手を握って。
君の中にきらきらお星さまを見つけたのなら早く捕まえなくっちゃ、隠れてしまう前に!
ブランコから飛び立った瞬間、僕らは僕らじゃなくなったんだ。
すべり台のてっぺんからの景色がそれがすべてとはっきり言えたんだ。
熱にうなされて眠れない夜はさびしくて君を呼びたくなったんだ、
今でもそう。
暴風に傘を差して、どっかに飛んで行ったなら僕は新しい世界で生きていけると密かに作戦を立ててたんだ。
どうかこの夢が、僕らの眠る間だけは、夢のままであれるように、
悪くなった視力でも、鮮明に焼き付けられるように、
サンタさんにお願いをしよう。
君の横顔がきらきら眩しくなったら飛行機雲を追って旅しよう、見たことない景色にたどり着いたら、君はもっと笑ってくれるだろうか。