表示件数
0

タイムジャック1

“ここは…一体…”
俺が目を覚ますとそこには見たこともない人達が大勢いた。年齢も人種も様々、世界中から集まったといった感じだ。それを見ていると何故か
【サバイバル】
という単語が呼び起こされる。
“なんでだ?そもそも俺はなぜこんなところに…俺は確か…あの時、コンビニを出てから…”
『やぁやぁ、超能力者の原石どもよ』
突如として館内放送で鳴り響く。
無機質で抑揚のない声
『君達はサバイバルを行ってもらう』
その言葉は会場を、ざわつかせた。
しかし俺を含め、1部はやけに落ち着いていた。
『と言っても食料も寝床もある、やってもらうのは殺し合うという意味のサバイバルだ』
???
会場は当然先程以上の動揺に包まれる。そのざわめきを切り裂くように放送は続く。
『君達は、自覚無自覚に関わらず世界中から集められた超能力者の原石、そして同じ部屋にいるのはそんな超能力の対象が同じ者どもだ。もう言わなくてもわかるな?自分が超能力者として他の奴らより優れていることを証明しろ。それがこのサバイバルだ』
ざわめきは放送が続くにつれて静まっていく。気づけば皆放送に釘付けだ。
『制限時間は1時間後の午前0時からの1日、そこで生き残った者は超能力者として我々が生活を保証しよう。元に世界に帰りたければ死にものぐるいで生きろ!以上』
放送はそうして途切れた。
怯える者、やたらに目付きを鋭くさせる者、どう勝つかを考え始める者、放送の受け取り方も多種多様だ。
俺はと言えば…
『あぁ、そうだ、言うのを忘れていた、各部屋制限時間内に50人以下にならなかった場合、全員その場で死ぬものとする。戦わずに生き残ろうなんて考えないことだな』
考えていた生き残り方が潰された。
戦うしかないのか…
「ねぇ、僕と協力しない?君も…未来が見えるんでしょ?」

0

復讐代行〜第27話 回想〜

ひとまずは青路の言う排除をやり通すか
そうすれば自ずと橘は動くだろう。
あいつの重い腰が動くのを待つのはもうやめだ。
ここからは俺の番だ!
決意は固かった。
LINEの通知はさらにその決意を固くさせた。
「まさか、そこまで本気になってくれるなんて、一体何が?」
そういえば今まで誰かに話したことがなかった。
だからこそ孤独だったし、群がってばかりの陰キャが嫌に見えたのかもしれない。
いっそ話してみるのもありかもしれない。
排除なんて言葉を覚えた青路なら理解してくれるだろう。
【俺の大改革】を

全ては橘と行動を共にするようになった小学生の時から始まる。彼は当時からカリスマ性を持っていた。しかしそれを決して攻撃には使わなかった。
俺からすれば煩わしいほどに。
「なぁ、なんで蓮ってあんなウザい奴らとも仲良くできんの?」
「健太郎、ウザいとか言わない」
そう言って蓮は笑う。そのつもりはないだろうけど、嘲笑うようにしか聞こえない。
「別に俺にとっては、平和が楽ってだけだよ」
いつも言ってた。でも必ずその後に
「喧嘩を売られたなら致し方ないけどね」
別人のような蓮の顔もまたセットだ。

“一体どっちがホントの橘蓮なんだ…”

その恐怖からいつしか蓮とは素直には付き合えなくなっていた。それでも高校も同じ所を受験した。
それが最も都合がいいからだ。
そして高校に上がり少し変化が訪れる。それが桐谷青路の登場だ。今まで会ったことのない雰囲気を持った奴だった。そこからはただ楽しかった。
恐怖を中和し、喜びを増幅させた。
しかし、それは目の前で崩れた。
蓮は俺を裏切った。
陰キャごときに味方しだしたんだ。
あの女にも…
「俺の邪魔をするな、陽キャでも陰キャでもない二軍崩れが」
そう言っていた。
あいつは…支配する気だ…このクラスを…
このヒエラルキーを…

そんなことはさせてたまるか…
今の平和は決して失わせない…
やつを…この革命で…
堕とすんだ…!

