
キュクロプスが尋ねてくる。“おじいちゃん”というのはおそらく、前任の浦和さんのことだろう。
「浦和さんは、定年ということで退職したよ。それで今年から、私がこの島を担当することになったんだ」
「…………?」
キュクロプスはピンと来ていないようだった。

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我流もの書きスタイル:世界改造論

このポエム掲示板では、時折生徒の皆さんが何かしらの企画を用意してくださることがあります。僕も現在『ピッタリ十数字』という企画を打ち出しておりますね。詳しくはナニガシの過去の投稿を漁っていただければ。

閑話休題。
生徒主催の企画の中には、大きく分けて
・ポエム企画
・小説企画
・ジャンル不問企画
があります。
ところでナニガシさんの主観では、ポエム企画に寄るほどそれなりに人が集まり、小説企画に寄るほど人の集まり方が微妙になる傾向があるっぽいのです。ナニガシさんの場合は企画ってだけで反射的に首突っ込んじゃうんですが。

小説企画に人が集まりにくくて、ナニガシさんが躊躇無く参加しているその違いって何なんやろなー、と考えていて1つ思いついたのが、「他人様の用意した世界の中で好き勝手暴れることができるか否か」じゃないかね、と。そう思った次第。
だってほら、他人様の創り出した世界で下手こいて致命的な解釈違い起きたりしたら何かあれじゃないですか……。(創造主側で経験あり)
ナニガシさんはアマチュアTRPGプレイヤーなので、与えられた世界の中でルールを守りながら、時には穴を探しながら、ある程度好き勝手やるってことに慣れているんじゃないかと。

というわけでポエム掲示板のみんな! TRPGやろうぜ! 意外とライブ感で物語書くのに役立つぞ!

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CHILDish Monstrum:CRALADOLE Act 15

「⁈」
振り向くと、先程インバーダに押し倒されていたワイバーンがそこにいた。
「+“<|>‘$*<;;>’‼︎」
ワイバーンは雄叫びを上げるとゲーリュオーンに飛びかかる。
そしてゲーリュオーンを押さえつけた。
「>]>;“*‘;$$[”!」
ゲーリュオーンは悲鳴を上げながら暴れるが、すぐにそれを振り解き立ち上がろうとした。
「くっそぉ」
こうなったらおいらが行くしか…とイフリートは怪物の元へ歩き出す。
「待って!」
私も行くわ!とデルピュネーはイフリートを止めようとする。
しかしイフリートはいや、いい!とデルピュネーを止める。
「デルピュネーは周囲に被害が出ないようにバリアを張ってくれ」
その言葉にデルピュネーはでも!と言うが、でもじゃない!とイフリートは声を上げる。
「…おいらが、おいらが“怪物態を使えない”とか言ったから、こんなことになっちまったんだ」
イフリートは俯きながら続ける。
「だから、おいらがなんとかする」
イフリートはそう言って前を見据えた。
「…デルピュネー、周りに被害が出ないようバリアを張ってくれ」
ちょっと本気出す、とイフリートは再度歩き出す。
デルピュネーは分かったわ、と頷いた。
イフリートは振り向かずに走り出すと、燃える髪と瞳を持つ巨人に変身した。

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