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カップラーメンを語ろうの会 #1

結月「えー、作者がカップラーメンを語ろうの会やるって言っちゃったので、イカにゃんの小説キャラ全員集合してます。今回は僕が司会やらされるみたいです。よろしくね。」
全員「イエーイ(棒)」
雨月「作者〜全員居る必要あるの〜?まず私達3人とそっちの五人は出会ってもいないのに。
ねえ、風花?」
風花「それな〜。私ら居る必要ねえだろ。早く帰らせろ。」
結月「はあ?何先に帰ろうとしてんだよ。抜け駆けしてんじゃねえよ。」
風花「お前らみたいな人間、その気になれば。魔法一発で殺せんだよ。」
結月「は?お前なんのつもりだよ。」
風花「喧嘩売ってんのか?御影結月。」
美月・彩月・玲・時雨・涼香・雨月
「「「「「「二人共ストップ!」」」」」」
結月「…」
風花「…」
時雨「ここで喧嘩されると困るんだよ。本編だと喧嘩する予定ないから、あんまり喧嘩しないで。」
時雨以外(((((((なんか…メタい)))))))


五分後


結月「皆さま大変失礼致しました。早速、なんのカップラーメンを語ってほしいか、どんな意見があるかレスください。つまんなかったらつまんないって言ってください。すぐにやめます。」
全員「みなさんよろしくお願いします!」

【続く】

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見える人

青年は立ち止まって不良の方に向き直った。
「あなたに何ができるっていうんですか。心を読む程度じゃあんなの止められませんよ!」
「君は一つ勘違いをしているぜ。僕の能力は『心を読む能力』じゃあない。……さあ、もう心配は無いよ」
不良を見ると、走る軌道が少しだけ右に寄っていた。そして僕らと5mほど間を開けて停止した。
「いったいどうしたんだ…?」
「君は『逃げる能力』を使う時、頭に何かしらの童謡が流れるだろ?僕もそうなんだよ。僕の頭に流れる曲は、『北風小僧の寒太郎』。その能力は『普通なら見えないものを可視化する』ってものでね。今はやつに対して空気を可視化してるんだよ。霧みたいに真っ白なのか、はたまた真っ暗なのか、もしかしたら緑や黄色や紫かも知れない。とにかく彼には見えてるんだ。そのせいで僕らの位置がつかめないでいる」
そして彼は、銃のような形状の物を取り出した。
「それは?」
「僕の七つ道具の一つ、発射式スタンガンだよ。さっきここには何も無かっただろ?その過去を可視化すると…ほら、見えなくなる」
そう言ってスタンガン(既に見えていない)を不良に向けて撃った(そんな素振りをした、と言った方が主観的には正確かな)。あわれ不良は、訳も分からず気絶してしまった。
「あとは七つ道具の一つ、特製ロープで縛って…はいできた」
「おお………。いともたやすく行われるえげつない行為……」

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金ではない斧 銀より良い素材でできた斧

ある日、樵が森で木を切っていると、うっかり手が滑って斧を近くの沼に落としてしまいました。樵が、まずいなー、木って鉈だけで切れるのかなー、なんて考えていると、沼の中から老婆が斧っぽい物を三本持って現れました。
「何だこの婆ぁ?」
「あたしゃこの沼の女神だよ」
「嘘つけ。女神がこんな不細工なわけあるかよ」
「あァん?舐めとんかクソガキが。呪うぞ?」
「分かった分かった信じるから。で、何の用?」
「アンタの落とした斧があたしの住居破壊しに来たから文句言いに来たんだよ」
「ああ、そう。まあ良いや。斧返して」
「人の話を聞け」
「人じゃないじゃん」
「口の減らない奴だな。で、アンタの斧はこれらのうちどれだい?一つ目はこの古い石斧。二つ目はこの鉄斧。最後がこの良ーっく鍛錬された玉鋼の斧」
「ああー………。二つ目だな」
「そうかい。ならこれは返してやらないよ。使い慣れない他の斧使って、手にマメ作って苦労するが良いさ。イーッヒッヒッヒ」
沼の女神は、残り二つの斧を置いて消えてしまった。
どうやら石斧は歴史的価値のある物だったらしく博物館に売ったら良い金になった。玉鋼の斧はありがたく使わせてもらっている。前の斧より楽に切れる。
最近あの女神は良い奴だったんじゃないかと思うようになってきた。