to be continued…

2

能力モノの設定を思いついたので誰か書いてください その①

異能設定
肉体年齢3歳以上の人間または人外存在に、大体2d6振って6ゾロが出るのと同じくらいの確率で何の前触れもなく唐突に発現する。人外存在の場合は若干確率が上がり、人間の倍くらいの確率で発現する。平均して学校の1クラスに1人か2人はいるくらいの確率。
能力名は以下の2要素によって説明される(「○○の●●者」みたいな感じで)。
・能力対象
異能で干渉する対象。1d100でファンブルするのと同じくらいの確率で同じものを対象とする異能者が現れることもある。
・位階
干渉の程度の強さ。4段階に分かれる。能力の強制力は上の位階ほど強く、能力同士が干渉した場合、より高い位階の能力が優先される。
能力の使用には代償が必要で、基本的には体力の消耗という形で処理される。稀にそれ以外の方法でどうにかしている能力者もいる。位階が上がるほど代償は大きくなるが、その分できることの幅も大きくなる。
また、能力を使い続けることで上の位階にランクアップすることもあり得なくは無いが、一つ位階を上げるためには普通にやったら大体数百年から数千年の年月が必要なので、人間には基本的に不可能。それこそ時間の異能者でも無ければ無理。ランクは以下の通り。
観測者:最も低い位階。対象を知覚認識する異能。所謂「霊感」「未来予知」「読心」などはこれに当たる。能力者全体での割合は2d6振って4以下が出る確率と同じくらい。
干渉者:2番目に低い位階。対象に触れ、その動作に干渉する。できることはあまり多くは無いが、能力使用による代償も少ない。能力者全体での割合は2d6振って5~7が出る確率と同じくらい。
指揮者:2番目に高い位階。ある程度の強制力と威力を以て能力対象を操作するもの。能力使用時、改変の規模に比例してより大きな代償が必要になる。能力者全体での割合は2d6振って8~11が出る確率と同じくらい。
支配者:最高位階にして能力の完成形。指揮者以下にできることは大体できる上、絶対的な強制力を持っている。威光による命令であるため、代償も存在しない。能力者全体での割合は、2d6振って6ゾロが出る確率と同じくらい。

0

復讐代行〜第25話 乗換〜

「…復讐代行を」
あえて一人称は俺にしてみた。
ほんとに気づいているならこれだけで誰への復讐なのか、そして橘なら何をするのか想像がつくかもしれない
「信じてくれたようで嬉しいよ、しかし復讐代行?一体何をする気だ?」
さすがに買いかぶりすぎた。しかし思ったより話は早く進みそうだな…
「ここまでのことどこまで想像がついてる?俺と闇子のことから…あいつの狙いは?わかるか?」
「闇子ちゃんの…狙い?罰告のやり直し?いや、だとしたら俺や小橋を巻き込む理由はない、わからん」
なんだ?まるでとぼけたかのような返信だ。
「わかった、じゃあそこから話そう」
「助かるよ」
即レス…待たれているのか?
疑ってしまうのは悪い癖だ。
「最初に闇子の目的は、ヒエラルキーの崩壊だ。それを踏まえて話を聞いてくれ」
そうして俺の目線でことのあらましを説明した。
「このままじゃ俺は捨て駒にされかねない、そして駒を失えば計画は必ず失敗し、下手をすれば強硬手段に出かねない」
「それは避けたいな」
「だから今のうちに止める」
実際は俺自身が過去にケリをつけたいだけだ。
いじめというものとの自分の繋がりを断ちたい。そういう意味では闇子の計画に乗っているのは悪くなかった。けどそれ以上に橘につく方が分が良い。
「わかった、協力しよう」
橘ならそう言うとわかっていた。
「助かるよ」
これでいい。これで誰も傷つかない。
体に情でも移ったかな…
闇子さえ救いたいと思えてきた。
そう思い右手で体をなぞる。
あの傷が…疼く。
やっぱり俺のとは違う…
こいつはきっと体より、心を壊されたんだ…
そこまで思考が行き着いた途端、体から溢れてくるように頭にひとつの予感がよぎる。
「!?…急がなきゃ…あいつは…死ぬ気だ…」

to be continued…

0
2

ひとりごと。

12月の終わりも近づいてきました、寒いです
最近あんまり来れてなかったし、ここから年末までも来られるか怪しいので、突然ですが、2022年の振り返りをしようと思います
ひとりでどーこー振り返るだけなんですけれども、よかったら読んでいってください

私の中の大きな出来事として、2月に受験がありました。前のアカウントの頃ですが、受験応援ポエムを色々投稿しました。
合格して、それからは、、あんまり覚えてないですね笑、全体的に、恋のポエムを書いていました。
今から見るとすごく恥ずかしいですね!!
いや今も恥ずかしい…来年こそは頑張ります…

この1年で嬉しいことも楽しいことも、悲しい時間も苦しい時期も、ぎゅっと密に経験してきました。とても満たされた1年間だったと感じています。
これらの日々を言葉に表すこと、抽象的なものを、脳内の語彙をひねりにひねって言葉に絞り出す力は少しはついたのかな、、ついたということにさせていただきましょう!

