表示件数
3

眩しいね。

一年前の同窓会でお子様の恋に目覚めてから、好きだった人からLINEは帰ってこなかった。
そして、やっぱり俺はこのまま座禅組だと思った。思っていた。そうじゃなきゃダメだと思って諦めもしていた。
でも、あの日からまた病気にかかった。
同じサークルの君はなんでそんなに可愛いんだろう。
どうして俺と話したいと言ってくれるんだろう。
どうして俺が話しやすいと言ってくれるんだろう。
どうしてそんなに眩しい笑顔で俺と話してくれるんだろう。
でも、好きなのか踏み込めなかった。もしそうじゃなかったら俺は嘘つきになる。もうここで書いたことと違う嘘つきがもっと深刻になる。
サークルの忘年会、俺は君が来るとわかってすごくワクワクした。ワクワクして行った。
帰りはどん底の気分だった。なんとも言えない気分だった。
やっとまた恋を知ると思ったのに。
なんで、好きになる人はいつももう、恋人がいるんだろう。
諦めるか?でも、ネットの仲間が言ってくれた。
諦める理由にそれはならないよ。
俺は君と話した今までを思い出した。
楽しかった。こんなに楽しい時間を君と過ごしたい。
これが好きということか?
迷って人生損にするのはもうごめんだ。
俺だって恋がしたい。俺だってカレカノの関係になりたい。俺だって結婚とか考えたい。俺は君のことが好きだ。君が欲しいんだ。気づけばそんなことを帰り道叫びながら自転車を漕いでいた。
そして、今日、サークルで君とあった。
楽しかった。
可愛かった。
君とこれからの時間一緒にいれたらと思った。
これが好きってことか!だったら俺は今度こそ、学生最後の恋かもしれないこの恋をどんなことがあってもやり遂げないといけない。
君と友達からでどうかな?
あわよくば俺と。
君と話したい。
きみといたい。
これが俺が恋を思い出した話
いや、お子様の恋から脱出するための始まりだ。

1

回顧記録は、日めくりカレンダーよりも現実を告げる

悲しい音がする。

失恋じみた匂いばかりが、わたし用この空間に広がっている。

手が届く物理ではあるけれど手を伸ばすことはしないこと。臆病って言う? 意味が分からないって言う? 分からない。分からないけれど、あの時間はあの時間だけのものだった。全細胞がこの顔ぶれで(細胞に個性なんかがあるのかは知らないけど、)この位置に居座っているのは今この一瞬しかないように(だって細胞は着々と死にゆき新入りが押し寄せるからね)、そう、つまりそんな感じ。
そんな感じの場所で、そんな感じの時間だった。

言葉を交わす知れた人がいて、他の空間には適応しないここだけの言語があって、つまり当時の私は現在の私ではない。だって細胞で言ったら当時の構成員は誰一セル居ないわけでしょこの体内に。それで同一人物だなんて言われたらいい迷惑だ。多分、当時の自我とか、そのあたりにとっちゃ。
だからこれは余談だけど仮に10年後の私がヤク中になってても今の私を責めないでよねっつって、だーってそれ私【ナウ・2018.01.01.19歳まであと24日のこの肉体を構成する細胞に宿る・自我】にカンケーないしっ。

息を吸いに来ていた頃、もう戻りたくもないほど苦しい日々でだからこそ息を吸いに来る森林色した場所は現在危ういほど大切な記憶であり、泣きたくなるような感情が、いつも回顧のときには共にあった。

私に影響を与えてくれた人が何人かいた。恋よりも甘酸っぱく心臓を捻るくらいに、それは素敵なものだったのだ。
そうねたとえばねひとつ、こんな作品を書きますと宣言したことが、気づけばもう1年? 2年? そんなことも曖昧なほど、現実時間というより精神時間が過ぎて、今更形になりそうなこと、なんかを、報告したくて、簡単にできるのに、きっとすることはないのだろうな、ということ。

進めていなかったり進んでないことはなかったりいろいろあるのだろうけど、森林ヅラしてくるその場所は、まるで中学のとき好きだった人を眺めるかのような痛みがあり、それでも永遠に原点であるのだろうな、と思います。
またふらりと来ます。ついでに2018年いえーい。



変化、あるいは風化を認められないあたりまだコドモなのでしょう