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追いかける人

「金属バットって、ふつう地面に刺さりますっけ?」
「普通じゃないから刺さったんだろうね」
「普通じゃないって……?」
「君ならもうその答えを知っているはずだ」
ええ、まあ、はい。恐らくその答えであろうものと似ているであろうものが僕の中にもありますからね。
「これ、どこから飛んできたんでしょうか」
「んー、ここから約40m先、あの男が投げたやつだね」
そう言って青年が指差した先には、件の不良の一人がすごい剣幕で居りました。
「あれ、知り合いかい?『あの野郎カツアゲ成功率100%の俺の顔によくも泥塗りやがったな。ブッ殺してやる!』みたいな顔してるぜ。奴との距離残り約20m。逃げるなら早くしな」
青年がそう言うので、僕は『およげ!たいやきくん』を発動し、全力で逃走を開始した。
それから五分後、件の不良は意外と足が速かったのか、まだ追いかけてきていた。
(おいおい、嘘だろ……。僕、結構なスピードで逃げてるんだぜ。何で追いつけるんだ?まさか僕の力みたいに、『追跡が上手くなる能力』でもあるってのか?けどそれだとバットの謎が解けないしな)
「やあ少年。苦労してるね?」
あの怪しげな青年がまた現れた。自転車に乗ってやがる。
「ええ…。どうしましょうこれ」
「君さ、『空気』って見えるか?」
「はあ?」
「だからー、空気だよ。約八割は窒素でできてて約二割が酸素、残った1%にも満たない中に色々入ってるあれさ」
「見えるわけ無いでしょう」
「そうだろう?……だから良いんじゃあないか」
「…へ?」

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 3.セイレーン ①

寿々谷市で一番栄えている所は?と聞くと、多くの人が「寿々谷駅前」と答えるぐらい、寿々谷駅前は栄えている。
市内に1つしかない鉄道路線が通り、駅前には大きなバスロータリーがある。
近くには市内で一番大きいらしいアーケード商店街があり、学生たちのたまり場、ショッピングモールもある。
他にも病院、市役所など、様々なものがあり―市の中心部、という言葉が相応しい場所だ。
わたしは、駅自体を使うことは少ないけれど、ショッピングモールや塾へ行くために、よく近くまで行く。
だが今週は、ショッピングモールに行こうとは思えなかった。―なぜなら、”彼ら”に出会ってしまうかもしれないと思うからだ。
一緒にいて、とにかく楽しかった”彼ら”。友達がほとんどいないような状態だから、友達になれると思ったのに、―なのに。
―”異能力”にまつわる物事に、常人は下手に関わっちゃいけない―
手を伸ばせば届きそうなのに、”彼ら”は自ら離れて行ってしまった。
もしかするとわたしは”誰かと一緒”は無理なのかもしれない、そう思った。
でもさすがに独りは嫌だった―が、かと言ってまた”彼ら”に会いに行くと、嫌がられそうな気がする。
学生が多く集まるショッピングモールに行って鉢合わせたら、ものすごく気まずくなりそうな気がして、今週は行こうとは思わなかった。

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 2.コマイヌ ㉒

「あぁ…まぁそうだよ。そうじゃなかったら追っ払ってる」
「俺もそんなだな。最初は耀平のノリに乗ってただけだけど」
「ボクは興味なかったよ? ただこれ以上関わり過ぎたら嫌な予感しかしないから、とにかく嫌だったけど」
今日一日、ネロの表情が終始不機嫌そうだった理由が分かってしまったような気がした。
少しの間、彼らはわたしを見つめていたが、耀平が「行こう」と言ったことで、また歩き始めた。
このままじゃ、彼らがわたしから離れていく―そう感じて、わたしは思わず叫んだ。
「わたしは、わたしは、ただみんなと仲良くしたいんです! だから興味だけで付き合ってるとしても―」
「―馬鹿なの?」
不意に、彼らは立ち止まった。
「…え?」
「…異能力者っていうのは、本来常人は絶対知らないものだ。その存在が知られないからこそ、今の”平穏”は保たれてんだ…」
耀平が、静かに振り向いた。その目は黄金色に光っている。
「…お前、異能力のことをすごいとか言ってたけど、アレはおれ達の”平穏”を崩すかもしれねぇんだ…―”異能力”にまつわる物事に、常人は下手に関わっちゃいけない…絶対にな」
いつの間にか、他の3人もこちらを向いていた。―彼らの目もまた、光っている。
イエローゴールド、ブルーグレー、ダークグリーン、そしてレッドパープルの光が、無言で強く訴えてくる。
―常人は、異能力に関わってはいけないと。
わたしは、金縛りにあったように動けなかった。
夕暮れの、薄暗い路地裏には、ただただ近くの大通りを走る車の音だけが、響いていた。

