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理外の理に触れる者:だいぶ遅れてご挨拶

先月いっぱいを目安として「理外の理に触れる者」という企画を立ち上げたナニガシです。だいぶ遅れてしまいましたが、終わりの挨拶くらいはしておこうと思いまして書き込もうというわけでして。
今回は未完成の全知全能さん、赤い思想さん、テトモンよ永遠に!さんの3名に参加していただけました。
登場人物を「時の異能者」のみに絞り、戦闘シーンを重点的に描写してくれた未完成の全知全能さん。ナニガシは男の子なのでバチバチの戦闘シーンとか大好きなので助かりました。
怪奇・ホラー的要素の中に異能者の設定を混ぜ込んだ赤石奏さん。ナニガシは少し前からホラーやら怪談やらにお熱なので好みの世界観で楽しかったです。
そして、よく長編小説を投稿していらっしゃるテトモンよ永遠に!さん。人外の異能者の存在は最初の設定でほんのちらっと示唆していたんですが、どうやら拾っていただけたようでたいへん嬉しかったです。
また良さげなもの思いついたら何か企画しますし、他の人が何か企画してくれたら参加させていただきたいと思っております。
そういうわけで今回はこれっきりです。参加してくださった皆さんありがとうございました。

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能力モノの設定を思いついたので誰か書いてください その①

異能設定
肉体年齢3歳以上の人間または人外存在に、大体2d6振って6ゾロが出るのと同じくらいの確率で何の前触れもなく唐突に発現する。人外存在の場合は若干確率が上がり、人間の倍くらいの確率で発現する。平均して学校の1クラスに1人か2人はいるくらいの確率。
能力名は以下の2要素によって説明される(「○○の●●者」みたいな感じで)。
・能力対象
異能で干渉する対象。1d100でファンブルするのと同じくらいの確率で同じものを対象とする異能者が現れることもある。
・位階
干渉の程度の強さ。4段階に分かれる。能力の強制力は上の位階ほど強く、能力同士が干渉した場合、より高い位階の能力が優先される。
能力の使用には代償が必要で、基本的には体力の消耗という形で処理される。稀にそれ以外の方法でどうにかしている能力者もいる。位階が上がるほど代償は大きくなるが、その分できることの幅も大きくなる。
また、能力を使い続けることで上の位階にランクアップすることもあり得なくは無いが、一つ位階を上げるためには普通にやったら大体数百年から数千年の年月が必要なので、人間には基本的に不可能。それこそ時間の異能者でも無ければ無理。ランクは以下の通り。
観測者:最も低い位階。対象を知覚認識する異能。所謂「霊感」「未来予知」「読心」などはこれに当たる。能力者全体での割合は2d6振って4以下が出る確率と同じくらい。
干渉者:2番目に低い位階。対象に触れ、その動作に干渉する。できることはあまり多くは無いが、能力使用による代償も少ない。能力者全体での割合は2d6振って5~7が出る確率と同じくらい。
指揮者:2番目に高い位階。ある程度の強制力と威力を以て能力対象を操作するもの。能力使用時、改変の規模に比例してより大きな代償が必要になる。能力者全体での割合は2d6振って8~11が出る確率と同じくらい。
支配者:最高位階にして能力の完成形。指揮者以下にできることは大体できる上、絶対的な強制力を持っている。威光による命令であるため、代償も存在しない。能力者全体での割合は、2d6振って6ゾロが出る確率と同じくらい。

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優しさと悲しみと花言葉

ある日の事、私の学校に転校生が来た。名前は飛我。
名前だけ聞けば男の子だと思うだろうがこの子は女の子だ。おてんばで天然でふわふわしてる子で誰にでも優しい女の子だ。私と席が隣で瞬く間に私と飛我は仲良くなった。私は人見知りで人に反抗というか怒る事ができない性格。いつも男子たちに何か言われては殴られていた。そんな私を助けてくれたのが飛我だった。ある日学校に行くと飛我がいじめられていた。あんなにクラスの男子を叱っていた、私を庇ってくれてた飛我が反抗できなくなっていた。そんな姿を私は教室の扉のガラス越しに見ていた。"守りたいのに、助けてあげたいのに、私にそんな事はできない。"そんな自分の未熟すぎる思いに怒りを覚えていた。そんな時、男子が飛我を殴った。飛我は窓ガラスに激突した。それを見た時、私の中の何かが"ばん!"と花火のように弾け、私は教室に入り男子の胸ぐらを掴んで思いっきり怒鳴った。私も想像できないぐらい、怖いぐらい大きな声がでた。男子はびっくりしていた。その声を聞いて先生が来た。男子たちは先生に叱られ、私と飛我に謝った。わたし達は許した。
放課後、飛我は私にピンクのバラを渡して来た。私はそれを受け取り、さよならした。私は飛我を助けられてよかったなと思った。その日の帰り途中飛我が走って来た。飛我は私に勿忘草と金盞花、かたくりの花、ミヤコスワレの花を渡して来た。何でこんなに花を渡してくるんだろうと思いながら今度こそ別れた。その後私は交通事故で亡くなった。5輪の花を大事そうに握りしめながら。死んだ私は涙を一粒流しながらも優しい顔をしていたと言う。

ピンクのバラ→感謝 勿忘草→私を忘れないで
キンセンカ→別れの悲しみ ミヤコスワレ→別れ