それから個人的な感想なのですが、2022年は掲示板での交流が活発でしたよね
スタンプをたくさん押していただいたり、レスでやり取りをしたり、他の人のことを身近に感じることができて嬉しかったです
特に今年は感想をレスしていただく機会が増えて、本当に私のポエムが届いているのだな、と感動していました。
来年は私もレスしていこうかな、と思ってます(突然お邪魔するかもしれませんがよろしくお願いします)


相変わらずまとまりのない文章ですが、長くなってきたのでこの辺で。
普段私のポエムを読んでくださっている方々、ありがとうございます
より成長した自分で、よりまっすぐに言葉を伝えていけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

La-la.

1

復讐代行〜第24話 塑性〜

「排除って…でもどうやって?」
「知らないよ」
「随分雑だな、人に頼むならもう少し具体的なアイデアを出してくれよ」
あえて返信はしなかった。あくまで主導権は私だというのに…どいつもこいつも…
「わかったよ、受けないのはこっちとしても損しかない、その頼みは俺に任せろ」
追ってLINEが届く。小橋はアレで結構素直だ
“ハナからこっちにすれば良かったかなぁ”
そうほくそ笑みながら携帯の画面を閉じ、改めて家を見渡す。
だいぶこいつのこともわかってきた。
世にいう八方美人のサイレントマジョリティー…
まぁそこは薄々、いやかなりわかっていたんだけど。
驚いたのはこいつにはいじめを受けていた過去があるってことだ。私のイメージの中ではそんな素振りは見たことがなかっただけになかなかの衝撃だった。
部屋にある写真から察するに…
人畜無害故にいじめっ子の小手調べ、いや踏み台といった方が正しいか、
それにあてがわれたのだろう。
“私とは違う、全然違う…だけど思いは同じ…”
なんでだろう…なんでこいつの復讐心が…私の中で燃え上がるの…?私の心が彼の体を刺激してるとでもいうのか…
それとも…
それとも私の方が…?
私の中で燃え続ける彼の復讐心は私に小さな疑問と大きな可能性を植え付けた。

to be continued…

0

復讐代行〜第23話 変形〜

橘が企んでいると仮定すると、おそらく青路の違和感はその影響…ならば、あの陰キャは被害者か
『青路と体を入れ替えられた』
“まだ仮説の段階だがカマをかけるには十分か…”
小橋はスマホの黒い画面に映ったその悪魔的な笑みにも気づかないほどに夢中だった。
「なぁ青路、お前は今何を企んでいる?」
まずはゆっくり、“青路”があの陰キャだと断定する。
入れ替わったとすればどう考えてもあの日しかない。
あの日のことを聞き出せれば…
「企む?何を?もしかして闇子ちゃんのこと?」
とぼけやがって、このタイミングでそれ以外に企むことなんて…ない…はず…
ん…?待てよ…何で“青路”がとぼけるんだ…?
自分の考えの根底に揺るぎが生じているのが音を立てているようにわかった。
今、俺の行動はどこまで“青路”の…
ダメだ…
今まで見えていたものが…何も信じられなくなる…
「大方、俺が闇子ちゃんに何をしたのか、そしてそれが何の目的なのか知りたいんだろうけど」
次に続いたLINEはそこで区切りられている。
スマホを握る手にじっとりと汗が滲む。
「そもそもあの罰告まで俺は彼女を知らない」
結局待っていたような答えは来ない。
手に溜まった汗が解放され、急激に手が冷えた。
座っていた椅子で手を拭いてすぐに返信を打ち始める。
「いや、ならなぜお前はあんなに…」
そこまで打ち込んだタイミングで“青路”の返信が続いた。
「と言っても納得しないんだろ?」
…?
完全に踊らされているとわかったが、もう後には引き返せないほどこの状況にハマっていた。
「知りたいなら、少し手伝ってくれ」
そのLINEを返すのにもう迷いはなかった。
「わかった…何をすればいい?」
「喪黒闇子を完全に排除したいんだ」
納得と矛盾と、少しの信頼が俺の抱えた復讐心をかつてなく燃え上がらせていた。

to be continued…