〈2.コマイヌ おわり〉

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 2.コマイヌ ㉑

「…アンタ、ボクらにずっとくっ付いていたけど、そーとー暇なんだね」
先を歩いていたネロが振り向いて言う。
「いや、それでもいいじゃん。別に他のみん…」
「それな! ずっとおれも暇で暇で仕方ないんだと思ってた。ま、本人の前で邪魔とか言えねーし」
耀平の発言に、わたしは凍り付いた。
「まーそうだな~、でも今邪魔って言っちゃったじゃん」
師郎が耀平に向かって苦笑する。
「にしてもさー、耀平、何でアイツのこと助けたの? 例外中の例外の、本来なら異能力のことを知るハズはないのに、知ってしまった常人に、”異能力者”として情を持たせてもいいの? フツーアウトでしょ」
ネロの言葉に、耀平はぴたりと足を止めて応えた。
「え、単純に面白そうだったから、それだけだぞ? 異能力を知ってしまった常人という面白い存在の前で、能力使ったらどうなるか、そういうキョーミ」
え…? わたしは言葉が出なかった。わたし、面白いモノなの…?
「耀平はいつもそんな調子で生きてるよな。ま俺もそう思ったけど」
「だろ⁈ やっぱそう思ってただろ?」
彼らがわたしによくしてくれてたのは、ただの興味からだけ…? わたしは、自分が勘違いをしていることにようやく気付いた。
「…待って、みんな、わたしと仲良くしてくれたのは、ただの興味なの?」
彼らは少しの間沈黙する。

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力ガ欲シイカ?

不良三人組に取り囲まれてピンチに陥っていた僕の頭の中に、声が聞こえてきた。
『力ガ欲シイカ?』
(は?)
『ダーカーラー、力ダヨ、パワー。ヨクアニメヤ漫画デ見ルヨウナ不思議ナ能力』
(はあ…。まあ、貰えるんなら欲しいさ。この場を何とか切り抜けられるような力が!)
『ヨロシイ。ナラバ私ノ力ヲクレテヤル』
そして頭の中の声は止み、代わりに聞き覚えのあるメロディになった。それを認識したときには、既に身体が半自動的に動いていた。
 ・
 ・
 ・
「ハァ……ハァ……ハァ……。いやさ……確かに言ったよ……あの場を何とか切り抜けられるような……ってさ……。けどさ……。もっと良いのあったよね⁉何だよ逃げたり避けたりが上手くなるだけって⁉もっとこう、念力とかさ!身体強化とかさ!夢のあるやついくらでもあったと思うんだよ!」
『ソイツァア仕方ナイッテモンサ。オ前ノ根ッコガ臆病ダカラ、私ミタイナノヲ呼ビ寄セルンダ』
ここまで来てやっと思い出した。あの時聞こえてきたメロディ、あれはストレスに耐えかねて海へと逃げ込んだ主人公の生涯を描いた子供向けの歌謡曲、『およげ!たいやきくん』だ。
駄目じゃん。あれ最後捕まって食われるじゃん。
『ナニ、細カイコトハ気ニスルナ』

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物質至上主義者たちがまた何かやってます。

「そういえばおにーさん」
「何だ?」
「私、おにーさんの名前知らないのですよ」
「奇遇だな。僕もお前の名を知らない」
「これまでは『おにーさん』と『おい、お前』で呼びあってましたからねぇ」
「お前は何という名前なんだ?人に尋ねる前にまず自分が名乗れとよく言うだろう」
「そうですねぇ……。じゃあ『ショーコ』とでも呼んでください」
「偽名かよ」
「本名は嫌いなので」
「そうか。しかし本名を明かさないような人間には名乗れないな」
「じゃあモノノベさんで」
「は?」
「とりあえずの名前です。お互いにだけ分かる名前ってことでどうでしょう」
「何故物部?」
「『物』質至上主義からとりました」
「そこか…。じゃあお前の名前はどこから来たんだ?」
「最初に会ったとき、私に『娼婦か何かか?』って訊いてきましたよね。そこからとりました」
「止めとけ。その由来はあまり良くない」
「じゃあモノノベさんが私の名前をつけてください」
「嫌だね。これ以上お前との縁を強くしてたまるか」
「3ヶ月も一緒に居て何を言いますか」
「うげえ。もうそんなになってたのか。しかしあれはお前が『愛を探すのを手伝ってください』なんておかしなこと言うから」
「もう見つかったと話した気がするのですが」
「そういえばそうだったな。じゃあもうお前と居なくて良いわけだ」
「そうですね……」
「ええいそんな寂しそうな面をするな!何だか悪いことをしている気になる」
「やっぱりあなた、良い人ですよね。もしかして私のこと結構気に入ってたりします?」
「まあ、会ったときお前が言った『物質的な愛』は結構良い言葉だと思ったが」

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 2.コマイヌ ⑰

「…あいつの能力の話、ちゃんと聞いてた?」
あ、そうだった、とわたしは思い出した。そもそも目が発光してるし…そういえば、どういう能力だっけ?
「あいつの『人やモノの行動の軌跡が見える』能力を使って、お前の行動を追っかけてるんだよ。でも、あいつの能力じゃ、行動の”軌跡”は見えても、誰のものかの特定はできない。ここでネクロマンサーの登場だ。ネクロマンサーの『過去そこにいた人やモノが残していった記憶を扱う』能力で、記憶を見て誰のか判別してんだよ」
わたしの心を察したのか、師郎がご丁寧にも説明してくれた。
「…なんか、探偵みたいだね」
ふと思ったことを呟くと、師郎は目を丸くした。
「は? あの2人超バカだぞ? ぶっちゃけ俺以下だから」
「ちょっと気が散るから黙ってくれる?」
不意にコマイヌが振り返った。その黄金色の目はあの明るくおしゃべりな耀平のものではなく、むしろ獣のような恐ろしさが灯っていた。
その恐ろしい目に睨まれて、わたしは恐怖で沈黙したが、師郎は慣れているのか、すまんなと言うだけだった。
これ以上文句を言われるのは嫌だったから、わたしは黙って彼らの後を付いて行くことにした。

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 2.コマイヌ ⑯

「”コマイヌ”、能力発動時はただでさえ目の色目立つんだからフード被れよ」
そう言いながら、ネロは彼のウィンドブレーカーのフードをひっつかんだ。
「あー忘れてた。でもお前の赤紫もめっちゃ目立つじゃん」
耀平、いいや”コマイヌ”が笑いながらフードを被った。
「そうだネロ、お前もちょっと手伝えよ」
何を思いついたのか、不意に彼は言った。
「は…あーはいはい、分かった分かった」
ネロは一瞬、意味が分からないという表情をしたが、すぐに理解したのかその目をあの時と同じ赤紫色に光らせた。
「んじゃ、行くぞー」
そう言って”コマイヌ”はおもむろに歩き出した。
その少し後ろにネロ、いや”ネクロマンサー”が付いて行った。
「そいじゃ俺たちも行くかーっ」
師郎のその言葉に、黎が微かにうなずいた。
「…ちょっと待って行くって…」
わたしはまた目の前でことがどんどん進んでいるせいで、混乱していた。
「ぐずぐずしてると置いてかれるぞ? アイツどんどん先へ行くから」
そう言って笑いながら師郎はコマイヌの背を指さした。
「そもそも彼…”コマイヌ”はどうやってわたしのストラップ探すの? 探す対象見たことないだろうし、そもそもわたしがどうやってここまで来たか知らないよね?」
思わずそう聞くと、師郎はちょっと驚いた。

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愛をください

「ちょっとそこのおにーさん」
「何だお前。娼婦か何かか?」
「な訳無いでしょう。ただの世界に絶望したちっぽけな少女ですよ」
「ほう。で、そのちっぽけな少女が何の用だ?」
「世界に絶望した私ですが、そんな私でも『愛』ってものを知れば、まだ生きる気力がわいてくるんじゃないかな、なんて思ったりしたわけで」
「それで、僕に何をしろと?」
「はい、私に貴方の愛をほんの少し分けてください」
「無理だ。僕は物質至上主義の人間なんでね。そんな不確実な概念をどうこう、みたいなのは他所でやってくれ」
「まあまあそう言わず。もしも愛が与えたり貰ったりできるものなら、物質的な愛もあるかもしれないでしょう?一緒に探してください」
「『物質的な愛』か。なかなか面白いことを言うな。…ふむ。ではその発言に免じて少しくらいは付き合ってやろう」
「うわーいありがとうございます!」
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「で、あれからもうひと月ほど経つが、愛は見つかったか?」
「さあ…。よくそんなに私に付き合ってくれましたね」
「それもそうだな。もう2週間早く諦めてた方が良かったんじゃないかと思わないことも無いが、せっかくだから最後まで付き合ってやろう」
「貴方、良い人ですね」
「止めてくれ。そいつぁあ買い被り過ぎってもんだ」
「もしかしたら愛ってものが見つかったかもしれません」
「ほう、唐突だな」
「ええ、大分唐突だと自分でも思います」
「何も無かったよな?」
「そうですねぇ。ところで神学的には、愛というものは4つに分類されるとか」
「へえ」
「神の絶対愛、隣人愛、友愛、恋愛の4つだそうです」
「それで?」
「まあ、そういうことです」